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Mobulu teについて [ひとりごと]

夏に「スキヤキ・トーキョー」でやってくるジュピーテル&オクウェス。
1stはもう10年前になるのかぁ。日本にもやってきて狂乱のライブを披露してくれたのは鮮烈に覚えていますよ。

出たばかりの新曲。カッコいい。

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Today's choice 2023.05.30 [Today's choice]

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今週はあまり天気が良くないみたいで、もうすぐ梅雨入りかなぁ。
今夜はメイズの80年作「Joy & Pain」を。

デビュー時と比べるとすっかり洗練されたメロウ・ソウルを聴かせるグループになってます。
タイトル曲はライブ作「Live in New Orleans」での熱演も有名な代表曲ですが、同じくライブ作にも収録されていた2曲目の「The Look In Your Eyes」が大好きなんですよね。高揚感のあるメロウネスに幸せな気分になります。それに「Roots」のようなインスト・ラテン・ファンク・ナンバーも好き。
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サラとノラのデュオ [ひとりごと]

昨日サラ・ケイト・モーガンを聴いたら、続けて流れてきたのがノラ・ブラウン。
彼女はつい先日日本に来てたんですよね。まだ10代のバンジョー奏者兼歌手。

サラとノラのデュオでライブ録音を1曲だしてました。
才能ある人たちは繋がっていくんだなぁ。

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Apple Music Playlist 2023.05.28 [Astral's AM Playlist]

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Sarah Kate Morgan:Old Tunes & Sad Songs
テネシー出身のダルシマー奏者兼歌手。彼女が弾くアパラチアン・ダルシマーは所謂ダルシマーとは全く違う楽器ということを今知りました。ジャケでもってるのがそれで、膝に置いてドブロ・ギターみたいに弾く演奏法なんですね。トラディショナルにジーン・リッチーの曲や自作も交えたレパートリー。こういう音楽が今もリアルに響く場所を体験してみたいと思わせる。フォーク・シーンって今なにげに活況を呈していますよね。

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Stack A Leeをどうぞ。 [ひとりごと]

今夜はネタがないので、もうすぐでるドクター・ジョンのモントルーのライブから、「Stack A Lee」をどうぞ。モントルーって多分公演は全部録音してあるんでしょうね。


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滋味深い成果 [ポップ/ロック]

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昨年、聴いてなかったロック系のアルバムを聴いてく中で、ブルース・コバーンも聴いて、それから今年に入ってからもコバーンのアルバムをよく聴いてました。といっても数枚しか持ってないですけど。
僕は決してコバーンの良い聴き手ではないけど、いつでも信頼できる音楽家という印象なんですよね。最近は特にそう思います。

コバーンの作品を全部聴いてるわけじゃないが、というかその半分も聴いてないんだけど、アクースティックだったり、ジャズ的だったり、ロック的だったり、と音楽的な変遷はあるにせよ、その時々でそれらの音楽的成果を残した人だと思う。この時代のアルバムは今聴くと厳しいなというのがあまりない。リチャード・トンプソンと似てる。ギターの名手でもあるし。たぶんあまりセールスとかを気にしなくてよいからかもしれない。固定ファンがちゃんといてヒット曲を要求されるわけでもないし。

コバーンの新作を聴くのは2011年作「Small Source of Comfort」以来。あのアルバムは僕の中で震災と強く結びついてしまった思い出深いといっていいのかわからないけど、そんな作品でした。その後2枚くらいあったと思うけど、それらはスルーしての新作「O Sun O Moon」。

自身の弾くアクースティック・ギターを中心としたアンサンブルの穏やかなアルバムとなっていて、プロデューサーを務めるのは盟友コリン・リンデン。録音はナッシュビルで行われていて、そのせいかベースにはライル・ラヴェットのラージ・バンドに在籍もするヴィクター・クラウス、ドラムは90年代から付き合いのあるゲイリー・クレイグ。コーラスのサラ・ジャローズ、アリソン・ラッセル、ショーン・コルヴィンなどがささやかな華やかさを添えている。

アクースティックながらドライブ感のある「On a Roll」で始まる本作は、長いキャリアの中で培われた音楽的成果が滋味深く各曲の中に溶かし込められているようで、どの曲もフォークだとかジャズだとか一言では言い表せない。曲によってヴァイオリンやアコーディオン、時にはストリングスやホーン・セクションが効果的に配され、曲毎にカラーを微妙に変えて彩っていく。

歌詞を吟味したわけじゃないが、この数年のあいだの世界の移ろいを前に、こぼれた想いが綴られているのだろう。ブックレットに写るコバーンは髪も髭も真っ白で、扮装によってはサンタクロースに見えるかもしれないが、その透徹した瞳は変わららず世界を見つめている。
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自分の文化を生きるか殺すか [ポップ/ロック]

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「音楽航海日誌」をパラパラ眺めていると、この人は最近どうしてるかな?と思ってサブスクで検索したりするってことありますよね。
ルイジアナのケイジャン、ジョーダン・ティボドーの、「La prière(祈り)」と題された新作もそうして発見しました。これがまた前作をはるかに凌駕する強力盤。
「俺はハリケーンの中で生まれた!」剥き出しのシャウトに始まる一曲目「Né dans un ouragan」で度肝を抜かれました。

