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ナチスに仕掛けたチェスゲーム [映画]

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ツヴァイク原作「チェスの話」を映画化。ヒトラーの命令で監禁された公証人が1冊のチェス本を武器に、命を張ったナチスとの心理戦に挑む驚愕のサスペンス!

シュテファン・ツヴァイク監督:ナチスに仕掛けたチェスゲーム
ひさしぶりのナチス関連の映画。このては実話を元にというのが多いのだけど、本作は文学作品が原作だけに、仕掛けのあるストーリー展開がサスペンスフルに展開。主要キャストの熱演もあり、最後まで緊張を切らさず楽しめた。秀作。
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Apple Music Playlist 2023.09.29 [Astral's AM Playlist]

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Paula Lima:Ao Vivo no Blue Note SP
今年でたライブEP。SPというのはサンパウロってことかな。絶賛愛聴中の2008年のライブと比べると、グッとアダルトな雰囲気漂う。でも洗練されたバックの演奏に温もりある歌声は変わらず。6曲しかないのが恨めしくなる充実のライブ。レゲエ・ナンバーもあったりして楽しいなぁ。ダウンロードがなんと300円なので、2008年盤を聴きまくったら買っちゃおう。
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Today's choice 2023.09.28 [Today's choice]

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今夜はひさしぶりにキューバ音楽でもと思って、手に取ったのは、フリオ・クエーバの「Butuba Cubana 1943-1944」。
一曲目からカスカリータのファンキーな歌声が聴こえてきて、やっぱこの頃のキューバ音楽は最高です。

トゥンバオのキューバン・クラシックスはサブスクにも以前はあったんだけど、ほとんどなくなっちゃったみたいだな。
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Apple Music Playlist 2023.09.27 [Astral's AM Playlist]

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TIGADRINE:TAZANA
モロッコのグナーワ・ロック。こういうのだとゲンブリの音が聞こえてきそうなもんだけど、そういうのはなしで、ギター・アンサンブル中心のロック。基本的にロック・ビートなので、もう少しグナーワの呪術的なビートが前面に出てきた方が良いような気もするけど。いやでもこのロックなビートが個性なのか。でも本作ではやっぱりカルカベの音も聞こえる、粘りつくようなギターもカッコいいこれぞグナーワ・ロックな5曲目が一番気に入りました。ギターはこれでも十分カッコいいけど、もっと大暴れしてくれても良いんじゃない。今後に期待。
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Apple Music Playlist 2023.09.26 [Astral's AM Playlist]

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Eva Celia:Eva Celia
遂に出た!エファ・セリアの新作。2016年の1stはほんと大好きで今でもフェイバリット。全然音沙汰ないなと思ってたら。うれしい。でもこのジャケ見てちょっと嫌な予感。ジャケ同様中身も前作とは打って変わったポップ・アルバムなんですな。
前作の生バンドがバックのジャジー・ソウルが好みだったので。うーんなんですが。曲自体は悪くはないんですけど。打ち込みバリバリで。いや別に打ち込みだって良いんですが。
はっきり言って、世界中に数多溢れるテイラー・スウィフト風味のポップ作とも言えるわけで。正直がっかり。なんでこうなっちゃうかな。テンションがた下がりですよ。
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1秒先の彼 [映画]

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何をするにも人より1秒早いハジメと1秒遅いレイカの “消えた1日”を巡る物語。

山下敦弘監督:1秒先の彼
たいして期待もなく見に入ったらとてもよかった。主人公の1日が消えてしまう謎ときも、納得のオチで終わらせてくれて感心しました。宮藤官九郎による脚本もユーモアたっぷりで、ひさしぶりに声をあげて笑わせてもらいました。台湾映画のリメイクだそうでそっちも見たくなった。秀作です。
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サンバの粋を宿して [ラテン]

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セウ・ジョルジからジョルジ・ベンジョールですっかりサンバ・ソウルに目覚めた私ですが。そんなところに「After you」で紹介されたパウラ・リマに食指が動かないわけがありません。
サブスクであれこれ聴いてたちまち大好きになったんですが、中でも僕が一番気に入ったのは2008年のライブ作「Sambachic」です。ライブ盤好きってのもありまして、ヴィヴィッドな歌声とグルーヴにすっかりまいっちゃいましたよ。

本作はDVDでも出てて、Youtubeで見ましたが、そちらの方が曲数も多くイヴォニ・ララをゲストに迎えたシーンもあるんですが、CDでは収録時間の関係か14曲の収録となっています。

