SSブログ

ナイジェリアン・ミュージックの名作2枚をレコードでゲット!! [アフリカ]

message.JPG

週一の更新になってしまってますが。
今日は新宿へ出たついでにディスク・ユニオンに寄った。

隠れサンタナ・ブームがまた到来したので中古CDをサンタナをはじめ数枚手にして、普段は見ないレコード・コーナーのワールドの棚を何気に探ってみると。なんと、キング・サニー・アデの名作「The Message」が!!!数ヶ月前にレコードで欲しいなぁなんていう記事をアップしたばかりで、まさかほんとに見つかるとは。底が抜けちゃってるんですが、迷わずゲット!1400円也。安!そんなもんなのかな。一般的にはほとんど知られざる作品だろうけど。80年代にサニー・アデがブームになった頃、日本にけっこうナイジェリア盤がはいってきたらしいから、その頃買った人が手放したということなんだろう。
早速帰宅して聴いてみた。至福。最高。音のほうはYoutubeで聴いてたけど、やっぱオリジナルのレコードで聴くのは格別ですな。これ最近CDでようやく再発されたようですが、音がかなり悪いそうでレコードでゲットしたから見合わせようかな。

うれしくなってもう一軒ユニオンを回ってみたら、もう一枚ナイジェリアン・ミュージックの名作を発見。

measure.JPG

そうです。コリントン・アインラ「Austerity Measure」。昨年海外から通販でCD-ROM送りつけられたやつ。
これもジャケが再発盤よりこっちの方がいいよねぇ。うれしい。これも1400円也。2枚とも家宝です。
これを機にレコードをバシバシゲットするって事はないけど、たまにはレコード棚を探ってみるのもアリだな。とまれレコ屋まわりはやはり楽しい。
nice!(0)  コメント(2) 

ジュジュ・ギターの将軍・王子アデクンレ [アフリカ]

adekunle.JPG

ジェネラル・プリンス・アデクンレの73年作「IN THE UNITED KINGDOM 」。
英国録音というのは怪しいみたいですが。
先月入手したシナ&アデワレが在籍していたらしいこのアデクレンレさんは、ギターの名手らしく多彩なギタープレイが楽しめます。乾いた粒立ち鮮やかなギターの音が気持ちいー。

ただ、リズム的に73年ということもあって、後のサニー・アデやエベネザーオベイみたいなタメの効いたうねるグルーヴはないので、ちょっと物足りない。世代的にひとつ前の人らしく素朴ってんじゃないけど、単調でのんびりした感じ。でもYoutubeでいくつか聴いてみるともっと複雑なグルーヴのもあるので、時代的にまだジュジュの初期段階ってことなのかな。
でも、ずっと聴いてるとけっこう気持ちよくなってきて、これはこれでアリ。スルメ味です。

そんなわけで相変わらずジュジュの生暖かい?グルーヴに使っている毎日なわけで、今日のサッカーU-20女子W杯の3位決定戦、日本対ナイジェリアも内心ナイジェリアを応援してしまいましたねぇ。だって選手の名前からしてオショアラとかアデイエモとかなんだから応援したくなりますよね!
あると思います。ぜったい。(ないかな?)
nice!(0)  コメント(0) 

怒涛のンバラ3連発!!! [アフリカ]

nbala3.JPG

先日バカ買いしたCDはどれも気に入ってますが、一番のへヴィ・ローテーションはセネガルのンバラ3枚ですかね。3枚ともとにかく怒涛のパーカッション・アンサンブルが最高です。

ヴィヴィアンはほんとビヨンセと並べて聴いてもいいくらいの、ポップでダンサブルな快作。
パペ・チョペットとサラーム・ジャロはレゲエのトースティングみたいな歌がご機嫌です。
トースティングみたいな歌としゃべくりの中間みたいなのは好きなんだけど、レゲエ自体にあまり興味がないので、あまり聴いてこなかったけど、バックの演奏がンバラなら好みにぴったりってことで。

ヴィヴィアンとパペは全40分前後だけど、サラーム・ジャロは倍近い78分収録。
どれもヘッドフォンで聴いてると頭くらくらしてきます。
やっぱこういうパーカッションがパカパカなってる音楽は大好きでっす!
もっと聴きたいですね。
nice!(0)  コメント(2) 

乞CD化!「The Message」 [アフリカ]

The Message.jpg

いやぁホレボレするね。このジャケ。
キング・サニー・アデの81年作「The Message」。
鋭いアデの眼光に、完成度高すぎるタイポグラフィー。
Kingの上の王冠。緑と黄色とピンク。
ピンクを持ってくるこのアフリカ的?センス。脱帽です。

