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イアン・デューリーとの出会い [イアン・デューリー]

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そんなわけで「Mr LOVE PANTS」についてあれこれ記していこうと思うんですが、まずその前にイアン・デューリーとの出会いについて記しておきましょう。

このブログでは何度か話題にしているミュージック・マガジン89年4月号の「中村とうようが選ぶ大衆音楽100選」に「New Boots & Panties」が選出されてたんですよね。
当時の僕はロックの名盤をあれこれ聴き漁っている頃で、一応既にイアンの名前は知ってました。でも聴いたことがなかったこともあって、イギー・ポップと混同しているような感じでしたね。

その記事では中村とうようさんは「87年に会ったデューリーは最高にイイ奴だった。その彼も自認する代表作が、77年の本作。ぼくの持ってる盤はB①の「性と麻薬とロックンロール」がジャケにもレーベルにも表示してないんですね。」とある。

90年2月にリリースされたひさしぶりのアルバム「アップルズ」はすぐに買ってるので、記事を読んだ後すぐに僕はこのアルバムを買ったんだと思う。場所は御茶ノ水のディスクユニオンだった。もう今はなくなっちゃった丸善の向かいの線路沿いの2階にあった店舗だった。

スティッフからのオリジナル盤だったけど1000円でした。今もたぶんそれくらいで売ってると思う。とうようさんの盤同様、B①に「SEX &DRUG&R&R」が入ってる。これは当時アルバム未収録のシングルで、シークレット・トラックで初回盤だけ?に収録されてたんだと思う。今はCDだとボーナス・トラックとして入ってますね。

でも最初聴いた時は、「何これ全然良くない」と思った。とにかくデューリーのアクのつよいコックニー訛りのヴォーカルにかなり拒否反応がありました。当時の僕はまだどちらかというとアメリカン・ロックとかの方が好きだったからな。
でも買ってしまったので、何回も聴くわけです。
そのうちそのファンキーな音楽性の虜になって好きになっちゃったんですよね。時を同じくして黒人音楽とかも色々聴き漁っていくわけです。

今夜はこのあたりで。
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