SSブログ

Apple Music Playlist 2018.02.08 [Astral's AM Playlist]

SYWBOutlaw.jpg
Steve Earle & The Dukes:So You Wannabe an Outlaw
久しぶりに聴くスティーブ・アール。昨年のアルバム。相変わらずカッコイイ。やさぐれたカントリーであり、誇りまみれのロックンロール。複数のギターにフィドルという鍵盤なしのアンサンブルのマジック。広大な田舎。アメリカという国を思う。


nice!(0)  コメント(0) 

Apple Music Playlist 2018.02.07 [Astral's AM Playlist]

MOWOODS.jpg
Justin Timberlake:Man of the Woods
前作2枚はよく聴いた。5年ぶりだけど、現代を代表するポップ・スターなんだから、もう少しコンスタントに出して欲しい。今回はちょい内省的みたいだけど、トレンドもちゃんと取り入れて世界標準ポップを体現するのは相変わらず。音楽的には基本R&Bだけど、アリシア・キーズとレゲエしたり、そのすぐ後にクリス・ステイプルトンとカントリー・ゴスペルするあたりこの人ならでは。お金をたっぷりかけた世界で売るための商品としての全方位射程圏ポップスとしての完成度はハンパない。今回はCD買わないけど。ベスト・トラックは「Midnight Summer Jam」。

nice!(0)  コメント(0) 

プリクラ・デコーレーション・パワー・ポップ [ポップ/ロック]

31Wonderland.jpg

ブックオフ行くともう一杯ありすぎて、何を探せばいいのかわかんなくて、お目当てのものが見つかったら、すぐ出てきちゃうんだけど、先日ジャミロクワイを探しに行ったときは、めずらしく他も眺めてみた。と言っても280円棚だけだけど。
で見つけたのがサイレントサイレンの2014年の2枚目「31Wonderland」。これはうれしかった。ファンなら定価で買えって話ですけどね。

僕がサイサイを初めて聴いたのは次の3枚目からですけど、サイサイはこの頃から現在までそれほど変わんない印象なんですよね。スポティファイとかでもインディーズ時代のアルバムも聴きましたけど、あんまり変わんない。もちろん演奏力が上がってアレンジも凝ってきてはいるけど、音楽自体の印象は変わんない。

サイサイの場合やっぱりほとんどの作曲を担当しているクボナオキの存在が大きい。最初から曲の完成度がもうハンパなく高い。本作でもよくまぁこれだけポップでキャッチーな曲を次から次へと書けるもんだなと感心します。破格の才能ですよ。お勉強してます感や手練手管感を全然感じさせないのが良い。もちろんそれを体現するバンド自体が魅力的なんですけど。

サイサイを聴いていつも思い浮かべるのは、若いの女の子が友達と撮ったプリクラを、手帳とかにベタベタ貼り付けてサインペンでかわいくデコレートしたりするあれ。
ああいう若い女の子が先天的に持ってるセンス。僕はああいうのすごいなと思う。

学校でいくらグラフィック・デザインを勉強したって、逆立ちしてもあんなの描けないもの。そもそも男にはあれは描けないよね。
もちろんあれがアートとして扱われないのと同様に、彼女たちの音楽がアーティスティックな観点からはまったく相手にされないのも、まぁ仕方のないことかもしれない。

プリクラ・デコーレーション・パワー・ポップ。
どうだろうこのネーミング。余計安っぽいイメージになっちゃってダメか。

それはいいとしてこのアルバムも良い。
やっぱ曲が良すぎる。楽しい。
それにすぅの声が特別な魅力を発し始めてきたし。
ベスト・トラックは「雨降りフリル」。
この言葉のセンスが面白い。女の子だよね。それがメロディに乗った時に音楽のマジックが起こる。
nice!(0)  コメント(0) 

ジャミは変わらない [ポップ/ロック]

ROCK DUST LIGHT STAR.jpg

ちょっと前にプチ・マイ・ブームだったジャミロクワイの「ROCK DUST LIGHT STAR」(2010)をCDでゲット。ブックオフで280円だった。他にも色々あったけど、あれこれスポティファイでひととおり聴いたら今の気分だとやっぱり最近の方がしっくり来たんですよね。

でもジャミロクワイのファンってどうも最初の3枚を愛する人が多いみたい。いわゆるアシッド・ジャズ時代の作品。最近のはエレクトロニックでダメだと。プログラミングなんてダメだと。ジャミロクワイのファンでもそんなこと言うんだとちょっと驚きました。90年代以降の音楽ファンはプログラミングとか全然オッケーなイメージだったので。

