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Apple Music Playlist 2017.12.21 [Astral's AM Playlist]

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Quercus : Nightfall
ジューン・テイバーは2013年にECMからヒュー・ウォーレン(p)、イアイン・バラミー(sax)と共に「Quercus」という作品をリリースしたが、本作はそのタイトル名をグループ名としての作品。1曲目は図らずもフェイルーズ新作と同じ「Auld Lang Syne」。今聴くなら僕はこちらをとる。かつての生硬さは大きな包容力へと変わり、今では柔和さも醸すまでになっている。ジャズ的な演奏をバックにしながらも、トラッドで培った歌の根幹に向かってまっすぐ降りていき技巧を呈さない「歌」を聴き手にそっと差し出す。彼女の良い聴き手でないだけに、本作は隠れた秘宝と呼びたくなる。こんな作品が4月にリリースされていたとは。知っていたら今年のベストに間違いなく入れてたに違いない傑作。素晴らしい。
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Apple Music Playlist 2017.12.20 [Astral's AM Playlist]

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Dolores Duran : Estrada da Saudade(The Copacabana Singles 1955-1959)
マイーザBOXを入手してから、改めてドロレスに思い募らせています。これはジャケも楽しいが中身はもっと楽しい。大衆音楽の鑑ような親しみやすい歌声に和むわぁ。
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Apple Music Playlist 2017.12.19 [Astral's AM Playlist]

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Joe Cuba Sextet : Breakin' Out
ジャケのタイポグラフィがブルーノートっぽくてカッコイイ。それにしてもジョー・クーバはいつ聴いても粋だねぇ。Mambo of the Timesなど英語曲は米黒人音楽との粋な出会いといった風情がポップで最高にクール。
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Apple Music Playlist 2017.12.18 [Astral's AM Playlist]

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GROOVERIA : MOTO CONTINUO
ドラマーをリーダーとするサンバ・ソウル・グループの新作。Pファンクやオハイオ・プレイヤーズを思わせるグイのりのファンク・ナンバーがカッコいい。ゲスト・ヴォーカルもそれぞれ持ち味発揮。もちろんサンバはじめブラジルのリズムも濃厚なグルーヴの中にしっかりと溶かし込められている。ブリブリのベースがいいわぁ。ライブは最高に楽しいだろうなぁ。
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80’sクロスオーバー職人達による2枚 [ひとりごと]

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いつの時代もこのメンツが参加していれば間違いないと思える職人ミュージシャン達がいます。というか人によってこの人たちが参加してると聴きたくなるというのありますよね。

昨日届いたヤフオクで落札した2枚もそんなレコードです。
ロバータ・フラック「I'm The One」(1982)とラルフ・マクドナルド「Universal Rhythm」。
この2枚は後者はもちろんですが、プロデュースにRalph MacDonald(per)、そしてSteve Gadd(ds)、Marcus Miller(b)、Eric Gale(g)、Richard Tee(key)というメンツなんですね。

もちろん同時代的には全く知りません。まだ音楽に目覚めたばかりの頃だし、そもそもロック・ファンだったので、こういうブラコン~フュージョンなんてものに興味を持つのはずーっと後のことですから。

もう一枚、このメンツで作られたこの2枚よりも有名な大ヒットアルバムがあります。
グローバー・ワシントンJr.の「ワインライト」(1980)。ビル・ウィザースが歌った「Just the Two of Us」が有名ですが、要はこの3枚ともそんなメロウでアダルトなあの時代的に言えばクロスオーバー・サウンドなわけです。3枚とも「In The Name Of Love」が収録されていて、それぞれの微妙な違いを味わうのも一興。

ロバータ・フラックはCD化されてるんですが廃盤だし、ラルフ・マクドナルドは未CD化だしってことで、今回もレコードでの購入と相成りましたが、最近はこういうのは人気ないのかな。400円と500円でした。

でも2枚とも内容は極上。そのうち気が向いたらちゃんと紹介しましょう。
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花筐 [映画]

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檀一雄の純文学「花筐」を原作に、戦争の足音が迫る時代を懸命に生きる若者たちの友情や恋を赤裸々に描き出す。

