SSブログ

バニー・ウェイラーのロックングルーヴにハマる [R&B/JAZZ/etc]

rootsmanshanking.jpg

腰を痛めている間よく聴いてたのが、なぜかバニー・ウェイラーでした。ちょっと前からスポティファイでレゲエをよく聴いてて、そんな時にバニー・ウェイラーが亡くなったというニュースに接しまして。
その昔、「Blackheart Man」をよく聴いたんですよ。もうずっと昔の話ですが。CDももう手放してしまってますが。その頃に他にも彼のアルバムで聴きたいのがあったんですけど、手に入れられなくて。まぁレゲエにそれほど熱心じゃなったので、それほど探したわけじゃなかったと思いますけど。90年代のことです。

そんなことを思い出して、聴いてみようと思ったんですが、スポティファイにはやっぱりアイランド時代のアルバムしかなくって。調べてみたら昔に手に入らなかった理由がわかりました。
バニーは自身のソロモニックというレーベルからアルバムをリリースしてたんですね。ジャマイカ盤しかないので、熱心に探さない限り見つからなかったというわけです。いまだにストリーミングとかでは聴けないみたいですね。

それでYoutubeとかにはあるので、70-80年代にかけてのアルバムとかを聴いてたんですけど、すっごい良いんですよ。それでその頃のアルバムはアメリカではShanachieから編集盤がリリースされていたことを知って、中古で入手しました。

ROCKNGROOVE.jpg

まず、86年「Rootsman Skanking」。これは81年にソロモニックからリリースされた「Rock 'N' Groove」とうアルバムに同時期のシングルを追加した編集盤です。
もうひとつが94年の「Crucial! Roots Classics」。これは70年代後半から80年代後半までの曲が収められてます。

CrucialRootsClassics.jpg

2枚とも名盤の誉れ高い「Blackheart Man」と同等のクオリティの楽曲が収められた素晴らしいルーツ・ロック・レゲエ作です。「Rootsman Skanking」はPCに取り込んで、「Rock 'N' Groove」の曲順で聴いてます。カッコいいんですよ。ほんと。バニー・ウェイラーの内に熱いものを秘めた諭すような歌声がたまらなく良いんですよね。
腰を痛めていて、辛い時期だったんで、余計ゆったりとしたグルーヴとその歌声が沁みたのかもしれません。

dancemassive.jpg

もう一枚入手したのが、92年の「Dance Massive」。
こちらは同時代に対応したダンス・ホール・レゲエで、こういうフットワーク軽い音楽性は盟友ボブ・マーリーにはできなかっただろうなと思います。昔はこういうの苦手だったけど、たぶん打ち込みのせいだと思うけど、今はこういうのも楽しんで聴けるようになりましたね。
トースティング中心のバニーの歌も、なかなかイケます。
nice!(0)  コメント(0)