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Head Over Heelsについて [ひとりごと]

昨夜のラジオ「メロウな夜」は「Songs in the Attic 〜屋根裏の名曲たち〜」と題して、90年代のR&Bボーカルグループの忘れがたい名曲を集めた選曲でした。知らない曲もいっぱいあって楽しいひと時でした。

大好きなアルーアの「Head Over Heels」は聴いたことのないリミックス・ヴァージョンで、R&Bってリミックスなんかもかっこいいのがいっぱいあるんですよね。
ダンサブルな音楽好きな僕にはこっちの方が好きかも。

それにしてもアルバム・ヴァージョンと同じ曲とは思えないほど違うんですけど・・・このリミックス、ダウンロードしようかな。


ひさしぶりに聴いたNASのラップもかっこいいアルバム・ヴァージョン。


NASはジェネイ・アイコの新作にも参加してるんですが、さすがにオールド・スクールだなぁと思ったけど、この頃はバリバリ時代にハマっててカッコいいね。
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新手のアフリカン・ポップについて [ひとりごと]

しばらくアフリカ音楽はフランコとか古いのばかり聴いてましたが、Youtubeであれこれ聴いてると、芋づる式に見つかりますね。どこの国の人かよくわからないんだけど、ナイジェリアとか南アフリカとかが多いのかな。

どれ聴いてもうーん。カッコいいって感じなんですけど、アルバムを探すとだいたいなくてシングルばっかり、バシバシ出してるってのがストリーミング時代なんですよね。

もうこういうのはスポティファイのプレイリストとかだらだら聴いてくのが良いのかもしれないな。


これも良い。リズムトラックが面白いんですよね。

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パワーもしなやかさも据え置きのンバラ・クイーン [アフリカ]

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年も明けて2か月が過ぎ、続々と新作も出揃ってきましたね。
1-2月は昨年購入作を聴くことが多かったのが、ここにきて新譜聴きに追われてます。
聴くのに忙しくて記事にしてないんですけど、ジェネイ・アイコに続いて紹介するはこれ!

ヴィヴィアンの新作ですよ!タイトルは「Benen Level」。
最近はViviane Chididって名義みたいですけど。
5年ほど前だったかにミニ・アルバムがありましたけど、フル・アルバムは2010年の「WUY YAAYOOY」から10年ぶりですよ。シングルはちょこちょこ出してたので、活動はバリバリしてたんでしょうけど、待たされたなぁ。

ンバラの新作とか話題作とかいくつかあったと思いますけど、僕はほとんどスルーしちゃってたんですよね。どうしても聴きたいって思わないものが多くって。
たぶん僕はヴィヴィアンのスターらしい華やかさとか洗練とかも含めて大好きだったんですよ。
冒頭歌いだしの華やかなポップさに、あぁこれこれってね。
もちろんこの1曲目からタマとサバールの乱れ打ちが乱舞して、もう全開ですよ。
もろ手を挙げて喝采を叫ぶしかありません。

最近はアフリカ音楽はアンゴラやナイジャ・ポップはじめ若い世代による新しい波が押し寄せていて、僕なんて全然追いつけてません。セネガルにも若い世代のポップがあるのかないのか良く知りませんが、ベテランも負けてらんないってことでしょうか、この新作はもう有無を言わさない素晴らしい出来に仕上がってますよ。

傑作「WUY YAAYOOY」と比べて特別新しいことをやってるとも思えない。っていうかほとんど変わらない。ってことはオールド・スクールなンバラってことになるのか。ニュー・スクールなンバラがあるのかよくわからないけど。
2曲目や9曲目なんかは打ち込みも交えて新手のンバラ・ポップなのかもしれないけど、それにしてもパワーもしなやかさも10年前のまま、微塵も減じず据え置きってことに驚いてしまう。
MVもある「Deranger」なんて、ほんとスカッと爽快なンバラで後半の太鼓乱れ打ちには興奮せずにいられません。もうこれこれ。これを待ってたんだよ!こうなると新しいとか古いとか関係ないよな。