大林宣彦監督 : 花筐
予告を見ただけでいつにも増して訳の分からない映画っぽいなぁと思いながらも、年末は慌ただしいので、本日公開初日に見てきた。一回見ただけではほとんど咀嚼できない監督の脳内世界を見せられたような作品。不吉な戦争の足音に青春が蹂躙されていくような不穏な空気と煌めきが全編を奔流のように覆っている。訳わかんないだろうなと思いながらも見ておくべきと思ってみてきたが、とりあえず見といて損はなかった。
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Apple Music Playlist 2017.11.15 [Astral's AM Playlist]

今夜はエル・スールHPに並んでいるこの2枚の民謡盤を。

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民謡クルセイダーズ / エコーズ・オブ・ジャパン
ジャケが良いね。でも中身は死ぬほど退屈。いつもは必ず全部ちゃんと聴くけど、つまらな過ぎて1曲15秒ずつでとばし聴き。民謡をラテンやレゲエやアフロで演ずるっていう十年一日のごとく古臭いアイデアを、今発見したかの如くやられて喜ぶほど暇じゃない。最後だけ独唱ってところがまたこれ見よがしにダサい。

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Kapela Maliszów : Wiejski Dżez
こちらもジャケが良い。ポーランド民謡なんて聴いたことないが、なんだこれ?感満載な歌と演奏は最高に面白い。他国の音楽に寄りかからず新規&珍奇な解釈で演ずる民謡。デュパンを思い出した。上の連中に爪の垢を煎じて飲ませたい。あと1ヵ月早かったらCD買ってベストに入れてたかもしれない。惜しい。次エル・スール行ったとき買うよ。
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Apple Music Playlist 2017.12.14 [Astral's AM Playlist]

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Beverly Kenney : Born to Be Blue
ジャケ聴き。名前も初めて聞いた。こういうジャズ・ヴォーカルってもうほとんど死に絶えた音楽だな。特別上手くもないし雰囲気モノっていやぁそうかもしれない。やわらかなオーケストレーションに楚々とした歌い口で、もうこれで十分って気もする。特別時代めいて聴こえないのは普遍性も備えているってことかな。聴いてるうちになんとも気分良くなる不思議。これは深いかも。
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クリスマス・イルミーネションにFim de Noite [ひとりごと]

今夜、クリスマス・イルミーネションを見上げながら歩いていたら、iPodからマイーザの「Fim de Noite」が流れてきた。それが思いがけず目の前の風景にぴったりとはまって、音楽と風景に酔ってしまった。
時々、音楽を聴きながら歩いているとそんな風に、目の前の風景が映画のワンシーンみたいに見える時がある。
そんな瞬間があると、その曲が自分の中でちょっと特別なものになる。


Youtubeで検索したらアライージ・コスタという人のバージョンが見つかった。名前は聴いたことあるような。こっちがもしかしたらオリジナルなのかな?よくわからないけどこちらも良い。
この人もこれからチェックしよう。

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JYの新曲について [ひとりごと]

JYことジヨンの両A面シングル「Secret Crush ~恋やめられない~」「MY ID」がリリースされます。「好きな人がいること」とかすごく好きだったんですけど、結局シングル買わなかったし、アルバムの方もちょっと試聴しただけのまま。昔の歌謡曲風のものとか色んな〇〇風みたいなバラエティに富んだ感じだったな。

最近気が付いたんですが、Chayなんかもそうだけど、どうも僕は昔のヒット・ポップスみたいな〇〇風というのを、あんまり魅力に感じない性質みたいです。もっと普通にコンテンポラリーなものの方が好き。

新曲は「Secret Crush ~恋やめられない~」は可愛らしいポップスで、「MY ID」はクールなダンス・ナンバー。後者の方が好みかな。でもどちらもグッとコンテンポラリーな仕上がりで、いいじゃん。


ただ声がちょっとかわいい過ぎるんだよなぁ。
個人的な好みの問題を別とすればどっちもとっても良い曲だと思います。セールスも多分好調だろうし、ノってる感じがするね。シングル今回は買おっかなぁ。
シングルってのは買って何度も聴いてるうちに気に入ってくるもんだし。

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