良くなくなるまでは良かったのよね [R&B/JAZZ/etc]
本日リリースのケラーニの新作「It Was Good Until It Wasn't」。
ジェネイ・アイコと共に今一番惹かれるシンガーのひとり。
と思って聴き始めたら、6曲目「Change Your Life」で当のジェネイ・アイコの声が聞こえてきてびっくり。他にもラッキー・デイやジェイムス・ブレイクが参加しています。
本作も今どきのというかジェネイ・アイコの「キロンボ」と同様、同じようなミディアム~スローな沈鬱なグルーヴの曲がずっと続く。それでもお喋りのスキット3曲を含む15曲で40分にも満たない短い尺。
とりあえず一回聴いただけだけど、「良くなるまでは良かったのよね」というタイトルどおり、どこか自嘲も混じったようなパーソナルな歌声が響く。そう誰かに訴えかけるといようり独り言のような。
そういう意味でシンガーソングライター的なR&Bですね。
あとこのジャケット。最近はタイトルも名前もないジャケ増えてますね。これはあきらかにレコードでもCDでもないストリーミング時代のジャケットですよね。ジャケにタイトルとか入れとく必要ないもんね。
ジェネイ・アイコと共に今年を代表するR&Bアルバムです。