Apple Music Playlist 2024.01.31

Cleber Almeida：Bem Sacolejado
ブラジルの打楽器奏者による北東部音楽を取り入れたという作品。肝心の北東部音楽ってのを良く知らないんですが。こういう言い方が正しいかどうかわからないけど、ファンキーです。リズムがダンサブルで楽器のソロがジャズっぽいなと思ったら、Blaxtreamからのリリースなんですね。なるほど。アコーディオンなど参加ミュージシャンを辿って他も聴いてみたいと思わせるし、30分にも満たない短かさが残念になる秀作。

Apple Music Playlist 2024.01.30

Aida Samb：Nangu
今夜もンバラの新作を。グリオ系の家系に生まれたというアイダ・サンブの新作。３曲目のタイトルが「Youssou Ndour」ってことで、これはユッスーの曲らしくカバーなのかな。ユッスー印の王道ンバラで気分もアガります。打ち込み的なところは少なく、トーキング・ドラムが誇らしく鳴り響く。力強く伸びやかな歌声は貫禄も感じさせ、デビュー作から10年、今が旬でしょうかね。傑作ですよ。

Apple Music Playlist 2024.01.29

Adiouza：Plan B
ひさしぶりにンバラをチェック。前作はすごく良かった覚えのある人。その前作から10年ぶりの新作。当然ながら打ち込みも交えたンバラですが、アフロビーツ的なところもあるかな。でもトーキング・ドラムっぽい音も配されたグルーヴはやっぱりンバラ。後半にいくにしたがい王道感を増して、爽やかな歌声がポップなメロディに映える曲もあれば、ンバラらしい打楽器乱れ打ちもあり、ラストはサルサ・ンバラ？硬軟取り混ぜ楽しませてくれる快作です。

Apple Music Playlist 2024.01.28

Mokhtar Samba：Racines
新作が良かったので、これは2015年作。これはジャズですね。マイルズやトレーン、モンクなどの曲を取り上げていて、ルーツという意味のタイトル通り、自身のルーツであるアフリカのリズムを取り入れたジャズになっています。でも所謂アフロ・ジャズのような暑苦しさみたいなものはなくて洗練されています。「フレディ・フリーローダー」なんてかなり面白いアレンジになっていて、どの曲も聴きごたえたっぷり。僕好みです。

ひさしぶりにレコード買う

ひさしぶりにレコードを買う。
サブスクで聴いた吉田美奈子の「BELLS」。
以前でてたCDはもうけっこうなプレ値がついちゃってるし、大竹伸朗による版画のジャケも素敵で、レコードで持っててもいいかなと思って。
届いてみると重い。180gの重量盤だそうで、早速聴いてみる。
やっぱ良いな。音がどうとかCDやサブスクと比較はできないけど。ジャケの版画部分は別紙が張り付けてあって丁寧な仕事です。まぁ4000円以上するし、音楽ソフトとしてはちょっと高すぎるけど。でも半分美術品を買ったってことで、末永く愛聴していきたい。

あとボブ・マーリーの「キャッチ・ア・ファイアー」の50周年記念盤も買った。
Disc2のライブが聴きたくて。この部分だけサブスクではきけないんですよね。ラジオでちょっと聴いて、バーニー・ウェイラーがいた頃の、唯一の公式ライブってことで聴くのが楽しみです。

Apple Music Playlist 2024.01.26

Brecker Brothers：Out Of The Loop
ブレッカー・ブラザーズなんてほとんど興味なかったんだけど、たまたま聴いたこの94年作は良い。90年代的なブラック・ミュージックのグルーヴにアップデートしてるところがクール。ファンにいわせれば、70年代の全盛期を聴けってことだろうし、打ち込みサウンドに拒否反応おこしちゃうかもしれないけど、往年のキメキメ・バカテク・ファンクよりもこちらのクールさの方が今の僕にはしっくりくる。カッコいい。

Apple Music Playlist 2024.01.25

Read More：S.O.U.L.
95年の初作は今でも聴くマーティン・ジャロウ。でも97年の2ndは聴かずじまいだった。前作同様、レイ・ヘイデン制作のこれも遜色なくよいですね。90年代らしい、UKソウル・サウンド、グラウンド・ビートの延長にあるグルーヴが心地良い。「Revival」級の曲はないかもしれないけど、充分良曲の揃った良作と言えるでしょう。そういえばレイ・ヘイデンって今何してんのかしら。

Apple Music Playlist 2024.01.24

Mokhtar Samba：Safar
モロッコ生まれ、セネガルにもルーツを持ドラマーの2023年作。一曲目はマンデ調でシャープなドラミングがめちゃくちゃカッコいい。続くはトーキング・ドラムの音も聞こえるンバラ調が後半カルカベが入ってきてグナーワ風になるというハイブリッド曲。これはカッコいいワールド・ミュージック。フランスをベースにしてるせいもありめちゃくちゃ洗練されていて、ジャン・フィリップ・リキエルなどワールド・ファンにはお馴染みの名前も見える参加ミュージシャンもなんでも演奏できそうな感じ。歌はたぶんゲストに歌わせてんだろうけど、ジャズ的な要素やカリブ風もあり、これは良いなぁ。

Keep It Hotについて

今夜はネタがないので、キャメオの「Keep It Hot」を貼り付けるわけですが、このロング・ヴァージョンは初めて聴いた。
80年代のこういうリミックス・ヴァージョンは多かったですが、これはボートラとかで付いて普通に聴けるのかな。

ファンクは長ければ長いほど良いと思ってるので、こういうのは堪えられません。

Apple Music Playlist 2024.01.22

Clifton Chenier：Bayou Blues
ニューオリンズ音楽は大好きだが、ザディコやケイジャンはさんなに聴いてない。今夜はクリフトン・シェニエを。このジャケは見たことある。タイトル通りどブルーズですねぇ。ディランの「Together Through Life」でデヴィッド・イダルゴがブルージーなアコーディオンを弾いてたのを思い出した。粘っこいアコーディオンと塩辛い歌声がいいな。