前作も粗削りで無垢なケイジャン・ミュージックを体現した作品でしたが、本作はもう前作でさえ大人しかったと感じるほどの激情迸る音に圧倒されます。前作では伝統を次の世代へ伝えていこうという初々しい情熱が音にも表れていましたが、ここではその想いは変わらずとも、そこから一歩踏み出し、今自分が奏でる音こそが伝統であり、ティボドーいうところのルイジアナ・フレンチ・ミュージックは今ここにある自分達の生活や喜怒哀楽を伝えるリアルな音楽なんだと宣言してるかのようです。

激情的な一曲目からメドレーの様に繋がる「Blues de bon rien」はプロデューサーも務めるギターのジョエル・サヴォイのトワンギーなギターが艶めかしいケイジャン・ブルース。
3曲目でようやく登場する軽快なロッキン・ケイジャン「P´US PERSONNE」。ブルース・ブギー「One-step de Rôdailleur」、荒々しいダンス・ミュージック「Cypress island stomp」、前作以上に多彩な曲が揃っていますが、様々なスタイルを試す中では、その演奏法は違う、伝統的じゃないだのという言葉もあったようです。

でも過去のスタンダードなレパートリーを演奏するのでなく、自分の感じたことを音にすることこそが、伝統を継いでいくことになるのだという確信と覚悟がすべての音から感じられます。ここ数年のうちに書いた40曲ほどもある中から選ばれたという10曲は、自分がどこから来たのか知っているから、この音楽と共に未来へ向かっていけるのだという自信が漲っています。

ジャケに写っているのはティボドーの曾祖母だそうで、裏ジャケには同年代の古い家族写真に「自分の文化を生きるか殺すか」の文字が添えられている。本作を聴けば、その曾祖母の時代から受け継がれた自分達の文化を捨てずに受け継いでいきたいという想いが全ての音から伝わってくる。

アルバムはルイジアナ、サイプレス・アイランドの地中深くから鳴り響いてくるようなフィドルのドローンの中、チャントのようなメロディを歌うティボドーの歌声が娘たちのコーラスに引き継がれて幕を閉じる。ケイジャン音楽の脈動をありありと伝える傑作です。
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バンドの充実がソロへ [R&B/JAZZ/etc]

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楽しみにしていたアイヴァン・ネヴィルの20年ぶりだかのソロ作「Touch My Soul」。
アイヴァンって80年代後半、アーロンの息子で、ロックの大物とも共演歴もあるということでそこそこ注目されたけど、ソロ作はいまひとつでパッとしなかった。
90年代はキース・リチャーズのソロ活動に付き合ったり、バイプレイヤーとして良い味を出すミュージシャンって感じでしたよね。

ネヴィル・ブラザーズの2004年作「Walkin' In The Shadow Of Life」に全面的に参加し、ニューオリンズ・ファンクを見事にアップデートしていいて、イアン・ネヴィルも参加してたから、これからは親父世代から息子世代でネヴィルズってやっていくのかなと思ってたんだけど。その後の来日ライブには参加してなくてがっかりしたのを覚えてる。でももうその頃にはダンプスタファンクをやってたのかな。

それでこのひさしぶりのソロ作。
ダンプスタみたいなゴリゴリのファンクを期待してたら、そうでもなくて最初聴いた時はちょっと肩透かし。でも不思議と何度も聴きたくなるスルメ盤でした。

ダンプスタファンクのメンバーをはじめ長年の気の合う仲間が参加。
ちょっとニュー・ソウルな雰囲気の「Hey All Together」で始まり(無駄にコーラス陣が豪華)、正調NOLAファンクの「Greatest Place on Earth」、プログラミングも交えたポップ・ソウル「Might Last a Lifetime」などヴァラエティに富んでるし、曲が地味ながら滋味が感じられるのが何回も聴きたくなる理由かな。

とはいえ基本のファンク魂は隠しようもなく、Pファンクな「Dance Music Love」やグラハム・セントラル・ステーション?な「Stand for Something」もあるし、タイトル曲や「Blessed」のような曲にはゴスペル・ルーツも脈打っている。ちょっと意外なトーキング・ヘッズの「This Must Be the Place」のカバーもポップな良いアクセント。最後はピアノ・ソロが美しい「Beautiful Tears」。

ダンプスタファンクの活動での充実がそのままソロ作へも引き継がれた秀作です。
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Apple Music Playlist 2023.05.23 [Astral's AM Playlist]

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Bobby McFerrine:Bobby McFerrine
アル・ジャロウを聴いて思い出したボビー・マクファーリンを今夜は聴こう。なんかイメージが一緒なんですよね。最近は子供たちが活動してますね。「ドン・ウォリー・ビー・ハッピー」が有名ですけど、これは82年のファースト。いきなりオーリンズの曲で始まったりして、ついでにヴァンの「ムーンダンス」なんかもやってる。これがなかなかお洒落なアレンジで気にいった。「You've Really Got a Hold on Me」で聴こえてくる歌声はフィービ・スノウでこれにもびっくり。イメージ通りのヴォーカル多重録音曲やトランペットの口真似とかもある。でもスキャット・ヴォーカルってちょこっとなら良いけど、まるまる一曲っていうのは苦手です。
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Apple Music Playlist 2023.05.22 [Astral's AM Playlist]

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Al Jarreau:We Got By
そういえばアル・ジャロウって聴いたことない。これは75年のデビュー作。なんかジャズ/フュージョンのやたらと音域の広いアクロバティックな歌手っていうイメージで、まったく興味なかった。これはまだジャズっていうより、コンテンポラリー・ソウルって感じですね。でもソウルとして聴くにはスマートすぎるというかアクが足らないというか。ジャズ/フュージョン系にシフトしたのは正解なのかな。これはこれで悪くないけど、まぁあんまりピンとこなかったかな。
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