テンション上がりぱなっしのまま突っ切る全11曲41分。
ンバラ・クイーンは堂々健在を示す傑作です。

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家族を想うとき [映画]

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マイホームの夢を叶えるため、新しい職場で働く父とそれを支える母。しかし次第に、子どもたちとの時間が奪われていき…。

ケン・ローチ監督:家族を想うとき
名匠が引退を撤回しての作品。原題の「SORRY WE MISSED YOU」とは、宅配便の不在通知の文言。家族のために身を粉にして働けば働くほど、家族と過ごすことが困難になってゆく。ラストも、え、これで終わり?という超辛口。見て楽しくなる作品じゃないだろうけど、これが見るべき映画ってもの。傑作です。
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惹かれてやまない蠱惑的な歌声 [R&B/JAZZ/etc]

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そんなわけで、数日前にリリースを知って以来、まさに指折り数えて待っていたジェネイ・アイコの新作「Chilombo」。アルバム・タイトルは彼女の本名Jhene Aiko Efuru Chilomboに由来するそうです。
そんなに待っていたのに、最初軽く試聴したんですよ。頭から全部がっつり聴かずに、一曲数十秒ずつ。
そしたら、ちょっと危惧してた通り、同じようなミディアム・スローの曲が並んでいて、以前1stと2ndもそんな風に聴いてみたら同じような曲ばっかりで、そのままになってたんですけどね。

でも!でもですね。
頭からじっくり聴いていくとこれが良いんですよ。
1曲目のラウンジーなピアノをバックにしたインタールード曲を幕開けに、昨年リリースのシングル「Triggerd」「None of youe concern」は二曲ともほんとよく似た曲で、昨年さんざん飽きることなく聴いたにもかかわらずやっぱり惹きつけられ、続く「Speak」はテイストは前2曲とは違うも同じようなミディアム・スローの曲なんだけど、やっぱりこれも良い。

そんな風に知らないうちに惹きつけられ、そのスローなグルーヴの中に取り込まれていく。これってなんだろ?と思ったんですが、ここでハタと気づきました。
この同じような曲が続く感じは最近のラップ、トラップとかと同じだなと気が付いた。同じような曲ばっかりなのに、それを楽しめる、微妙な差異を見いだせてる?わからないけど。
ただ音楽的にはトラップってわけじゃないです。もちろんそういう要素はありますけど。

Big Sean、H.E.R.、Future、Miguel、Nas、John Legend、Ty Dolla $ignなど豪華なゲスト陣を従え、もちろん現行R&B~ヒップホップの括りの中にあるんだけど、どこかオーガニックでナチュラルというかロハスというかな空気感が新鮮。彼女の祖母の生誕地ハワイで録音されたことも影響してるんだろうか。
彼女の歌は、古典的なR&Bの観点からすると、とりたててソウルフルってわけじゃないないし、声量も心もとないし、でも時おり胸の奥にするすると入り込んで内側から揺さぶるエモーションが感じられるんですよ。自分でも、彼女の歌をどうとらえていいのかよくわからないでいるのが正直なところ。でも惹かれてやまない蠱惑的な歌声。

おそらく聴く人によっては同じような曲が続いて、それも全部で20曲も入ってるし、途中で飽きちゃうってこともあるかもしれない。所謂ノリノリのダンス・ナンバーなんかないしね。
実際僕もなんとなく退屈してるような気もする。でもその怠惰なグルーヴに魅せられちゃってる?目眩の中でたゆたってる?
でもトラップもそうだけど、こういうミディアム・スローのグルーヴでノリノリで踊っちゃうのが今ではあるんですけど。

うーん。とりあえず今年聴くべきR&Bはジェネイ・アイコ。
と言わせていただきましょうか。
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Rocksteadyについて [ひとりごと]

昨年からなにげにレゲエを聴くことが多くなってるんですよね。
それで最近はちょっとロックステディが聴きたいなぁと探したら、ちょうど良いコンピレーションが見つかったので、スポティファイで聴いてたんです。
でもプレミアムじゃないんで、もう聴けなくなっちゃった。
そんなわけで昨日それをCDでオーダーしました。

