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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン [映画]

あけましておめでとうございます。
年明け早々、地震に津波に、航空機事故と大変なことが起こってますが、このブログを読んでくれる人の中にも日本海側に住んでる人もいるのかなぁと少しはそんなことも考えて心配しています。

今年は映画ネタではじまりはじまり。

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1920年代オクラホマ州。石油の発掘で莫大な富を得た先住民・オーセージ族に白人たちが目をつけ、殺人にまで手を染める。実話を基に描く西部劇サスペンス。

マーティン・スコセッシ監督:キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
スコセッシって相変わらずコンスタントに新作を発表してますね。3時間半近い大作。映画冒頭の音楽を聴いてあぁそうだったこれはロビー・ロバートソンの最後の仕事でもあったんだった。ネイティブ・アメリカンの血をひき、過去にもそういう作品も作ってきたロビーですが、映像ありきの音楽であるだけにソロ作以上に魅力的に聴こえました。音楽に関していえば途中挿入されるブラインド・ウィリー・ジョンソンの「Dark was the night, cold was the ground」が寒々しくも耳から離れず、改めてすごい歌だなと。

映画はデニーロが飄々として悪役を演じ、ディカプリオが力こぶの入った演技なのは年齢的なものもあるのか対照的でした。でもはじめてディカプリオの演技を良いと思いましたね。でも3時間半はさすがに長かったな。でも超力作。
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