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Better Daysについて [ひとりごと]

アメリカ大統領バイデン氏の就任式にちなんだアント・クレモンズとジャスティン・ティンバーレイクの「Better Days」がなかなかに良いです。ジャスティンの故郷メンフィス出身でのライブ演奏によるMVがグッときますよ。

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後からやってくる旨み [ポップ/ロック]

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前作からちょうど一年ぶりにの米倉利紀の新作「green Giraffe」。
前作はピンクの象でしたが、今回は緑のキリン。姉妹アルバムでしょうか。
92年にデビューして、これで25枚目のオリジナル・アルバムだそう。ほんとコンスタントにリリースして来たんですね。

前作しか聴いてないのに言うのもなんですが、シンガーとしてデビューして少しずつ制作にも関わりソングライティングも自身で手掛けるようになり、そうして培ってきたものがここきて、円熟の味まで漂わせるようになったということなんじゃないでしょうか。

R&Bをベースとしながらも、あくまでも日本語のポップスとして響かせるさじ加減が絶妙。昭和歌謡の残り香漂う平成J-POPを令和POPへとアップデートした曲作り・音作りも極まってます。

この人の歌詞は「愛してるって言えること、なんて素敵なことだろう」と歌う1曲目はじめ、いつもなら聴いてて気恥ずかしくなってしまうようなフレーズも多いんだけど、なぜかほとんど気にならず、素直に聴けるのは歌の上手さゆえだろうか。
確かなディクションと歌い込みすぎず過不足なく情感をのせるいやみのなさ。前作をずっと聞き続けて感じたその後からやってくる旨み?は本作でも際立っています。

前作同様アップ・ミディアム・スローときっちり揃えた楽曲も文句付けるところなしの良曲揃い。ベスト・トラックはブルージーでさえあるメロウ・グルーヴに腰砕ける「EGO」。オルガンがまた良い。
こうなると一度ライブが見たい。でもその前に初期のアルバムも聴いてみるかな。
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Making Love In The Rainについて [ひとりごと]

昨年僕が最も胸震わせたH.E.R.の「Damage」という曲は、ハーブ・アルパートが87年にジャム&ルイスのプロデュースでジャネット・ジャクソンとリサ・キースをフィーチャーした「Making Love In The Rain」をモロ使いしてます。
昨年「Damage」がリリースされた折にもそんなことをネットで読んだ気がしたんですが、昨夜の「メロウな夜」で松尾潔さんがそのことを話していました。R&Bでは別に珍しくもなんともない話でけど。

J-POPでもこういうのがあると面白いのになと以前から思ってたんですよ。
キャンディーズとか山口百恵とか、ちょっと古すぎるか。松田聖子でも中森明菜でもいいですが、過去の曲を引用した最近の曲があったりすると面白いのにな。
でも日本だと著作権以前に、そういう使い方は難しいんだろうな。替え歌でさえ難しいみたいだから。



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Apple Music Playlist 2021.01.18 [Astral's AM Playlist]

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Tito Rodriguz:Lo Inedito
良い雰囲気のジャケに惹かれて今夜はティト・ロドリゲスを聴く。いつのアルバムかよくわからないんだけど、以前はティトといえばダンス・ダンス・ダンスなプエンテの方ばかり聴いてたけど、最近はこちらの歌謡性に親しみがわく。これは編集盤なのかな。英語で歌う「31 Flavors」のアメリカン・ラテンな感じが絶妙にイケる。
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Apple Music Playlist 2021.01.17 [Astral's AM Playlist]

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Eddie Palmieri:Exploration - Salsa-Jazz-Descarga
知らないうちにエディー・パルミエリのアルバムがスポティファイに出そろってました。本作は78年のタイトル通りの熱いラテン・ジャズ盤。過去曲の編集盤みたいです。そうかこういうアルバムがあったか。一曲目からニッキー・マレーロのティンバレスやロニー・キューバーのソプラノ・サックスが暴れまわる。キューバーってバリトンだけかと思ってた。うーん今まで知らなかったのが悔やまれる。
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Apple Music Playlist 2021.01.16 [Astral's AM Playlist]

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Bonnie Rait:Bonnie Rait And Friends
ボニーの2006年のライブ盤。これ当時ジャケを見てなんかブートっぽい?と思って正式なライブ盤じゃないんじゃないかと思って買わなかった。一応キャピトルからってことになってるんだけど。ノラ・ジョーンズはじめゲストありの企画ライブ。前年の「Souls Alike」はとびきりのお気に入りでそこから多く選曲されていてうれしい。彼女のアルバムは甲乙はあまりない。良いライブ盤です。でもライブ盤としては95年の「Road Tested」がやっぱり決定版ですよね。
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34+35 (Remix) について [ひとりごと]

アリアナの34+35 (Remix) はドジャ・キャットとミーガン・ジ・スタリオンが客演。ばっちり売れ線ですな。

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Apple Music Playlist 2024.01.14 [Astral's AM Playlist]

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Mary J Blige:Mary
今夜はメアリーJの99年作を。以外にも一曲目はメロウな曲で始まり、調べてみればこの曲はローリン・ヒルのプロデュース。そうか「The Miseducation of Lauryn Hill」は98年。うーん時代ですねぇ。
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アコーディオン弾きの息子 [本]

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1999年、カリフォルニアで死んだ男が書き残した「アコーディオン弾きの息子」という回想録。親友である作家は、バスク語で書かれたこの手記を元に、彼ら二人の物語を紡ぎはじめる。死んだ幼なじみが、家族にも読めない言葉で綴り、向きあおうとした過去とは何だったのか。故郷の美しい自然、朴訥で生気あふれる人びと、名士として知られた幼なじみの父のもう一つの顔…。スペイン内戦とフランコ独裁、そしてテロの時代へ。暴力の歴史にさらされた若者たちの震える魂、痛ましい記憶を力強く繊細に描きだす。多彩な人物が躍動する、バスク語現代文学の頂点。

今日は今年最初に読んだ本、スペインのバスク人作家、ベルナルド・アチャガ「アコーディオン弾きの息子」のことでも。
正月休みに読もうと思ってたのが、正月はのんびりしすぎて本など読まず、この1週間くらいで読みました。翻訳は昨年ですが、原書は2003年とのこと。その原書はバスク語で書かれている。

スペインのバスクというのは、ものすごくおおざっぱに言えば日本でいえばアイヌとか。
まぁ細かい説明は抜きにしましょう。

とにかく傑作でした。
主人公がスペイン内戦やバスクの抵抗運動やテロの時代をどのように生き抜き、自分の言葉=バスク語を失って生きていかざるを得なかったか。主人公の残した手記を元に語られる人生が、それが鮮やかに反転する後半には胸を突かれた。
母語を失うということはどういうことか上手く想像できないけれど。
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I Can Love Youについて [ひとりごと]

昨夜のラジオ「メロウな夜」はメアリー・J・ブライジ特集で、さすがの選曲でした。数年前に彼女をベスト選に選びましたが、実際のところアルバムは聴いたことないのもいっぱいあるんですよ僕は。

昨夜の選曲の中では「I Can Love You」リミックスが特に耳に残りました。Brooklyn Funk R&B Remixってタイトルからしてカッコいい。

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