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Today's choice 2018.01.31 [Today's choice]

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Van Morrison:Days Like This -Single
95年の同名アルバムからのシングル。ここだけに収録されているカップリング3曲がなかなか良いんですよ。クレジットがまったくないんだけど、声でわかるジェイムス・ハンターとのデュエット「I Don't Want to go on Without You」。ドリフターズのカバーですね。時々聴きたくなる味わい深い武骨なカバーなんです。これは確か以前ベスト盤に収録されたような気がする。続くは娘シャナと歌うスタンダード「That Old Black Magic」。軽快で楽しい。最後はオリジナルのインスト「YO」。あれ?これ「Keep Me Singing」(2016)に入ってた「Look Behind The Hill」じゃん。そうかここでインストとしてリリースしてたのね。すっかり忘れてました。ヴァイブ~オルガン~ギターと続くブルージーなソロもナイス。
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Apple Music Playlist 2018.01.30 [Astral's AM Playlist]

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Leila Rosa:Recomeço
最近のMPBものにはあまりピンとくるものがないんだけど、これはデヴィッド・T・ウォーカー思い出さずにいられないギターと夢見るようなエレピがメロウを演出する一曲目から惹きつけられました。実際こういう意匠を施した音楽はいっぱいあるけど、だからこそ細かいディテールの好みやツボの違いでよかったり、あんまりだったりする。ミナス出身で相応のキャリアのある人のようだがこれが初作。ミナスと聞いて思い浮かべるインテリの室内楽ジャズみたいなのではなく、曲の良さとアレンジ・ワーク、そして歌で勝負。全曲自作でヴァラエティに富んだ良い曲ばかり、2曲目のホーンもいい感じでお洒落だし、アコーディオンやヴァイブなど適材適所、そこにのるレイラ・ローザの歌声は柔らかで軽やか、そしてたっぷりと瑞々しい。ジャズやソウルなどの要素も取り入れながらもブラジル音楽らしい優雅さは失わない。ほんと絶妙な塩梅で好みなんですよ。ツボを押されまくりです。素晴らしい。

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Apple Music Playlist 2018.01.29 [Astral's AM Playlist]

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Toto Bona Lokua:Bondeko
ジェラルド・トト(マルチニーク)、リシャール・ボナ(カメルーン)、ロクア・カンザ(コンゴ)という3人によるユニットの14年ぶりの新作。この3人に特別の関心を持ってこなかったので前作も聴いたことない。でもこれは気に入った。最近寒すぎることもあって、ほっこり優しく包み込むようなコーラスと揺り篭のようなグルーヴにすっかり魅了されてしまいました。このメンツだから汎アフリカン・ミュージックってことになるんだろうけど、とんがったところがひとつもないのに、新しくここにしかない、そしてジャンルを超越したグッド・ミュージック。才能ある人たちが集まると何やってもすごいのね。これは普通にCD買えるから既にあちこちで大絶賛されていることでしょう。

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Apple Music Playlist 2018.01.28 [Astral's AM Playlist]

Spotifyとアップル・ミュージックって微妙にラインナップが違うんですよね。
まぁ大体同じっちゃ同じなんですけど、僕の印象だとアップル・ミュージックの方が色々ある感じなんですよ。J-POPは特に。最初に使ってたのがアップル・ミュージックだったってのもあるけど、最近はFreeプランのあるSpotifyしか使ってなかったので、アップル・ミュージックだとあれも聴けたのになぁってのが時々あったりする。まぁたぶん権利上の関係もあって日々変わってるみたいだけど。

そのSpotifyが今月はもう15時間をすぎて聴けなくなっちゃったのを機に、久しぶりにアップル・ミュージックをはじめてみた。

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Raúl Rodríguez:La Raíz Eléctrica
昨年新作が出てんじゃん!この人の前作「Razon De Son」は大好きだった。自作のトレス・フラメンコを駆使してのフラメンコとカリブ海ラテンとのミッシング・リンクを探る試みが頭でっかちにならずに身体性を持った音楽に昇華されいてた。
3年ぶりの新作は前作の試みを更に推し進めてエレキ化しちゃいました。MVでも弾いてる自作であろうエレキ・トレス!アハハ。初めて見たこんなの。おもしれーなぁこの人。なぜか参加しているジャクソン・ブラウンと一緒に歌うのはアフロビート・フラメンコ!カッコ良すぎて笑える。ほんと面白いな。学究肌なくせに直感と情熱が勝ってるんでしょう。本作も断然支持。CDは前作同様大きなブック使用らしい。エル・スールに入荷することを祈ります。

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これも楽しみな新譜1枚 [ひとりごと]