残念ながらもちろんこのレコードもってない。
もちろん未CD化。
最近ようやく80年代前半のアデの作品がCD化が始まったようなので期待してるんだけど。

先日エベネザー・オベイの「EDA TO MOSE OKUNKUN」を聴いてから、すっかりジュジュ・ブームで。
もう我慢たまらずYoutubeにアップしてあったアデの「The Message」や「Check E」など80年代前半作をMP3化してしまった。CD出たら買うからさ。許してね。アデ。
いや、もう本当最高で。このジャケで再発してくれないかなぁ。無理だろうなぁ。絶対。
レコード見つけたら即決で買うな!

check e.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

身体に響きわたるめくるめくポリリズム [アフリカ]

Obey.JPG

しっかし相変わらずひどいな、これ。
何がってナイジェリア盤のCD。
傷だらけで、ちゃんと聴けるか心配になったよ。
粗悪なCD作らせたらナイジェリアの右にでるものはいないな。
ジャケもひどいしね。

とはいえこのエベネザー・オベイの77年の代表作と言われる「EDA TO MOSE OKUNKUN」。
外見は最悪でも中身は最高です。20分のメドレーが2つ。
以前買ったCDと聴き比べても音の密度が全然違う。まったりした人だと思ってたけど、こっちはもっと鋭く独特のハーモニーによる歌、複数のギターのからみはストーンズを思い出したり、めくるめくグルーヴはJBやPファンクのファンにも聴かせたい。ドゥンドゥンと身体に響くトーキング・ドラムやいろーんな鳴り物が生み出すめくるめくポリリズミックなグルーヴに絡め取られる。
こんな最高にグルーヴィな音楽が一部の人にしか聴かれてないなんて残念すぎる。
こんなカッコイイ音楽めったに聴けない。いやほんと。
今まで聴いたジュジュの中では一番です。
サニー・アデの80年代前半録音も早く聴きたいけど・・・。

ジュジュを愛する人、ジュジュっていえばキング・サニー・アデだけ聴いてればいいかと思っている人は絶対に聴くべし!!!
nice!(0)  コメント(0) 

Today's choice 2012-03-13 [アフリカ]

ORE.jpg

シキル・アインデ・バリスターの80年代前半のかな。たぶん。
数枚持ってるCDどれ聴いても同じに聴こえる。
ちょっとテンポが違うだけ。なのに、違うCD欲しくなっちゃうんだよな。なんでだろ。

このCDもパーカッションと歌だけ。いつもと同じ。
フジってたいていシキル御代が軽く唸ってからパーカッション類がはいってくるけど、
2つめのメドレーはパーカッションから始まる。
ミディアム・グルーヴがいい感じ。ってたいていミディアム・テンポだけど。
初めて聴いたときは物凄く極悪な音楽に聴こえたけど、最近はJB聴く感じでかるーく聴けるようになった。
あれもどれ聴いても同じだからか・・・。
nice!(0)  コメント(2) 

むせかえる熱気あふれるアフリカン・ラテン [アフリカ]

baobab1.JPG

レコオヤジさんの記事を見て、まだ店頭に並んでないのにだして見せてもらったアフリカン・ラテンのリイシューもの。ちょっと見せてもらうだけのつもりが、バオバブの1曲目を聴いて即購入決定。
http://www.youtube.com/watch?v=ByEVtvUsP5s

ユッスーにも影響を与えたというアブドゥレイ・ンバゥプの粘っこい歌声とまとわりつくような熱気を含んだサウンドにやられた。
再結成後の2008年作「メイド・イン・ダカール」は聴いていたけど、あれはカラッとしたラテン・サウンドだった。当然のことながら既に完成されたバオバブ・サウンドの再演でもちろんよかったけど、こっちはラテン音楽に影響を受けながらも自分たちの音楽を生み出そうという正にその瞬間をとらえているってことかな。
2曲目もスローな曲でパーカッションの音もスコーンとぬけずに湿気を含んだ夜の闇に消えてゆく。じっとしていても熱いアフリカの夜を想像してしまう。3曲目は「イッサ・ソウル」というタイトル通りサックスのイッサ・シソッコ作のソウルっぽいインスト。キング・カーティスをセネガリーズ・ラテン的にに翻案したって感じ。
以降も魅力的な曲が続いて「メイド・イン・ダカール」で再演してる曲も何曲かはいってますね。基本ラテンだけどソウル/ファンク的な曲もあり。1枚目最後の長尺の曲はファズ・ギターがギュイーンとうなってアイズレー・ブラザーズみたい。
どの曲もバルテルミ・アティッソのきらびやかなギターが印象的。

