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感涙!オルランド・シルヴァBOX [ラテン]

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くぅ~~~感涙です。
オルランド・シルヴァ・ボックスですよ。
こういうのがあったらいいなぁと思ってたのが。あったんですねぇ。知りませんでしたよ。95年にリリースされてたとは。まぁ当時はオルランド・シルヴァなんて知らなかったわけですけど。
ひょんなことからこの箱の存在を知り、どうしても欲しくてあちこち探しまわった結果、Ebayで中古を見つけました。15ドル。安!送料が17ドルもかかったけど、それにしたって3500円くらいですから。

その名も「O Cantor Das Multidões - Orlando Silva - Gravacõdes Originais 1935 - 1942」。
全盛期の録音が3枚のCDに66曲詰め込まれています。正直届く前は僕が持っているレヴィヴェンド盤「O Cantor Das Multidos」Vol.1-3と全く同時期なので8-9割がたはかぶっちゃうだろうなと思ってました。でも詳細に見てみると半分くらいは聴いたことのない曲でした。
僕が初めてオルランド・シルヴァを聴いた「ジョアン・ジルベルトが愛したサンバ」に収録されていた「はじめての時」「十字架のもとで」も聴ける。さすが本家だけに音も良い気がする。

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ブックレットの最後に35-42年の間にRCAヴィクターに残した録音のコンプリート・ディスコグラフィーが載ってるんですが、それをみてようやくこの頃、彼がどれくらいの録音を残したのかがわかりました。150曲残してますね。7年で150曲だから1-2か月に1枚くらいリリースしてたってことになります。やっぱり売れっ子の大スターだったんだなぁ。

僕が聴いたことのあるのはそのうち、このボックスを含めて90曲くらいかな。この詳細なデータはうれしい。やっぱりピシンギーニャやナダメス・ニャターリが録音を取り仕切っていたこともわかったし、シルヴィオ・カルダスやフランシスコ・アルヴィスと写った写真もあるし、ほんと基本情報を全然知らなかったんですよね。このブックレットを解読しなきゃ。ようやく長年のって言うほどでもないけど、留飲が下がる思いです。とにかく聴いたことない曲をいっぱい聴けるのがうれしすぎる。

とりあえず一回通して聴いてみる。麗しい歌声に酔いまくり。特にCDだと3枚目の40年前後の録音の脂の乗りまくった歌唱はほんっと素晴らしいです。

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