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カリプソのリズムでOne Love [Ten More Turnips from the Tip] [イアン・デューリー]

91年のセッションを元にした3曲の最後は「One Love」。
このタイトルだとボブ・マーリーの曲が有名ですけど、こちらはカバーじゃなくてデユーリー/ジャンケルによるオリジナルです。

この曲は聴けばすぐにわかる通り、カリプソですね。これまでにもデューリーの曲にはカリプソ風味な曲がありました。っていうかレゲエとかも含めてやはりカリブからの移民が多いだけに、普段からそういう音楽を耳にする機会が多いせいなんでしょうね。イギリスのミュージシャンはレゲエやカリプソな曲を作ることが多い気がします。

スティール・パンを模したピアノがさすがの芸達者です。
この曲の技ありポイントは間奏のギター。右から聴こえてくるリードも良いですが、左から聴こえるミューとした気の利いたフレーズを連発するギターに、いつも聴くたびに旨いなぁと思っちゃうわけですよ。どっちがジョニー・ターンブルでどっちがチャズかわからないんですけど。

エンディングでのホーンとギターの掛け合いも気分を盛り上げる。
ライブで聴きたかったなぁ切に思う多幸感溢れる隠れた名曲です。

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