それでもこのライブは素晴らしい。
曲目はこれまでのスタジオ作から選ばれているのかな。セウ・ジョルジとのデュエット「Cuidar de Mim」もあるし(正直バラードを気取って歌うよりどファンキーにきめてほしかったけど)、ジョルジ・ベンジョールの「Jorge da Capadocia」やラストの「Meu Guarda-Chuva」も腰を動かさずにいられないサンバ・ソウル満載。先達の遺産をしっかり受け継いでいるところなど、レイラ・ハサウェイのライブ盤を思い出した。年齢的にも同世代だし。

バック・コーラス3人を含むバンドはこの頃のパーマネントなメンバーなんでしょうか。映像を見ても息の合ったアンサンブルが素晴らしい。もちろんそこにのるおおらかで陽性のヴァイブをみなぎらせたパウラ・リマの歌声がなにより聴き手の心を解放させるんですよ。
ブラジルらしいなと思ったのはドラムの他に打楽器奏者が2人もいて、多くの曲でドーンと低音のスルド?やパンデイロの音が響くところがサンバ・ソウルならでは。他にもトロンボーン奏者はマルチ楽器奏者でもあるらしくカバキーニョの音も多くの曲で聴かれる。タイトルどおりサンバの粋がそこここに脈打ってるんですよね。

彼女の一番良い時を刻み付けた快心のライブ盤なのは間違いなし。
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内へ向かって飛び立つ [R&B/JAZZ/etc]

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クレオ・ソルの新作「Heaven」が素晴らしい。
いつものようにCDを待ってなんてやってると、聴きたい時期を逸してしまうので、今回は珍しくとっととダウンロード購入しました。

60-70年代のシンガーソングライターに範を求めたような音楽にはもう全然興味が持てなくて、クレオ・ソルは70年代のキャロル・キングを思わせる雰囲気を感じさせながら、自然と似た雰囲気になったという感じで新鮮に響く。そもそもこのリズム感・グルーヴは2020年代を強く感じさせるものですよね。

前作は7-8分と長尺の曲もあって、全体的にちょーっと長い・・・かなと思ってたんですけど、今回は2-3分のコンパクトな曲が中心で、全体の尺も前作の半分にも満たない30分しかない。

前作「Mother」同様、インフロ―のプロデュースでフォーキー・ソウルな音楽性に大きく変化はないが、冒頭のベースのグルーヴに先導される「Self」に象徴されるように、よりソウル・フィーリングが濃厚に漂っている。タイトル曲の内に秘めたようなファンクネスも前作にはなかった。
「Miss Romantic 」のラップ的ともいえるトーキング調の歌もソウルフル。ジャジー・ソウルな「Nothing On Me 」は昨今のUKジャズとの親和性も示している。そしてラストの「Love Will Lead You 」の穏やかながらも確信に満ちた歌声は美しく力強い。

前作は母になった喜びや生活が反映されたやさしく穏やかな作品でしたが、新作ではその生活の中で思いめぐらせた思索が綴られているような。緩やかなグルーヴの中で、ゆっくりと深く内へ向かって、内向しつつも内省的ではない、胸の中で翼を広げて飛び立つような解放感も感じます。
相変わらず妙に生々しいパーカッションの音はじめ、録音も素晴らしく良く、プロデューサーとアーティストの幸福な邂逅といったものを感じさせます。

前作、前々作ともにフィジカルはCDとLPだったけど、今回は今のところLPだけ。
でも、なんと9月29日にもう一枚新作「Gold」を出すとのことで、楽しみに待ちたい。これは是非ともフィジカルで欲しいと思わせる作品なので、抱き合わせで1枚のCDでもいいから出して欲しいな。
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Today's choice 2023.09.22 [Today's choice]

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今夜はディランを。
僕が普段聴くディランは97年作「Time Out of Mind」以降の作品ばかりで、60-70年代のアルバムを聴くことはほとんどない。というか全くない。「ブロンド・オン・ブロンド」とかもう30年は聴いてない。

80年代のアルバムも聴かないけど、かろうじて89年作「Oh Mercy」はたまに聴きます。
ダニエル・ラノワ・プロデュースのニューオリンズ録音、ネヴィルズの面々が参加してたり、何より良い曲が揃ってる。この頃から延々ツアーばっかりやるようになって、調子を取り戻していったんですよね。
このアルバムからももう30年以上経ったんだなぁ。
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Today's choice 2023.09.21 [Today's choice]

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今夜はプリンスのブラック・アルバムを。
あれ?これってサブスクにあったけ?
気になってみてみると、やっぱりないみたいだな。ダウンロードとかでも売ってないみたい。
プリンスの傑作のひとつだと思うんだけど。なんでこれないんだろう。ワーナーから出てるのに。
よくわからないけど一刻も早く聴けるようにしてほしいな。
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