ジャケの左下にVOLUME 2-1973-1976とあるから、VOLUME 1があるみたい。
バオバブは今までにもいくつかベスト的なリイシューがあったからかぶってる曲も結構あるんじゃないかな。オリジナル・アルバムのストレート・リイシューらしいけど、2枚組で2枚とも70分以上はいってるから色々詰め込んであるんだろうけど、解説はフランス語のみなのでよくわらからない。どのアルバムをCD化したのかもよくわからない。でも内容は最高です。
ジャケもいいしね。寒い冬にこんなむせかえる熱気あふれるアフリカン・ラテンに身をまかせるのもいい。
ベンベヤとかラバ・ソッセも欲しいなぁ。

baobab2.JPG
nice!(0)  コメント(2) 

アフリカの雄叫び×2 [アフリカ]

soyoyo.jpg

今日でとりあえずは仕事納めって方は多いと思いますが、僕もそうです。
先日買ったエル・スール盤はほとんど聴けてなかったのですが、ようやくじっくり耳を傾けることが出来るってもんです。

アパラの先駆者ハルナ・イショラは聴いたことないけど、ジュニアの盤に惚れました。
これ何年の作品だろ?2000年くらいなのかな。メドレーが3つ。2つめはヒップホップ試用。遊びでちょっとラッパーに付き合ってやった感じだけど、これはこれで面白い?
でもやっぱ1つめと3つめのじっくりミディアム・テンポでドスの効いた声で唸ってくれるナンバーがカッコイイ。歌と共に雄弁な太鼓類がサイッコーだぜぃ!

もう一人はこちら。

tips.jpg

フジのスター、ワシウ・アインデ・バリスター「アメリカン・ティップス」。91年作の代表作らしいです。
こっちはもう問答無用でいきなり胸ぐらつかまれてボッコボコにされる感じです。メドレーが2つ。正味35分最初から最後まで吠えまくって終わる。

アパラとフジの違いもよくわからない。そんなのどうでもよくなってしまうアフリカン・グルーヴ地獄。
どちらも何歌ってるのか皆目見当もつかず、「アフリカの雄叫び」という言葉しか思いつきませんね。
しっかし、スゲーなぁ。ほんと。
nice!(0)  コメント(2) 

未知のアフリカを旅する [アフリカ]

opika01.JPG

1909年から1950年代のアフリカ音楽のSP盤集4枚組。
1枚目から北東→西→中央→南アフリカの順にまとめられてる。
アフリカに限らずこういう古い録音を聴いて色々想像するのって楽しいんだなぁ。
未知のアフリカを旅する気分。

opika02.JPG

一枚目の数曲聴いただけでこれは大切にじっくり聴こうと思ってまだ一枚目しか聴いてなかった。
今日は二枚目を。
セネガルのトラディショナル・ドラミングにいきなり興奮。
ベニンの太鼓と歌だけの曲とかかっこいいなぁ。
初期ハイライフのホーンの響きの麗しさにうっとり。
既に大衆音楽の体裁をなしてるものから、民族音楽的なものまで何が出てくるかわからない。まさに宝箱。あぁ楽しい。

opika03.JPG

パッケージも丁寧でうれしい。
A5ほどの布張りのケースに写真もいっぱいの詳細なブックレット。CDの方もSP盤を模した仕様でうれしい。

opika04.JPG

これから年末にかけてゆっくり大事に聴こう。
nice!(1)  コメント(2) 

かくも険しきナイジェリアン・ミュージックの道 [アフリカ]

IMG_0087.JPG

先日、海外のサイトからナイジェリア音楽のCDをまとめて買ってみた。
で、届いたわけですが、見ての通り、7枚中4枚のジャケが変。
白い紙ジャケ(ともいえない)にコピーが貼り付けてある。
いやーな予感がして中身を見ると・・・やっぱりCD-ROMでした。
ざけんな!おい!って1枚600円程度なんでたいして怒る気にもなりませんが。
しっかし半分以上CD-ROMだもんなぁ。
かくも険しきナイジェリアン・ミュージックの道。

とりあえず、最近話題のコリントン・アインラの「Sweet Sixteen」を聴く。
おお!噂に違わずかっこいいなぁ!シキルより好きかも。
トラップ・ドラムのせいかビートがきびきびしてる。
これはちゃんとしたCDで欲しかったよ(涙)。

いっしょに購入した「Second Tier」。こっちはちゃんとしたCD。
いつ頃の作品かよくわからず買ったんだけどこれもいい!
音も盤おこしでないようでばっちり。
ちょっと調べてみると1986の作品でタイトルも一緒みたいです。
Youtubeで本作の収録曲を発見。
http://www.youtube.com/watch?v=l4A7Xzvcwk8&feature=related

ほかシキル・アインデ・バリスター、デレ・アビオドゥン、エベネザー・オベイ、ラバジャ、
しばらくはナイジェリア漬けだな。
nice!(0)  コメント(0)