Apple Music Playlist 2019.10.31 [Astral's AM Playlist]
iriのライブ後遺症で [ポップ/ロック]
今夜は恵比寿でWonderland! [イベント]
今夜はずっと楽しみにしていたiriのライブを恵比寿ガーデンホールにて見てきました!
いやぁめっちゃ良かった。前回も良かったけど、今回も良かった。
リリース・ライブじゃないので、最近やってない曲もいっぱいやってくれて。まぁ新作が以外の曲はあまり知らないんですけど、でもよかった。
この曲かっこいいなぁと思った曲を帰宅後調べてみると2ndアルバムに入ってる「Dramatic Love」って曲で、はやいとこ1-2枚目も買おっと。
彼女のライブは音楽だけ。無駄なお喋りとかないし、ほんとストレスなく見てられるんですよ。演奏も無駄がなく音も良いし。
いつもの通り、後ろの方でのんびり見てたんですが、けっこうな人がスマホで動画を撮ってたりして、それで別に注意されたりすることもなく、イマドキだなぁって思いました。
気軽に写真や動画が撮影できるスマホみたいなものがあるのに、撮影禁止ってのも今更だと僕は思うんですよね。
次のライブは来年の新作がリリースされてからになるだろうけど、また必ず行きますよ!
良い夜でした。
Apple Music Playlist 2019.10.28 [Astral's AM Playlist]
ジョン・カパイとスティーブ・グレゴリーのこと [R&B/JAZZ/etc]
先日ストリーミングでリントン・クウェシ・ジョンソンの「ティングス・アン・タイムス 」を聴いた時、1曲目のイントロでサックスが軽くソロをとるんですね。そのソロがとっても魅力的で誰だろうと調べたら、スティーブ・グレゴリーでした。
それで思い出したんですよ。このスティーブ・グレゴリーが90年代にリリースした「Bush Fire」(1994)というアルバムのことを。似たタッチのイラストでギタリストのジョン・カパイの「red gold and blues」(1994)というのもありまして、両方とも当時高い評価だったんです。
そもそも僕がこの二人というかスティーブ・グレゴリーの方がちょっと気にかかっていた理由がありまして。この人は90年前後のヴァン・モリソンのバンドのメンバーだったんですね。89年のライブ・ビデオ作品の「In Concert」で彼が吹いてるのが見れます。
でもそのスティーブ・グレゴリーとこのレゲエ・アルバムを作ったスティーブ・グレゴリーは同一人物なのか当時はよくわからなかったんです。見た目普通の白人だしレゲエ・アルバム?多分同姓同名の別人だろうと。
そんなわけで気になりつつも聴く機会なくそのまま現在まで来てしまったんですが。
今回思い出してストリーミングで検索すると見つかりました。邦盤のジャケとは違うけど。
左が邦盤、右がUK盤です。
聴いてみればこれが良いんですよ。
リラックスして聴けるこういうレゲエ・インスト大好きなんです。で当時はインターネットもなかったので調べられなかったんですが、スティーブ・グレゴリーを調べてみれば、はたしてヴァンのバンドにいたスティーブ・グレゴリーと同一人物でした。このアルバムにはジョージー・フェイムも参加してます。20数年かけて謎が解けました。この人一般的にはストーンズの「ホンキー・トンク・ウィメン」でサックスを吹いたことで有名みたいですけどね。
で姉妹盤のジョン・カパイの「red gold and blues」も見つかりました。
こちらも最高のリラックス盤で最高です。スティーブ・グレゴリーも参加してプロデュースはデニス・ボーヴェルです。
両方ともCDが欲しくて探したらスティーブ・グレゴリーの方はプレ値がついちゃってましたが、ジョン・カパイは安く中古を見つけて早速ぽちっと。このアルバム邦盤の方が良いジャケだよな。
これがUK盤。ストリーミングもこれです。
気長にスティーブ・グレゴリー盤は探そう。
音楽の中身についてほとんど何も言ってない記事になっちゃった。
それにしても2枚ともこういうのを隠れた名盤というんでしょう。
カミーユ・アンロ|蛇を踏む@オペラシティ・アート・ギャラリー [イベント]
Apple Music Playlist 2019.10.25 [Astral's AM Playlist]
Apple Music Playlist 2019.10.23 [Astral's AM Playlist]
清々しく爽やかで湿り気を帯びた歌声 [R&B/JAZZ/etc]
エファ・セリアの「and so it Begins」は昨年のベストに選んだアルバムでした。その後HPをたまにチェックしてたんですが、何の音沙汰もなくって。
「and so it Begins」は実際は2016年リリースで、彼女は本国では俳優とかもやってるらしいので、音楽の方はしばらくお休みなのかなぁと思ってたんですが、彼女のツイッターを見たら1月、4月と新曲が、7月にそれらを含む4曲入りEPがリリースされてました。
前作と音楽性に大きな変化はなく、最近のジャズの動きも反映したネオ・ソウル。ムーンチャイルドとか世界的にそういう音楽がコンテンポラリーになってるので、そんな流れの中に彼女もいるのかな。
こうして新作を聴いて、改めて僕は彼女の声が好きなんだということがよくわかりました。
彼女の音楽にはインドネシア的なところは全くないんですけど、清々しく爽やかでそれでいて湿り気を帯びた歌声は、やっぱり僕にはとってもインドネシア的なものに感じられるんですね。
特別声量があるわけじゃないですけど、節回しや息遣いまでが音楽的というか、歌になってる。
おとなりマレーシアのユナとも音楽性は通じますけど、っていうか同じインドネシアのアンディエンの方が近いか。でもエファ・セリアの方がダントツに好きだな。
おそらく全曲彼女自身の作だと思いますけど、ポップスとしての訴求力があって聴き飽きない曲にソングライターとしての才能を感じます。彼女はお父さんが向こうでは有名なミュージシャンで、お母さんもモデルだか俳優だかで、所謂サラブレッドですね。
本作には一曲だけインドネシア語で歌った曲があって、これなんか特にそう感じます。あぁ日本に来ないかなぁ。