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曲構成が微妙に変則的で好きな8曲目:Bed o' Roses No.9 [Mr LOVE PANTS] [イアン・デューリー]

8曲目の「Bed o' Roses No.9」。
No.9というのは、「Bed o' Roses」というタイトルの曲は過去に8曲あったから、この曲は9番目ということらしいです。インタビューで言ってた。

イントロのピアノのフレーズはちょっとオリエンタル風。チャズは過去にも「Wake Up and Make Love with Me」のイントロでもこういうフレーズを入れてましたが、何なんでしょうね。曲に独特の雰囲気を与えてますけど。

ピアノが裏で刻むので、レゲエのニュアンスがあります。
曲構成が微妙に変則的で好きなんですよ。
8小節建てのバースは4小節のAメロを2回繰り返しすんですが、次にもう一度その8小節のパートが繰り返されると思いきや2回目のAメロの最初の2小説は下降するようなコードが配されたメロディに変わっていて、後の2小説はそれまで通り。

そのすぐ後にサビがあるんですが、そのサビの部分がその前のバースの下降するようなコード感のところと呼応してるんですよね。たぶんこれ読んだだけだと何言ってるかわからないと思うけど。

この下降するようなコード感のところが曲のアウトロでも雪崩を打つように繰り返されてカッコいいんですよ。このアウトロではミッキー・ギャラガーのピアノも聴きもの。
ステディに刻むシャープなスティーヴ・モンティもドラムも良いけど、やっぱりこの曲もノーマン・ワットロイのベースが地味ながら最高にグルーヴィです。
トランペットの音が聞こえるけど、クレジットにはないのはシンセとかで代用してるのか。普通に生のトランペットに聴こえますけど、どうなんでしょう。

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