この曲も入ってます。

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Valentine's Dayについて [ひとりごと]

ヴァレンタインはとっくに過ぎましたが、今夜はケラーニのこの曲を。
ジェネイ・アイコ同様、彼女もアルバムがありそうな今日この頃ですね。


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Happiness Over Everythingについて [ひとりごと]

昨年からずっと1-2か月に一曲くらいずつ新曲をリリースしているジェネイ・アイコがまた一曲「Happiness Over Everything」をリリース。
この調子だとそろそろアルバムがあるのかなっと思ってたんだけど、そのとおりで、3/6に3枚目のアルバム「Chilombo」をリリースされる。

あと三日じゃん!うれしい。
今一番好きな歌手だもん。
リリースされる曲はいつもミディアム・スローのメランコリックな曲ばかりで、そういう曲をポツポツとアルバムとは関係なくリリースするのがストリーミング時代の歌手としてはふさわしいのかなとか、アルバム一枚同じような曲ばかりじゃ飽きちゃうかもしれないしなとか思ってたんですけど、やっぱりアルバムは楽しみです。
こんなに好きなのに1枚目も2枚目も、ちゃんと聴いてないんだけど。

ミゲルにフューチャーを従えて。全てにおいて「今」が旬です!

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文化系のためのHP入門3を読む [ひとりごと]

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長谷川町蔵/大和田俊之 著の 「文化系のためのヒップホップ入門3」を読みました。
2を読んで昨年初めはラップをストリーミングでよく聴いてました。興味が長続きしませんでしたが。

昨年末に本屋で見かけたこの「3」を見かけて図書館にリクエストしたんですよ。図書館ってリクエストするとだいたい入れてくれますね。
今回は15~18年のヒップホップ・シーンを振り返ったものになっていて、このあたりだとつい最近なので僕も聴き馴染みのあるものも結構あります。

そんなわけで今回も楽しく読んだんですが、著者ふたりが楽しく語ってるほど取り上げられた音楽が僕には魅力的に響かないのはこれまで同様なんですが・・・

アフリカ系アメリカ研究の有光道生氏を迎えての話もあったりして、とってもためになるんだけど、やっぱりラップってシーンやリリックの内容がわからないと楽しめない部分が多いんだなぁと再認識。
この本のどこだったかにラップは音楽至上主義じゃないとか書いてあった気がするけど、僕は音楽至上主義のリスナーだからなぁ。ワイドショー的な部分も知らないと楽しめないんじゃさぁ。

でも興味はやっぱりあって本を読みながらいろいろスポティファイやYoutubeで聴きましたけどね。
一番かっこいいと思ったのが、Dr.Dre「Compton」だったりして。それはたぶん低音の気持ちよさに身体的に反応してるだけなわけで。

そんなわけで今はMigosの「Culture」を聴いてる。トラップは昨年それなりに聴いたせいで、けっこう好きかも?なんて思うほどにはなったけれども、とはいえ3曲以上聴けばどれも同じに聴こえてきて、退屈してくるような気も・・・
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 [本]

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今年に入ってから、朝井まかてばっかり読んでたんですが、ひさしぶりに翻訳小説を読みました。スコットランド出身で今はカナダに住んでるのかな。エリック・マコーマックという作家の「雲」という作品。もう80歳くらいらしいけど、初めて読む人です。

なんだか奇妙な小説でしたね。
登場人物が微妙にずれているというか、ストーリー自体は読者を煙に巻くようなことはないんだけど、突然グロい奇妙なエピソードがでてきたり、それが何を意味するのか、何かのメタファーなのか、最後にそれが回収されるかというとそういうこともなく。

愛や人生の不可解さ。
人は他者や物事を自身の見たいようにしか見ない。
とか色々、読み終わった後に、誰かと語り合いたくなるような小説でした。
面白かったから、そのうち他の作品も読んでみようかな。
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