今年の新譜は先日のキース・スウェットのシングルをダウンロード購入した以外はまだ何も聴いてない。クリス・デイブもまだ届かないしな。

4月に久しぶりの新作をリリースするというエボ・テイラー。
今年のライブの動画を見ると、御年81歳、お洒落で粋なじいさんだなぁ。
この曲は新作からの曲だろうか。年季の入ったグルーヴに間奏のソロだけチョロっとつま弾くだけのギターもスペシャル。カッコいい。


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Today's choice 2018.01.26 [Today's choice]

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鄧麗君:初次嘗到寂寞
それにしても大雪後のここ数日、寒すぎ。今夜はテレサでも聴いてほっこりしよう。歌謡曲なテレサの最高傑作との呼び声も高い本作。一曲目からもう非の打ちどころなく完璧。なのに近寄りがたい雰囲気など微塵もなく親しみやすい。ディクションの良い歌声が歌の描く風景も明瞭にするよう。テレサの歌を聴くと中国語って美しい言語だなと思う。
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ジェリーを聴きかえす [ひとりごと]

先日ジェリー・ゴンザレスを聴いてから、ひさしぶりにハマってあれこれ聴き返してる。
2010年の僕の年間ベストに選出した「Avisale a Mi Contrario Que Aqui Estoy Yo」はWea Spainからのリリースだったんだけど、翌2011年にアメリカでは曲順を変えてSunnysideからリリースされた。以前ちょっとアップル・ミュージックで聴いた時はミックスが違うような感じがしたんだけど。

ひさしぶりに聴こうとしたらCDが見当たらない。
やっぱカッコイイ。

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凡庸 or 稀有 [ひとりごと]

昨年12月をもってFlowerのパフォーマー藤井萩花がグループを脱退、芸能界引退してしまいました。頸椎のヘルニアで療養してたんですが、なかなか治らなかったようで、このままではグループ活動が停滞してしまうということでの決断ということでした。

まぁ彼女は踊ってるだけなんで、それほどショックってこともないんですが、ただこのグループは2011年のデビュー時は歌手3人パフォーマー6人の9人グループだったんですよね。毎年のようにメンバーが脱退していって結局5人になっちゃった。昨年夏以来、新作が途絶えているので、とりあえず春には新曲がリリースされることを祈ります。

ちょうど一年前のライブ映像。
萩花がピアノを弾く「Call」。これからはこの演出もなくなっちゃうんだな。
続く「Virgin Snow」に当日シアター観覧した僕は、降る雪の冷たさに凍える指先の震えを、胸の震えと共振させるような歌にいたく感動したのでした。

上手く言えないんですが、この映像を見ながら、もしかしたら僕は鷲尾玲菜の歌の、ある種の「凡庸さ」に惹かれているのかもしれないなと思いました。そんな凡庸さは稀有であることの方がより尊ばれる世界では、あまり評価されないのも仕方のないことなんでしょう。

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愛を証するためのソウル・ミュージック [ひとりごと]

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キース・スウェットの新曲「How Many Ways」はK-Ciとのデュエット。これが素晴らしい。Youtubeで何度もリピートしすぎたので、いいかげんダウンロード購入しました。それにしても金太郎飴なスウェットの曲の中でも、これは近年出色の出来かと。

この節回しと言い二人の声の絡みと言い、もう米黒人歌謡の粋を結晶させたように黒光りしてます。エモーションに突き動かされるようにシャウトする二人の歌声に聞き惚れるばかり。良い歌です。

最近もトラップだなんだと色々新しいトレンドもありますけど、R&Bってのは結局のところ歌なんですよねぇ。そうなんだよ。歌謡曲なんですよねぇ。と深くうなずいてしまう。
この人はそこんとこよくわかってるんですね。

かつてはこの人だってテディ・ライリーと共にNJSというトレンドを引っ提げてましたが、今はもうそんなトレンドとはなんの関係もなく。毎度同じと言えば同じですが、常にエヴァーグリーンという。うーんすごい。ぐうの音も出ないとはこのこと。敬服いたします。

ワンコーラス歌った後、スウェットの「ケイッシィ~~!ヘルップミ~シイィ~ィング!!」に胸熱くするのは私だけじゃないはず。愛を証するために不器用な男心を歌いあげるソウル・ミュージックです。

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Today's choice 2018.01.22 [Today's choice]

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Edith Lefel:Si seulement
東京は大雪です。今夜はずっと降り続くようなので明日の朝は大変だ。
さすがに寒すぎてあったかい国の音楽を聴かなきゃやってらんない。エディット・ルフェールの2003年作。ごく普通のズーク・ラブながら、女ざかりを迎えた艶っぽい歌声にたっぷり酔わせてくれます。南国の熱気がスピーカーから流れだして部屋の気温もちょっと上がった気がする。これが遺作になってしまったなんてね。それにしても熟した果実のように魅力的な歌声でした。
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