谷川俊太郎 展@東京オペラシティアートギャラリー [イベント]
今日は「谷川俊太郎 展」へ。
これがとっても面白かった。詩人ですからね。作品が目に見えるものじゃない言葉ですから、どんな展覧会かと思うでしょうが。
最初の部屋は、実験的とも単純な言葉遊びともいえる詩をモチーフとして、長方形の真っ暗な空間の壁に1.5mおきくらいにモニタ画面がならぶ音と映像によるインスタレーション。ちなみに音楽は小山田圭吾による。音楽というか音響ですね。
次の大部屋は自己紹介として子供のころからの自身にまつわるもの、写真、絵葉書(父からのものや自分でだしたものまで)、本、写真、レコード、ワープロ、PC・・・
本に刻まれた文字というだけでなく、響きや壁に大きく記された言葉によって、実験的というより言葉と戯れてきた詩人の軌跡が軽やかに表現されている。
本展を企画したギャラリーのスタッフにも拍手を送りたい楽しい展覧会です。