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Apple Music Playlist 2021.01.11 [Astral's AM Playlist]

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Jukkis Uotila Band:Live
フィンランドのドラマーのレギュラー・バンドにマイク・スターン&ボブ・バーグが参加した90年のライブ盤。冒頭ムーディに始まりますが、全4曲全て10分越えの飛ばしまくりで突っ走るハード・フュージョン。マイルズの元を離れた二人が伸び伸びとプレイしたって感じですか。後半2曲は痛快。
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Best Friendについて [ひとりごと]

昨年のジェネイ・アイコとの「Back to the Streets」もよかったけど、今回はドジャ・キャットとの「Best Friend」も良い。今一番イケイケな女性ラッパーですねサウィーティーは。

こういうMVだとリリックが分かるとより楽しめるんだけどな。

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小湊鉄道に乗る [雑記]

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昨年末12月29日に行った小旅行についてちょろっと記しておきましょう。
房総半島を横断する小湊鉄道~いすみ鉄道ってのがありまして、それに乗ってきました。
まぁこのご時世ですから、ちょっとした気分転換って感じですね。内房の五井~外房の大原まで、寄り道せずにいっても3時間くらいはかかると思います。何しろローカル線。一車両のみのディーゼル電車です。扇風機がついてるような。

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途中高滝駅というところで降りて、高滝湖までレンタサイクルに乗って。畔にあるそば屋で昼食をとり、同じく湖畔にある市原湖畔美術館に行ったんですが、残念ながら年末だけに閉まってました。良い雰囲気の美術館だったんだけど。
でも併設されている房総の食材を使ったピザ屋さんは開いてましたね。昼食後そんなに経ってなかったけど、イワシのピザを食しました。おいしかったな。
湖にはボートで釣りをしてる人がいっぱいで、結構穴場なのかもしれない。

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夕方には大原につきとりあえず港まで歩き、夕飯を駅近くのすし屋で。お客さんいなかったなぁ。
そして夜8時半頃の特急で都心まで。
小湊鉄道、のどかな車窓からの眺めでリフレッシュしました。
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Apple Music Playlist 2021.01.08 [Astral's AM Playlist]

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Sly & Robbie:Red Hills Road
以前にもとりあげましたけど、僕はスライ&ロビーの非レゲエ・アルバムである「Drum & Bass Strip to the Bone By Howie B」と「Version Born」が大好きなんですけど、この新作はそういう向きにはぴったりのグルーヴ・アルバムになっています。最新のレゲエは下敷きにあるんでしょうが、最新のビート・ミュージックとも違う彼らならではのリズムがリラックスと緊張の間で揺蕩うようで、何度も聴いてしまう。良いです。
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KID FRESINO “20,Stop it.” Release Live [イベント]

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見ました!
KID FRESINO “20,Stop it.” Release Live!!
チョーゼツ!カッコよかったです!
今これ以上カッコいい音楽はないだろ!ってくらいカッコよかった。
会場でみたら失禁ものです。

フル・バンドセット!
ツイン・ドラム!ツイン・ギター!トランペットにスティール・パンまで!!
DJセットもあるんですが、やっぱりフル・バンドによる超スリリングな演奏はもうほんとすごかった。
いやぁ正月明け早々、すごい音楽を聴いてしまいました。
しばらくアーカイブ公開されるらしいので、明日も見よう。
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言葉の意味を飛び越えて [R&B/JAZZ/etc]

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いやぁすんごいことになってるなこれは。
昨年からポツポツとリリースされる曲から、ある程度予想はしてましたが、KID FRESINOの新作「20,Stop it.」は前作を遥かに凌駕する傑作です。いきなり言い切っちゃいましたよ。でもほんとすごい作品です。

前作にも参加していた三浦淳悟や石若駿といったそれぞれがジャンル横断して活躍する精鋭ミュージシャンと盟友jjjやロンドンからobject blueなどといったトラック・メイカーに加え、カネコアヤノや長谷川白紙といった同世代の気鋭の音楽家も参加して、ヒップホップ~現代ジャズ~ビート・ミュージック~ポップスが渾然一体となった音楽が溢れてきます。

KID FRESINOのリリックは英語比率が高いですけど、カッコつけで横文字を連発してるんじゃなくて、言葉の響きやグルーヴを重視しているからなんでしょう。言葉の意味を飛び越えて、五感に訴えかけるラップといえばいいか。そもそもアルバム冒頭からして聴こえてくるのは中国語だしね。

