R&Bもラップもサンバも等距離 [ラテン]
今年はブラジル音楽もほとんど聴いてないな。
このタッシャ・レイス「Próspera」くらいかも。
ブラジルのR&B~ラップはあまりチェックしてこなかったのは、サンバやショーロみたいな魅力的な自国の音楽があるんだから、そんなアメリカナイズされた音楽やることないのになぁという思いも少しはあったと思います。
でもこれ聴いたら、そんなこと言ってられません。
R&Bもラップも、もちろんサンバも等距離で自然体で吸収したからこその独自性に溢れていて、素直にカッコいい。
僕は音楽のリズムの違いは言語のリズムの違いだと思ってるんですけど、あのトラップのどよ~んとしたベース音にのるポルトガル語のラップは英語よりも音節が短いので、こっちの方がリズミカルに聴こえるなぁと思いました。
メロウなトラックのネオ・ソウル風味や、そこから先に進んだサンバR&B?などなど一枚で三つも四つもおいしい傑作です。