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Apple Music Playlist 2021.09.08 [Astral's AM Playlist]

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Nathaniel Cross:The Description Is Not The Described
モーゼス・ボイドらとも活動する西ロンドンのトロンボーン奏者の初EP。どうも名前からしてチューバ奏者のテオン・クロスとは兄弟みたい。弟かな? UKらしくブロークン・ビーツなどクラブ・ミュージックとの親和性のあるUKジャズ。ダンサブルなトラックがスムーズなモダン・コンテンポラリー・ジャズでこれからを期待させる。カッコいいです。
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現代UKジャズとポエトリー・リーディング [R&B/JAZZ/etc]

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スポティファイのジャズのプレイリストに出てきたアンソニー・ジョセフ。
えーっと誰だっけ?この人。サックス奏者とか?と思ってたら。
そうだ思い出した。イギリスのポエトリー・リーディングの人だった。前作が自身のルーツのトリニダードの音楽に向き合ったとかで評価高かった。聴きそびれてたんですけど。

それでこの新作「The Rich Are Only Defeated When Running for Their Lives」。
ジャズのプレイリストに入ってることからわかる通り、シャバカ・ハッチングスなどUKジャズの音楽家が参加しています。前作のプロデューサーだったジェイソン・ヤードが本作でもアレンジを担当していて、本作を一回聴いた後に、前作を聴いてみたんですけど、リズムも多彩でカラフルな音楽性は華やかで、正直前作の方がはるかに親しみやすいです。

こちらはよりシリアスな雰囲気。でも、ゆっくりと進むグルーヴの中、古典的ともいえるポエトリー・リーディングを聴かせる「Kamau」をオープニングに、70年代のブラック・ジャズに通じる演奏と時に演劇的ともアジテーションとも聞こえる朗読は、若干敷居を高くしているかもしれないが、全体としては充実した活動を印象付ける新作です。

エチオ・ジャズなホーン・ラインの「Calling England Home」も、ほの暗くも艶っぽい演奏が磁力を放ち、耳を引きつけられます。混沌を孕んだ10分を越える「Language (Poem for Anthony Mcneil)」での熱のこもった演奏は、問題意識までも共有するからこそのグルーヴに胸を衝かれます。それも前作で、しっかりと自身のルーツを見つめなおしたからこその懐の深さゆえなんじゃないでしょうか。

6曲42分と比較的短くまとめられているのも、このテンションでこれ以上は聴く方も疲れちゃいそうですもんね。真っ向勝負の力作です。
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Blinddog Smokinについて [ひとりごと]

ドクター・ジョンのラスト・アルバムはいつリリースされるのだろう。
Blinddog Smokinというバンドがボビー・ラッシュをフィーチャーして作ったアルバムを2014年にリリースしていたことを最近知る。

これはアルバム冒頭、ドクター・ジョンとの共演。
この頃はドクターも元気だったね。

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Unbreakableについて [ひとりごと]

気持ちの良い曲だな、どこの人だろうと思ったら、あれ?日本語?
日本人でした。名前がアルファベットなので、気づかなかった。
今どきなシティポップな曲で好きです。
でも最近こういうのいっぱいあるからなぁ。

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グルーヴに多くの言葉を費やして [R&B/JAZZ/etc]

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前作も聴いた気がするけど、ほとんど覚えてないリトル・シムズの新作「Sometimes I Might Be Introvert」。最近、カニエ・ウェストの新作を聴いて、ちょっと前にはタイラー・ザ・クリエイターとか、ドレイクの新作もチラッと聴いたけど、やっぱりピンとこず。相変わらずラップは自分には敷居高いかなと思ってるところで。

でもこれはかなり気に入った。
理由はUKだし、リズムが多彩で、サンプリングもスモーキー・ロビンソンとかキャッチーでわかりやすく楽しめるし、歌メロも結構いっぱいあるからね。
結局のところ、僕にとってはグルーヴというかダンス・ミュージックとして聴きやすさが決め手になるんですね。クレオ・ソルも参加していて、彼女の新作と同じプロデューサー、インフローの手腕が光るってことなんでしょうか。

オープニングから壮大な感じで、大仰なところは苦手だし、19曲もあって半分でいいんだけど。でももしかしたら容易く受け入れやすいクレオ・ソルより、ひっかかりのありすぎるこっちの方が自分の中に後々長く残っていくのかも。長いなと思いつつ最後まできいて、H.E.R.の新作に似た印象も持つ。タイトルのニュアンスも似てる。内向的であってもエモーションが溢れてアクティブなとこも。
ちっちゃく取り上げようと思ったら長くなってしまった。

生演奏がめちゃカッコいい。
でもこのグルーヴで歌うんじゃなくて、多くの言葉を費やして訴えなければいけないことがたくさんある。そういう今の社会・世界にも思い至ります。

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ALTITUDEについて [ひとりごと]

アルバムが控えているネイト・スミスの新曲。
ヴォーカル入りってこともあってちょっとパット・メセニーっぽい?
そういえば、パットが若いメンツでのライブ盤がもうすぐ出ますけど、ドラムがネイト・スミスじゃないのが残念で仕方ないです。

このドラムを聴いてるだけで気分良くなっちゃう。

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Apple Music Playlist 2021.09.02 [Astral's AM Playlist]

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Jennifer Hudson:RESPECT (Original Motion Picture Soundtrack)
アレサの伝記映画のサントラだけど、全部ジェニファー・ハドソンが歌っているので、カバー・アルバムみたいなものか。アレサに特別な思い入れのない僕は曲は良いし、実力派だけに歌もうまいしでいいねぇなんて思いながら聴きました。彼女自身が映画でもアレサ役なんだけど、俳優じゃなくて歌手が演じるのって難しいだろうなとも思ったけど、真摯なリスペクトを持った歌からは光栄と思って演じたのかもしれないな。ちょっと映画もみて見たい。
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