僕が所謂日本語ラップを聴いて辟易してしまうのは、「ヤンキー版青年の主張」のようはリリックを聴かされるからなんですよ。多分日本語ラップが好きな人はJ-POPファン同様、その内容に反応するんでしょうけど、僕のようなグルーヴや音楽そのものにしか反応しない聴き手にとっては、言葉がグルーヴしてくれないと四畳半フォークと同じなんですよね。

前作はラップ・アルバムにつきものの客演陣にちょっとなぁと思うものもあったんだけど、今回はスリリングなバックトラックに耳が行きがちなのもあって、あまり気にならない。
しかし、これだけ「音楽的」なラップ・アルバムだと日本語ラップ・ファンにはあまり受けないような気がするけど、どうなんでしょうね。そういえばラストの「Rondo」なんて、普通に歌っちゃってるしね。

ボーナス・トラックとして収録された「No Sun」のリミックスがまたかっこいいんだ。ミニマルな、いやワールド・ミュージック・ファンとしてはマンディング・ギターともルンバ・コンゴレーズのようなとも形容したいギター・プレイも耳を引きますが、中盤、ドラムと丁々発止で渡り合うパートはもうインプロヴィゼーションそのもの。圧倒されます。

昨年頭はモーゼス・ボイドのカッコよさにノックアウトでしたが、今年も正月明けにいきなりこれですよ。今年一番かっこいいアルバムはこれかも。これを超えるのはなかなか難しいですよ。
正月明けながら今年のベスト選確定の傑作です。

そういえば本作のリリースを知ったのは正月休みだったんですが、リリースライブが7日あると知って、見たいなぁと思ったらすでにソールドアウトで。でも緊急事態宣言が出るとかってことで、中止になっちゃいました。でもオンラインライブが開催されるそうで。チケットなかったこちらとしてはうれしい。明日はiri以来のオンラインライブです。楽しみ~。
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Semba Originalについて [ひとりごと]

パウロ・フローレスは12月31日に、新曲もリリースしてるんですよ。
タイトルがズバリ「Semba Original」で、この曲はヴァルデマール・ヴァストスとカルロス・ブリティという二人のアンゴラのアーティスト?音楽家?に捧げられているようです。
昨日のエスペランサに続く個人名義のアルバムも用意しているとどこかで読んだんけど、どうなんでしょう。

タイトル通り王道のセンバです。

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祝福と呪いを豊饒なグルーヴに [アフリカ]

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あけましておめでとうございます。
年末にちょろっと行った小旅行についても備忘録として記しておきたいんですが、とりあえずそれは置いといて。

パウロ・フローレスがプロディジオというラッパーとの共同プロジェクト、エスペランサ名義で「A Bênção e a Maldição」を昨年11月にリリースしてました。ジャケットとタイトル「祝福と呪い」からも伺われるとおり、シリアスなメッセージ性の強い作品になっています。社会における貧富の差なんかをテーマにしているようです。

無伴奏で歌いだされる1曲目「História」から、意味は分からなくとも言葉に耳を傾けさせる音作りで、アコースティック・ギターにベースとドラムだけの簡素な演奏をバックに沈鬱に歌われるメロディ、プロディジオのラップはラップというよりポエトリー・リーディング的で、それもやはり聴き手を言葉にフォーカスさせる要因になっています。後半、ホーンが入ってくるとよりアジテーションのような様相を帯びる。

シリアスなメッセージを中和するように2曲目の「Nzambi」はレゲエのニュアンスのある豊饒なグルーヴに、パウロ・フローレスの音楽家としての懐の深さを感じずにいられません。

以降も比較的シンプルなアンサンブルながら、哀愁漂うメロディに乗せて言葉を慈しむように歌うパウロ・フレーレスと思いのたけが溢れるようなプロディジオのラップが対照的ながら、豊かなアンゴラの音楽的土壌に想いを馳せさせる作品になっています。

「Viola」や「A Vida É Curta」なんか、センバがサンバの語源だということに深く頷いてしまう美しい詩情に溢れていますよ。王道のセンバ「Kafrique」は訴求力抜群のパウロ・フレーレスの歌にほれぼれと聴き入ってしまう。
全8曲32分と短いんですが、懐深い素晴らしい作品だと思いますよ。
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