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Apple Music Playlist 2020.11.30 [Astral's AM Playlist]

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Smudge All Stars:Smudge All Stars
70年代Pファンクのグルーヴを今にって感じのファンク・バンドのデビュー作。クリントン御大も迎えりゃ、そりゃもうモロにPファンク。おぉカッコいい。リー・ペリーとデニス・ボーヴェルとレゲエもあって、たっぷり楽しめる。でも2020年代のファンクはこれじゃないだろな。
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Apple Music Playlist 2020.11.29 [Astral's AM Playlist]

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Brenda Russell:Two Eyes
R&Bというよりシンガーソングライターなブレンダ・ラッセルの83年作。トミー・リピューマ・プロデュースらしい、都会的なフュージョン・サウンドにさらりとした歌声が映える。この人の代表作ってこのあたりなのかな。あまりストリーミングには見当たらないんだけど。
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「生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代」@東京オペラシティアートギャラリー [イベント]

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今日はひさーしぶりにオペラシティへ行ってきました。
「生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代」。美術館に行ったのだって、2月くらいに言ったソール・ライターの写真展以来だな。最近は予約しなくちゃいけないので、ちょっと面倒だったんですよね。
でもようやく予約なしでも行けるようになったので。

石元泰博といえは「シカゴ、シカゴ」という有名な写真集がありますが、僕は見たこともないのでよく知りませんでした。今回の展示はいつもは所蔵品展示の上階も加えてのすごい量の展示で、見ごたえはたーっぷり。コロナ禍のせいか以外に空いていて、ゆっくり落ち着いて見れました。

戦前、戦後、昭和、平成と、時代を透徹した視線で切り取り、桂離宮はじめ建築や曼荼羅など多岐にわたる仕事を俯瞰して見られる上質な展覧会。お近くの方はぜひどうぞ。
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Apple Music Playlist 2020.11.27 [Astral's AM Playlist]

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Tinashe:Comfort & Joy
もうすぐ12月。この季節になるとR&B界隈ではクリスマス・アルバムがいっぱいリリースされます。クリスマスにそういう音楽を聴く習慣が全くないので、ほとんど聴かないんですが。つい先日リリースされたティーナシェにはやられました。クリスマス・スタンダードをトラップR&Bにしちゃうという暴挙。というかコロンブスの卵的発想というか。トラップというとどよ~んとした雰囲気になりますよね。まぁドラッグをやってる時の感じを音で表してるんだから、そうなりますよね。でもロマンティックなホリデイ気分を煽るクリスマス・ソングをトラップ化すると、なんとも言えないどよ~んとしつつもロマンティック気分の勝った良い雰囲気に仕上がるんですよ。「ラスト・クリスマス」なんかほんと良い感じで。今年はこれ聴きながらクリスマスまで過ごそうかなぁ。
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Apple Music Playlist 2020.11.26 [Astral's AM Playlist]

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Junichiro Ohkuchi:Percussive Trio
最近良いラテン・ジャズがないなぁと思ってたらありました。灯台下暗し、日本にありました。ベテラン・ピアニスト大口純一郎をリーダーとするトリオ作。ベテランらしいですがまったく名前も初めて聞きます。ベースとドラムじゃなくてパーカッションとのトリオ。パーカッションは大儀見元です。

選曲はオリジナルもありますが、モンクの「Let's call this」やペドロ・フローレスの「Obsesion」などジェリー・ゴンザレスのレパートリーに反応してしまいますが、事実フォート・アパッチ・バンドのスタイルをお手本としたようです。所々で聴けるピアノとパーカッションの丁々発止のやりとりなど私のツボを押しまくり。「All Blues」なんてめちゃカッコいいです。

ベテランだからなのか楚々として熱くなるというか、それが粋というか時に物足りないというか。曲の後半でエレピになったりするのもちょっとというか。ついでにこれを聴くと猛烈にフォート・アパッチ・バンドが聴きたくなったりとか。
というように少し不満もありつつ、これはやっぱりとっても良いアルバムだと思います。録音も良くって、大儀見元パーカッションがすごくヴィヴィッドに聴こえます。そういえばパーカッションじゃなくってトラップ・ドラムだそうです。トラップ・ドラムってたまに聞きますが、ようはパーカッションとドラム・キットを合体させたものなのかな。

ちなみにストリーミングではJunichiro Ohkuchiで探さないと見つかりません。
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触れ合いたくても触れ合えない [ポップ/ロック]

