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シロ・モンテイロもようやく [ブラジル]

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シロ・モンテイロのベスト盤「セニョール・サンバ」。
この解説で田中勝則さんはブラジル男性歌手の系譜としてフランシスコ・アルヴィス~オルランド・シルヴァの流れのクルーナー系ともっと軽快なマリオ・レイス~ルイス・バルボーザの二つの流れがあると書いています。

僕はクルーナー系を最初に好きになったので、マリオ・レイスのCDも持ってるんだけど、そんなに聴いてない。そんなわけで、シロ・モンテイロもこれまでほとんど聴いてきませんでした。
でもようやくこのベスト盤で少しは親しめるようになるかも。

実際聴いてて、あぁこの曲はシロがオリジナルだったんだと気づくこともしばしば。この10年ほどでそれなりにサンバはじめブラジル音楽をよく聴くようになって、ぼくの耳も少しは耕されたようだ。
オルランド・シルヴァなんかとはまた違うこの洒脱な味わいも、特別構えることなく楽しめるようになってましたよ。
軽妙な曲が続く中「Rugas(しわ)」のようなクルーナーっぽく気取って歌うシロも面白いし、ブギウギを取り入れた「Boogie Woogie Na Favela」なんかの楽しさはまた格別。

それにしても田中勝則さんの微に入り細を穿つ 解説は素晴らしく、このベスト盤は名編集盤ですね。
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