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Today's choice 2023.03.31 [Today's choice]

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今夜はデニス・ボーヴェルの「I Wah Dub」(1980)を。
リントン・クウェシ・ジョンソンなどのプロデューサーとして有名ですが、これが最初のアルバムなのかな。
ジャマイカ産のサウンド・システム向けのダブというより、イメージとしては脳内宇宙へのワープみたいな、よくわかりませんが。僕の持ってるのはジャケがオリジナルとは違くて、オリジナルはこんな感じで、

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このジャケからイメージする宇宙への想像旅行というか、これもブラック・フューチャリズムとかそういうものに通じるのかな。一曲目の冒頭、ざわめきと足音が聴こえ、路地裏から宇宙へつながるみたいな。音の方もシャープで都会的なところがUKレゲエだなと。
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すっかり春なので [ひとりごと]

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桜が満開となった途端に雨だったりしますが、今日は良い天気でした。
野川の桜も綺麗だったので、何か春らしいのを聴こうと思い、安室ちゃんをチョイス。

ちょうど僕が安室ちゃんにハマった頃にでたシングル「Big Boys Cry」をどうぞ。
MVはもうYoutubeで丸ごと見れるようにしてほしいんだけどな。

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Today's choice 2023.03.29 [Today's choice]

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今夜はPファンクが分解してしまう直前最後のアルバムとなったファンカデリックの81年作「The Electric Spanking of War Babies」。

一番の聴きものはスライが参加した「Funk Gets Stronger(Killer Millimeter Longer Version)」。
スライ印のズブズブのファンク・グルーヴは流石です。スライの最後の輝きと言えるかも。
僕は同時期のパーラメント最終作「Trombipulation」も好きなんですけど、このアルバムも大好き。これも普通に傑作ですよ。

それにしてもワーナーから出てるのにサブスクにないのは謎です。
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Today's choice 2023.03.28 [Today's choice]

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今夜はブラン・ニュー・ヘヴィーズの92年作「HEAVY RHYME EXPERIENCE: VOL 1」を。
生バンドとラップのコラボとしては一番早かった部類ですよね。
そもそもこの頃のラップはこのグループが手本とするJBやレア・グルーヴなどをサンプリグしてたんだから、相性は抜群なわけです。

まぁもちろん人力ブレイク・ビーツではなくて、普通のファンク・グルーヴなんで別に新しくはないけど、お手本通りのファンク・グルーヴはなかなか抗えない気持ちよさがあります。
残念ながらVOL2はなかったですね。
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はぐれ鴉 [本]

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最近読んだ「はぐれ鴉」(赤神 諒 著)が面白かった。
時代小説としては、ひさしぶりにページをめくる手が止まらないって感じでしたね。

ミステリー仕立てなので、詳しくは記しませんが、読み終わった後に、舞台となった大分県竹田市をちょっと調べてみたらちゃんと史実に想を得ていて、へぇ―そんなことがあったんだと勉強になりました。

小説ながら、タイトルにあるはぐれ鴉は心中に思い馳せてしまう魅力的な登場人物でしたし、伏線回収もしっかりしていてエンターテインメント作品として良く出来た作品でおすすめです。
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原初的なパワー漲るサンバ・ファンク [ブラジル]

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70年代のブラジル音楽も代表する名盤をもう一枚。
ジョルジ・ベンの76年作「アフリカ・ブラジル」。
最初にブラジル音楽に興味を持った20年以上前から本作の事は知ってましたけど、ちゃんと聴かないまま来てしまいました。MPBはカエターノ、ジルベルト・ジル、ミルトンあたりをほんの少しかじっただけで、いまだにそのままなわけでね。

一曲目「Ponta de Lanca Africano(Umbabarauma)」から野卑とも呼べそうな土着的なグルーヴがのたうっていてすごい。「Taj Mahal」はキャッチーなコーラス部をロッド・スチュワートがパクったことでも有名です。この曲に限らずサビが覚えやすい繰り返しが多くてキャッチーですよね。
「Camisa 10 da Gavea」は日本でも有名なサッカー選手ジーコを讃えた曲だとか。
レゲエな3曲目以外はほぼアップテンポのサンバ・ファンクばかりで、原初的なパワーに圧倒されながら最後まで一気。