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iriの新曲「言えない」がリリースされました。
トラック・メイカーは誰かわかりませんが、分厚いシンセの音の繰り返しがグルーヴする中、ほの暗いiriの歌声が映えますね。
このコロナ禍の中で聴くからか、遠く離れて触れ合えない、触れ合いたくても触れ合えない、近くにいてもすれ違う、そんなリアルな手触りを残してくれる。

年末にライブは行けませんが、年明けたらまたアルバムでもあるかな。
その時にはまたライブに行けたらいいなぁ。
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春について [ひとりごと]

先日、ザ・バンドの映画を見に行った時、近日公開されるという「泣く子はいねぇが」という映画の予告編を見ました。なかなか面白そうだと思ったので、帰宅してからまたYoutubeで予告編を見たりしたんですが、そこで流れる主題歌が、うーん?なんだこれ?って感じだったんですよ。タイコの音だけをバックに歌いだされる妙な節回しの歌。歌というか口上というか講談とか義太夫みたいな。



でも、なんだこれ?と思うものには何かある。
というわけで、フルで聴いたわけです。MVがあったので。
歌うのは折坂悠太。あぁこの人、「平成」というジャケは見たことある。
ギター片手に歌うシンガーソングライターみたいなのにはすっかり興味がなくなってしまってるので、ロクに聴いてませんでした。

にもかかわらず、何度か聴いてこれは素晴らしいという結論に達しました。
ほぼ「確かじゃないけど 春かもしれない」が繰り返されるだけの歌。
クリシェを排したバックの演奏も良いですよね。何より言葉のリズムや譜割りに意識的な歌に惹きつけられます。逸材。というか異才というべきか。
「平成」聴いてみよう。

このMVもなんとも言えず良い。

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Apple Music Playlist 2020.11.21 [Astral's AM Playlist]

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The Chi-Lites:A Lonely Man
先日ジーン・チャンドラーを聴いたので、今日は同じくこれぞシカゴ・ソウルなシャイライツを。72年の本作、CDもそうですけど、「オー・ガール+1」なんてたいとるになっちゃってるのはいかがなものか。ここではちゃんとオリジナル・タイトルで表記しました。しかしのその「オー・ガール」は名曲ですね。次から次へと美しいコーラスによる美しいメロディが溢れてきて、今日の様な晴れた休日を幸福感で満たしてくれる。まぁジャケからすれば夜聴いた方が良いですけどね。
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父の未発表曲をアップデート [R&B/JAZZ/etc]

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こーれはカッコいいなぁ。
ブラジルのコンテンポラリー・ジャズ・グループ、ルデーリの新作「Baden Inédito」はピアノのフィリップ・バーデン・パウエルの父バーデン・パウエルの未発表曲集。

バーデン・パウエルって僕は随分前に「アフロサンバ」を聴いたことがある程度。それもあれを聴いてどこがアフロなのかさっぱりピンとこなかったわけで。今聴けばまた違うかもしれないけど。

トランペットをフロントにしたカルテット編成。このグループはブラジル的なものを売りにしてないコンテンポラリー・ジャズ・グループと聞いてます。ちらっと前作、前々作も試聴しましたが、確かにそうでした。でも本作はブラジル的なものをかなり全面に押し出してるようです。まぁ取り上げている曲が曲だから当たり前か。

冒頭曲ではいかにもブラジルの女性ヴォーカルらしい歌が聴こえ、2曲目のタイトルはズバリ「Afrosambagroove」。どの曲もバーデン・パウエルの残した曲を、2020年代の音楽としてアップデートし最良な形で聴かせることだけに心を砕いたのか、無駄なインプロヴィゼーションなどなく、すっきりとまとめられている。とはいえハイブリッドさをまったく感じさせない洗練度は恐ろしいほど。
特に耳をひくのが現代ジャズらしいセンスと豊かなブラジル音楽の要素をつづれ織りしたようなダニエル・ヂ・パウラのドラム・プレイ。ブラジリアン・ブルージーな「Baden Blues」でのプレイをはじめ素晴らしいです。

アルバム・ラストはガブリエル・グロッシのハーモニカ・プレイモあざやかな「Choro para Estudo」で閉じられる。全9曲40分に満たない尺といい、声高に主張しない傑作です。


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Apple Music Playlist 2020.11.19 [Astral's AM Playlist]

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Gene Chandler:'80
今夜はジーン・チャンドラーのタイトル通り80年作を。これぞシカゴ・ソウルな冒頭曲からすんばらしい。続くジェントルさが滲み出るバラードも涙ちょちょぎれる。続くミッド・ダンサーも最高で、うーん、これは名盤じゃないですかね。リリース時の邦題は「琥珀色の時 」だって。そっけないオリジナルより良いタイトルです。
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