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Apple Music Playlist 2024.01.21 [Astral's AM Playlist]

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Francesca Tanksley:Journey
そんなわけで急にフランチェスカ・タンクスリーを思い出して、サブスクで検索すると2002年のリーダー作が見つかった。ドラムはニューマン・テイラー・ベイカー、ベースがクラレンス・シーイーとビリー・ハーパー・クインテットの同僚ってことで、ハーパー直系のモーダルなジャズを演奏しています。長いこと一緒に演奏していることもあってか息はぴったり。彼女の表現したい音楽がこれなら、ハーパーのグループでやっていることと同じなので、わざわざリーダー作を作りたいとは思わなかったのかもしれない。だいたい1曲目から「Into The Light」だもんな。ハーパーイズム漲るタイトルの全曲オリジナルの楽曲は長い期間に書き溜めたものなのかもしれない。透明な美しさを湛えたスピリチュアルな秀作です。
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激しくも澄んだ風 [R&B/JAZZ/etc]

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昨年あまり新譜を聴けなかった敗因はって、変な言い方ですが、サブスクで聴いて気に入ってもすぐCD買わずにいたから。サブスクだとあまり聴かないにもかかわらず、とりあえずいつでも聴けるからってことで、まとめ買いとかしようとかしてたのが良くなかったんだな。

そんなわけで今年は気にったものはすぐに購入。
ってことで、今年最初に届いたのはサックス奏者、山口真文の「VIENTO」。これはまぁサブスクでも聴けないんだけど。さわりだけ聴いてビビッときましたね。
まぁ普通のジャズなんですが、70年代のブラック・ジャズというかスピリチュアル・ジャズのような雰囲気も纏っています。最近はイマドキのジャズより、オーセンティックなものの方がしっくりくるんです。

僕は山口真文ってこれまで全然聴いたことなくって。和ジャズを熱心に聴いてた頃も、出会わなかったですね。そもそも2000年代はあまり和ジャズはCD化もされてなくて、聴けなかったってのもある。

この人はテナーも吹くみたいですけど、本作はソプラノ一本で攻めてます。激しく吹いてもフレーズの最後までトーンが乱れないのは技術力の高さなんでしょう。過去作の再演も含めた選曲は、緩急の効いた良曲が揃っています。
ワン・ホーン・カルテットで、本田珠也と小牧良平のリズム隊によるガッシリとしたグルーヴに、片倉真由子のピアノも力強さを感じさせるもので、硬質な抒情を際立たせています。彼女のピアノはビリー・ハーパーのグループで弾いていたフランチェスカ・タンクスリーを思い出しました。

スリルもたっぷりの演奏からはジャズを聴く醍醐味をたっぷり味わえる。タイトル「VIENTO」はスペイン語で風。風というなら激しくも澄んだ風でしょうか。
最近はとんとジャズ・ベニューにはご無沙汰ですが、こんなジャズを聴きにまた出かけて見たくなりました。
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Apple Music Playlist 2024.01.19 [Astral's AM Playlist]

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BLACK GRAPE:ORANGE HEAD
マンチェスターだのブリット・ポップなどには全く興味はなかった。クラブ・ミュージックなんて全く聴いてなかったからハッピー・マンデーズのハウス・ビートは退屈極まりなかった。でもブラック・グレープの95年の1stは友人がカセットにコピーしてくれたのを聴いて、結構気に入ったのだった。ファンキーでなんとなくイアン・デューリーに通じるUKファンクだったし。
これは復活第二作。かけ流してみたら、ファンキーなごった煮ダンス・ミュージックで気に入った。えせアラビックな曲のうさん臭さも好きだ。これだ!っていう突出した曲があればなと思いつつ、なにげにもう2回も聴いている。サブスクで2回聴くのは珍しいので、スルメ味的にハマる作品なのかも。5回聴いたらCD購入も考えよう。
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デューリーのピアノが印象的な2曲 [イアン・デューリー]

今月のレコード・コレクターズは「このピアノを聴け」という特集で、図書館でパラパラっとしたら、イアン・デューリーの「Sex & Drugs & Rock & Roll」が取り上げられてました。
確かにあの間奏のソロは確かに印象的ですよね。ファンキーなロックンロールなのに、突然ものすごくジャジーなピアノ・ソロがでてきて、初めて聴いた時に驚いたのを覚えています。



ピアノが印象的というと、同じく1stアルバムの1曲目「Wake Up and Make Love with Me」のイントロのピアノもすごく耳を惹きます。ちょっとオリエンタルなフレーズで、リズムが変なタイミングで入ってくるところも面白いです。

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Today's choice 2024.01.17 [Today's choice]

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今夜はレコードでデヴイッド・マレイの「Ming」を。
マレイも色々持ってたんだけど、これ一枚になっちゃったな。

70-80年代にかけてのアルバムはどれも名作揃いだと思いますけど、ぼくがこれが一番好きなのはオクテット編成ということもあって、アンサンブルの妙味も味わえるし、ヘンリー・スレッギルやオル・ダラ、ブッチ・モリスなどのソロも楽しめるからです。

美しい奥様を映したジャケもあるし、デヴイッド・マレイの最高傑作はこれですよって言い切っちゃいましょう。
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Apple Music Playlist 2024.01.16 [Astral's AM Playlist]

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Gregg Allman:Laid Back
なんかレイドバックしたロックでも聴いてのんびりしようかと思って、そうだこれ聴いたことなかった。ザ・バンドやフィートは好きでも、こてこてのサザン・ロック~オールマン系はあんまり聴いてこなかったんですよね。1曲目「ミッドナイト・ライダー」は知ってる。エレピが良い感じ。なるほどタイトル通り、ゆったりした南部的なアーバン・ソウルなグルーヴが寛げます。2曲目の途中から4ビートになる展開やジャジーなサックスが入る曲が好み。なんといってもグレッグは声が良いですもんね。うん名盤だ。
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yes, and?について [ひとりごと]

ひさしぶりのアリアナ・グランデの新曲「yes, and?」。
なるほどこう来たか。

ビヨンセあたりから続く新たなトレンド、四つ打ちのハウス・ナンバー。
アルバムは春頃に聴けるだろうか。楽しみです。

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Today's choice 2024.01.14 [Today's choice]

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今日はスティーヴィー・ワンダーの「Innervisions」を。
僕の持ってるレコードは邦盤で73年に出た時のを中古で、30年くらい前に買った。
その時すでに20年経ってたわけだけど、今じゃ50年も経ってるんだな。レコードやCDってのはやっぱりモノとしてあるので、こうして手に取ると色々思うわけです。
それはそうとスティーヴィーは新作ってもう出ないのかな。
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Apple Music Playlist 2024.01.13 [Astral's AM Playlist]

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Tyler Childers:Rustin' in the Rain
たまにはカントリーでもと思い。この人はネオ・トラディショナル・カントリ―と呼ばれているらしい。確かに発声の仕方も昔風。でも2曲目のタイトルが「Phone Calls and Emails」だったりして、レトロなのに歌詞はやっぱり今を反映してるんだなと当たり前のことだけど。泣きの歌声はエモーショナルに胸に響く。クリス・クリストファーソンのカバーもあり。こういう音楽がどこで聴かれてるのか知りたくなる。
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LA LOMについて [ひとりごと]

ちょっと面白いグループ、LA LOM(ロサンゼルス・リーグ・オブ・ミュージシャン)。
このヴィンテージなアフロ・キューバンは、マーク・リボーが同じようなことやってましたね。トワンギーなギターが妙に艶めかしく怪しい魅力を放っています。

この動画の色味も完全に狙ってますねぇ。

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