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ロッコの好きなベース・プレイ [ひとりごと]

タワー・オブ・パワーのベーシスト、フランシス・"ロッコ"・プレスティアが亡くなってしまいましたね。タワー・オブ・パワーはそれほど多く聴いてないんですけど、75年のアルバム「In the Slot」がフェイバリットです。

名演は数多いでしょうけど、僕のお気に入りはこの「If I Play My Cards Right」。

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バンドの演奏力光るHappy Hippy [Ten More Turnips from the Tip] [イアン・デューリー]

前作「MR LOVE PANTS」から漏れたうちの2曲目は「Happy Hippy」。
これも大好きな曲です。これこそデューリー&ブロックヘッズでしか味わえない曲ですね。

コード構成はテンション・コード満載のジャズ・ファンク的な曲なんですけど、それを思いっきりパンキッシュにかっ飛ばしてくれます。こういのは他ではありえないからなぁ。だいたいがオシャレなスティーリー・ダン風味になっちゃいますから。この曲はチャズじゃなくてリズ・ジョーンズとの共作ですね。

タイトルにあるヒッピーの時代に引っ掛けて、ドラムは右チャンネルに配されてます。ついでに後半にはシタールがビヨ~ンと鳴り響く小ネタもバッチリ。歌詞は韻をこれでもかってほど踏んでいて内容がわからなくとも音だけで楽しい。

コール&レスポンスのようにはいるギターが目立ってますけど、ミッキー・ギャラガーのオルガンも素晴しく特にエンディングのグルーヴィ極まるプレイは名演と言ってしまいたい。間奏のヴァイブはキーボードでやってるのかな。続くフルート・ソロもグッド。

とにかくブロックヘッズの高い演奏力が存分に発揮された曲です。

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No Sunについて [ひとりごと]

KID FRESINOの新曲「No Sun」が素晴らしい。カッコよすぎ!
もうヒップホップがどうとかってところを遥かに超えちゃってますね。
ケンドリック・ラマーを有り難がって聴かなくても、日本にはKID FRESINOがいるじゃん!

こういう曲でベース2本ってアイデアもすごいね。
制作中というアルバムが楽しみです。

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ハチャメチャ時代への挽歌 Ballad of the Sulphate Strangler [Ten More Turnips from the Tip] [イアン・デューリー]

それでは91年のセッションの3曲が終わったので、次は前作「MR LOVE PANTS」から漏れた2曲を紹介しましょう。アルバムか漏れたとはいえ、それは出来が悪いからというわけじゃなく、曲数やバランスを考慮して外されたようです。なにしろアルバム収録曲となんらクオリティの差のない素晴らしいがっきょくですから。

まずは「Ballad of the Sulphate Strangler」から。
ロッカ・バラードではじまり途中からロックンロールに変わるという構成は、ファンなら名曲「Sweet Gene Vincent」を思いだしてニヤリとしてしまいます。
賑やかなロックンンロール・パートでもギターはパワーコードでガシャガシャ押すようなことはせずカッコいいギターリフを交えてさすがの腕っこきバンド。デューリーの曲はブリッジ部ではしゃべり口調の歌が聴けるのが多いですけど、この曲のブリッジは明確にラップっぽいと思うんだけど。

歌詞はかつてデューリー&ブロックヘッズのローディーだった男の破天荒な人生を歌ったもの。

一緒にツアーにでかけたな ブロックヘッズとローディーと
ヤクを1服 ウォッカを1滴 極上ビールを1本ばかり
スペインをめぐってシスコまで
 ファンキーな足跡 つけていき
檻から奴を出しとくために 金積むハメにもなっていた
やがてニューヨークに着いたらば
 クビにせざるを得なかった
楽屋で起こるドラマの方が ステージより派手ときちゃあ

デューリー自身も含めたハチャメチャ時代への挽歌でしょうか。後半のサックス・ソロは連夜の饗宴をフラッシュ・バックさせるようです。

歌詞対訳は邦盤(対訳:丹 美継)から引用しました。
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ジェネイ・アイコのTiny Desk Concertについて [ひとりごと]

NPR MusicのTiny Desk Concertにジェネイ・アイコが登場しました。
こーれは良いわ。アコースティックな編成でアルバムより彼女の魅力が端的に伝わるんじゃないでしょうか。彼女は特別ジャズの素養はないと思いますけど、彼女のフロウはジャズ的でもありますね。

こんなラグジュアリーな雰囲気のライブならブルーノートとかで見てみたい。

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カリプソのリズムでOne Love [Ten More Turnips from the Tip] [イアン・デューリー]

91年のセッションを元にした3曲の最後は「One Love」。
このタイトルだとボブ・マーリーの曲が有名ですけど、こちらはカバーじゃなくてデユーリー/ジャンケルによるオリジナルです。

この曲は聴けばすぐにわかる通り、カリプソですね。これまでにもデューリーの曲にはカリプソ風味な曲がありました。っていうかレゲエとかも含めてやはりカリブからの移民が多いだけに、普段からそういう音楽を耳にする機会が多いせいなんでしょうね。イギリスのミュージシャンはレゲエやカリプソな曲を作ることが多い気がします。

スティール・パンを模したピアノがさすがの芸達者です。
この曲の技ありポイントは間奏のギター。右から聴こえてくるリードも良いですが、左から聴こえるミューとした気の利いたフレーズを連発するギターに、いつも聴くたびに旨いなぁと思っちゃうわけですよ。どっちがジョニー・ターンブルでどっちがチャズかわからないんですけど。

エンディングでのホーンとギターの掛け合いも気分を盛り上げる。
ライブで聴きたかったなぁ切に思う多幸感溢れる隠れた名曲です。

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コリーニ事件 [映画]

collini.jpg

ある殺人事件の国選弁護人に任命された新米弁護士。調査の中で、自身の過去や衝撃の真実に向き合い、戦後ドイツの"法の落とし穴"を暴き出す。

マルコ・クロイツパイントナー監督:コリーニ事件
年に一度は見ることになるナチス映画。その中でもこれはなかなか面白かった。かつての蛮行によって現代に起きる殺人。時代によって法律が変われば問われる罪もあれば問われない罪もある。佳作。
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Not Another Love Songについて [ひとりごと]

エラ・メイのひさしぶりのシングル「Not Another Love Song」はマスタードのプロデュースじゃないみたいですけど、「Boo'd Up」や「Trip」のマナーを引き継いだ曲で、スルメ味に癖になりそう。

アルバムがあるのかな?楽しみ。

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カントリーをネタにしたCowboys [Ten More Turnips from the Tip]  [イアン・デューリー]

91年のセッションから取り上げる次の曲は4曲目の「Cowboys」。
タイトルにちなんだのかこの曲は珍しくカントリーをネタにした曲です。バンジョーの音も聞こえます。
ブロックヘッズが妙に生真面目に?カントリー風に演奏してるのが、冗談みたいで笑えてきます。スティール・ギターを模したギターも芸達者ですな。

名声を得ることによる落とし穴について歌ってるみたいです。

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