Apple Music Playlist 2021.01.31 [Astral's AM Playlist]
The Waveについて [ひとりごと]
このaimiというシンガーの「The Wave」は、昨夜歩いた渋谷のバッググラウンド・ミュージックとしてぴったりなフィーリング。このグルーヴが、すごくTOKYOっぽいなと思いました。
非常事態宣言下に渋谷へ [ひとりごと]
ひさーしぶりに渋谷へ行きました。
1年ぶりくらいな。
駅周辺はそれなりに人はいますけど、やっぱりちょっと離れると週末の渋谷とは思えないくらい人が少ないですね。そりゃまぁ非常事態宣言下ですからね。たぶん昨年の4月あたりはもっとガラガラだったんでしょうね。
人が多く集まるようなところへは極力行かないようにしてますが、今日は渋谷以上に久しぶりのエル・スール訪問でした。
ア・カディールをようやくゲットしましたよ!3枚も。うれしいなぁ。
ついでにアジア歌謡を物色して、新譜は全く見つからないので、ちょうど10年前のニュ・クインを。全く聴いたことなかったんですよね。リリース時にも評価高かった気がします。10年もたってようやくです。聴くのが楽しみ。
あったらいいなぁと思ってたマラヴォアの新譜はリリース後2か月はヨーロッパ以外には販売しないそうで、2月になればということでした。残念。ストリーミングでもダウンロードでも見当たらないのは、そういうことなんでしょうか。早く聴きたいなぁ。でもとりあえずは念願のア・カディールをしばらくは聴きまくります。
Apple Music Playlist 2021.01.28 [Astral's AM Playlist]
So So Sickについて [ひとりごと]
母親が日本人だというジョイス・ライスの「So So Sick」がなかなか良い。
MVは母親仕込み?の日本語で小芝居ありで笑える。
若干たどたどしいけど。
そもそも日本語でディスってるのに最後に現れるのは・・・
MVは母親仕込み?の日本語で小芝居ありで笑える。
若干たどたどしいけど。
そもそも日本語でディスってるのに最後に現れるのは・・・
Apple Music Playlist 2021.01.26 [Astral's AM Playlist]
Kate Rusby:Hand Me Down
週末のラジオ「ウィークエンドサンシャイン」で流れてきた曲に、あれ?この曲聴いたことあるな。なんだっけ?と思ったらKinksの「Days」でした。でも歌ってるのは女性シンガー。誰だろうと思ったらこの人でした。昨年リリースのカバーアルバムに収録されています。他に取り上げているのはバングルズ「Manic Monday」、テイラー・スフィフト「Shake It Off」、シンディ・ローパー「True Colours」など有名な曲が多いですね。ライル・ラヴェット「If I Had a Boat」なんてのもあります。これが結構良いんですよ。まぁこういうカバー・アルバムは曲が良いから3割増しくらいでよく聴こえちゃいますけど。アコースティックなアレンジのものが当然多いですけど、Kinksの「Days」だけエレポップというかチープな打ち込みで。これがまたなんとも良いんですよね。佳作だと思います。
Apple Music Playlist 2021.01.25 [Astral's AM Playlist]
流れ蘭方 示現寛斎 [本]
ここ数年、時代小説をよく読むようになって、ふと思い出したのが、芝木秀哉著「流れ蘭方 示現寛斎」という本のこと。この本や著者について知ってる人は、ほとんどいないでしょうね。
著者は僕が以前勤めていた会社の上司だった人なんです。
直属の上司じゃなくて部長さんだった人なので、親しく話したわけじゃないですけど。
奥付をみると2003年12月発行となっているので、もう17年も前なんだ。
確か兄弟がみんな医者で、著者は医者にはならなかったけど、江戸時代などの医療のことをサラリーマンをする傍ら研究してたようです。古い文献を会社で持っているのを見たことがあります。
でも病気になってしまって、もう定年間近だったと思うけど、亡くなってしまったんですね。病床でもこの本の校正をしていたと聞いています。亡くなった後、奥さんが出版社に持ち込んだらすぐ出版が決まったそうです。会社でもまとめて買って、僕も購入しました。でも言ってみりゃ義理で買ったみたいなもので、たいして興味もなかったので、読んでなかったんですよ。
上に書いたような江戸時代などの医療の研究を元にこの本は書かれています。
主人公は実在した蘭方医をモデルにして、医者を主人公にした時代小説といえば山本周五郎の「赤ひげ先生」が有名です。僕は読んだことないけど。
この本は著者の豊富な医療についての知識を元に当時の蘭方医がどのようにして手術や薬を作ったかなどを細かに描写しています。他にも例えば銚子を舞台にした場面では銚子という町がどのように発展したかなども詳細に語られる。細かすぎて本筋がさくさく進まないきらいもあるけど、これが著者のスタイルといえばそうとも言える。
主人公は金持ちからはたっぷりと金をとり、貧乏人はタダ。とはいえ今なら簡単に治せる病気も、当時はわからないことも多く、物語中、患者を死なせてしまい、医術を信じることができなくなり大酒をかっくらう主人公が魅力的です。
とても面白く読みました。普通に時代小説として面白いし、医療をテーマにしているとあって、個性的な時代小説です。
今なら柴木さんに色々訊ねてみたいこといっぱいあるなぁ。
ハリージーからブギーまで [アラブ]
昨年11月にアンガームの新作がリリースされてました。前作は2019年の初頭でしたから2年ぶりくらいか。
タイトルは「Mazh」。1曲目がそのタイトル曲。揺蕩うようなストリングスをバックに風に揺れるようなメリスマが美しい。続く2曲目は王道のシャバービーで、この2曲で絶好調は未だ維持していると確信できます。
でも驚いたのが3曲目。こ・これは。ブギーじゃん。
確か以前アンガームはエレクトロニックなことして大失敗したと聞いてます。僕はそれを聴いてないので比較はできませんが、今回はばっちりオッケーじゃないでしょうか。
ホーン・セクションとバック・コーラスも華やかに、四つ打ちのディスコ・ビートにのせて余裕のこぶしを震わせてますよ。
後半になるとポリリズミックなビートが腰に来るハリージーなど、ダルブッカの音がやけに耳につきます。前作は王道の歌を聴かせるシャバービーが中心でしたから、今回はハリージーからブギーまでちょっと羽目をはずして?比較的ダンサブルな曲が多めです。
とはいえ一番長尺の古典歌謡な「Anani」などもあり、全15曲1時間13分。大作といっても良いかもしれない。
それにしてもYoutubeを見れば全曲のMVがあって、全曲音源を公開するのは珍しくないけど。全て舞台セットと映像をバックに歌うスタイルですけど、全曲MV作るってのはやはりコロナ禍で、コンサートもできないからなんでしょうか。