ジョルジ・ベンは次はどれを聴こうかな。
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誇り高いアフロ・サンバ [ブラジル]

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意図したわけでないのだけど、今回購入したブラジル音楽のCDは同時期のものが多くなってしまった。
マルチーニョ・ダ・ヴィラと同じく70年代サンバ復興の名盤と言われるカンデイアの75年の3作目「SAMBA DE RODA」もそう。

僕が一番興味を惹かれそうなアフロ・サンバの代表的な人なんだからもっと早く聴いてても良かったんだけど、この人もまた後回しになってしまった。後回しというより、次から次へと聴き飛ばすようには聴けなくなっちゃいましたね。

タイトルのサンバ・ジ・ローダというのはバイーアの司祭リズムだそうで、僕にはまだパルチード・アルトとかカンドンブレのリズムとかまぁよくわからないわけですけど、カバキーニョなどの弦楽器や管楽器の音が聞こえない打楽器主体であるところが、アフロ・サンバってことなんでしょう。
アルバム全編そんなカンデイアの考えるアフロ・サンバが躍動していますが、後半に置かれたメドレー2つが何より素晴らしいです。野太いカンデイアの歌声が飾り気なくも誇り高く響きます。

僕の入手したのはタペカール盤でタイトルロゴがオリジナル通りではないのが残念ですが、次は1-2作目を聴こうかな。
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夢のバルバドス [ひとりごと]

ひさしぶりに聴いたリビー・タイタスの「The Night You Took Me To Barbados In My Dreams」が良くて、思わず何度もリピートしてしまった。
ハース・マルティネス作でロビー・ロバートソンがプロデュース。

ガース・ハドソンのキーボード・ワークがもう目くるめくという感じで夢のバルバドスへ誘われる。ガースの名演のひとつですよね。


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シロ・モンテイロもようやく [ブラジル]

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シロ・モンテイロのベスト盤「セニョール・サンバ」。
この解説で田中勝則さんはブラジル男性歌手の系譜としてフランシスコ・アルヴィス~オルランド・シルヴァの流れのクルーナー系ともっと軽快なマリオ・レイス~ルイス・バルボーザの二つの流れがあると書いています。

僕はクルーナー系を最初に好きになったので、マリオ・レイスのCDも持ってるんだけど、そんなに聴いてない。そんなわけで、シロ・モンテイロもこれまでほとんど聴いてきませんでした。
でもようやくこのベスト盤で少しは親しめるようになるかも。

実際聴いてて、あぁこの曲はシロがオリジナルだったんだと気づくこともしばしば。この10年ほどでそれなりにサンバはじめブラジル音楽をよく聴くようになって、ぼくの耳も少しは耕されたようだ。
オルランド・シルヴァなんかとはまた違うこの洒脱な味わいも、特別構えることなく楽しめるようになってましたよ。
軽妙な曲が続く中「Rugas(しわ)」のようなクルーナーっぽく気取って歌うシロも面白いし、ブギウギを取り入れた「Boogie Woogie Na Favela」なんかの楽しさはまた格別。

それにしても田中勝則さんの微に入り細を穿つ 解説は素晴らしく、このベスト盤は名編集盤ですね。
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Apple Music Playlist 2023.03.22 [Astral's AM Playlist]

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Bobby Caldwell:Cat In The Hat
つい先日亡くなったボビー・コールドウェル。ロックを中心に聴いていた頃でもAORにはまったく興味がなかった。だからこの人もほとんど聴いたことなかったんですよね。代表曲「What You Won't Do For Love」も、フィリス・ハイマンのヴァージョンで親しんでたくらいで。これは80年のセカンド。こうして聴いてみると、今の僕の好みのブルー・アイド・ソウルで良曲揃い。まぁ土臭いロックを中心に聴いていた頃だと引っかからなかっただろうけど。
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