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一度だけ見たライブ [イアン・デューリー]

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「Mr LOVE PANTS」がリリースされたのは98年ですけど、その前のアルバムは92年の「The Bus Driver's Prayer & Other Stories」なので、まぁひさしぶりのアルバムだったんですよね。

ひさしぶりにアルバムが出たからと言ってまったく話題にもならず、僕はレコード・コレクターズの新譜コーナーで紹介されていたのを見てはじめて知った。
リリース自体がオランダのレーベルからで、本国イギリスでのリリースは翌年になってから。日本でもそれをMSIがリリースしたのでした。

それはともかく僕はまだその頃はデューリーの事が好きではあったけど、ものすごく特別なミュージシャンってわけじゃなかった。好きなミュージシャンのランキングのベスト10にかろうじて入るかなくらいで、本作を聴いて一気に特別な人になったって感じですね。

デューリーは87年に初来日、もちろんその頃は全く聴いたこともなかったので見てません。そしてアルバム「アップルズ」をリリースした後の90年に2度目の来日、アルバムはすぐに買ったけど、ライブに行くほどではなかったので、これも見てない。

3度目の来日が95年、アルバムもしばらく出してないのに、なぜか来たんですよね。この時は見に行った。
でもこの時もチケットは前売りで買ってわけじゃなくて当日券。それも東京は渋谷のクアトロでやったんだけど、土日月と3日やって、土曜日に当日券で入ろうとしたら、売り切れちゃって、翌日曜日にかなり早く行って並んで当日券をゲットして見たのでした。
今となっては最後の来日になったわけだし、一度でも見れてよかった。自分にとって特別なミュージシャンで3度も来日したのに一度も見てなかったら、後悔してもしきれなかったろうな。

そうそうこの時サックスのデイヴィ・ペインが来れなくて東京では梅津和時が代わりにサックスだったんだけど、僕が見た日曜だけはいなくてサックスなしでやった珍しいライブだった。
そんなこと関係なく最高のライブだったけど。
デューリーは詰襟の学生服来て出てきたんだよ。アハハ。
あぁいろいろ思い出すな。アンコールの「Lullaby For Franci/es」も素敵だった。
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