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ヴァンのジャズ・ファンク [ひとりごと]

最近イアン・デューリーの記事を書いてるせいで、ちょっと思い出したことがありまして。
デューリーの曲はファンキーな曲、それもちょっとジャジーなジャズ・ファンク的な曲が多いんですよね。チャズが楽理に明るいということもあるでしょうけど。それで思い出したのが、ヴァン・モリソンの「Cleaning Windows」。

基本的にヴァンの音楽はジャズはジャズ、ファンクはファンク、ブルースはブルースといった感じで、一曲の中でいろんなものが混ざった複合的な音楽性ではありません。

だから、ヴァンの曲はジャズっぽい曲はいっぱいあるんですけど、所謂ジャズ・ファンクな曲はない。唯一そういう感覚があるのが、この「Cleaning Windows」のライブ・ヴァージョン。それも93年のツアーの時の。

オリジナルは82年の「Beautiful Vision」に収録されてます。ギターはマーク・ノップラーが弾いていて、曲自体はブルース的なコード構成で、演奏はそれほどブルージーではないですけど、ヴァンらしいソウル・ナンバーです。

この曲は現在に至るまでライブの定番になってますけど、93年のツアーでの演奏はジョージー・フェイムのオルガンがグルーヴィなこの曲のベスト・ヴァージョンになってます。間奏のクリア・トーンのギター・ソロもジャジーだし。

PerfectFitSingle.jpg

95年のシングル「Perfect Fit」に収録されていたんですが、現在は94年のライブ・アルバム「A Night In San Francisco」のボーナス・トラックとして収録されてます。

ひさしぶりに聴いたけど、最高にファンキー&グルーヴィで思わず4回もリピートしてしまった。
Youtubeにはなかったので、ストリーミングでどうぞ。
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