僕はEDMだろうが関係なく楽しめるので、全く問題なし。
実際どのアルバム聴いてもよかったよ。キャッチーでファンキーでダンサブルで。気軽に楽しめる。初期と現在とそう変わんない。っていうか全然変わんないと思うけどな。

そういえばジェイ・ケイってなんかミック・ジャガーみたいだなと思った。コンテポラリーな音にいつも目配せしてるとこが。
ただジャミの場合はストーンズにおけるキースの存在がない分、チャラいイメージなっちゃうんだと思うな。オーセンティックな方向へのベクトルが見えないから。流行りものに乗っちゃってんねみたいな。
でも生音ジャズ・ファンクに拘ってたら今みたいな人気は得られなかったよね。

全然アルバムのレビューになってないけどまぁいいや。
良いアルバムですよ。
nice!(0)  コメント(0) 

Apple Music Playlist 2018.02.04 [Astral's AM Playlist]

atarashiisekai.jpg
笹川美和:新しい世界
こんな素晴らしい歌手がいたなんて知らなかったよ。名前はどこかで聴いたことあるようなないような?まいったなぁ。キャリア14年。本作は初めての他人の曲中心に歌うアルバムだそうで、とにかく冒頭の「紫陽花」を聴いただけで、そのたおやかな歌声に惚れました。今までとりたてて気にも留めてなかった「今宵の月のように」「家族の風景」のような曲も、彼女に歌われると特別な曲に聴こえる。アコースティックなアレンジがセンス良すぎなスノッブさを醸すところを彼女の歌声が中和していく。そこが良い。深く胸揺さぶられます。もっと早く知っていたかった。自分の不明を恥じるばかり。また一人心から愛せる音楽家を見つけられてうれしい。

nice!(0)  コメント(0) 

Apple Music Playlist 2018.02.03 [Astral's AM Playlist]

Rah Tethkerni.jpg
Angham:Rah Tethkerni
アンガームの新作です。前作は今も時折取り出すほどの愛聴盤でしたが、本作も好調を維持。あの揺れ動くようにしなだれかかる歌声に1曲目から既に翻弄されて全面降伏です。前作よりもアルバムとしての構成が起伏に富んでいて、曲も粒ぞろいでラテン・ナンバーもあり。どんな曲でも難なく歌いこなすアンガームの歌は円熟の兆しも。麗しいストリングスをバックにすべてを包み込むように歌われるラスト曲を聴いたら、もう傑作と言わずにはいられない。ロターナだから今回もライスからディストリビュートされるといいんだけどな。

nice!(0)  コメント(0) 

Apple Music Playlist 2018.02.02 [Astral's AM Playlist]

今日も朝から雪でした。
寒さはそれほどでもなかったけど。
そんなわけで今夜は若きカヴァキーニョの名手の腕前に耳を傾けてぬくぬくしましょう。

CAVAQUINHO POLIFONICO.jpg
Messias Britto:Cavaquinho Polifônico
バイーア出身のカヴァキーニョ奏者のリリースされたばかりの2作目。ルイス・ゴンザーガ、ピシンギーニャ、アリ・バローゾなどなどの曲を若々しく鮮やかなプレイで弾き語ってます。ジャケ写どおり演奏することが楽しくて仕方ない、カヴァキーニョだけでこんなにできるんだよと、といった感じが伝わりほっこりする。オリジナルも良いね。
こちらはエルネスト・ナザレーの曲。お見事。座布団一枚!


Baianato.jpg
Messias Britto:Baianato
こちらは昨年リリースの1st。でも3年前に一度リリースされてたよう。こちらはパンデイロやギターも加わったスタンダードなショーロ。冒頭から笑っちゃうくらいのバカテク炸裂。なのに嫌味にならないのはショーロゆえか。高速パッセージも良く歌って楽しい。気の合う仲間との打ち解けた会話のよう。30分強。あっという間に終わっちゃうのがもったいない鮮烈なデビュー作。
冒頭曲。涼しげに楽し気に。いやはや。君たちすごいね。

nice!(0)  コメント(0) 

Apple Music Playlist 2018.02.01 [Astral's AM Playlist]

No Drama.jpg
Tinashe:No Drama (feat. Offset) - Single
2ndアルバム「Joyride」はいつになってもリリースされず、その割にはミックステープとシングルはポツポツと出してくるティナーシェ。でもカッコいいなぁ。こんな曲でバリバリ踊っちゃうのもよくわかんないけど、若手の中ではやっぱり頭3つくらい抜けてると思う。新しめのR&Bは暗くて眠くなっちゃうんだけど、この娘は身体性があってポップだから好き。だから早くアルバムだしてくんないかな。

nice!(0)  コメント(0)