Today's choice 2021.03.23

今夜はひさしぶりに手持ちのCDからロスロボスの「コロッサルヘッド」を。
この頃のロスロボスはめったやたらと評価が高ったですよね。ミッチェル・フルームとチャド・ブレイクも絡んだ音作りも評論家筋には溜まらなかったんでしょうね。
でも僕はちょっと過大評価じゃない？と評価されすぎじゃないかと思ってました。そのせいで本作を中古で入手してちゃんと聴いたのもだいぶ時間がたってからでした。あまのじゃくなもんで。

もちろん今聴いてもかっこいいんですが、やっぱり過大評価だったとも思います。
異邦人的な佇まいもあってザ・バンドと並べて語られたりしましたけど、音作りかすごくても曲自体の魅力がもうひとつですよね。じっさいそんなところが、ツウ受けはしても一般的な人気に結びつかなかった理由だとも思うんですよ。だって一般的にはこのバンドは「ラ・バンバ」ですもんね。

そういった過大評価なところを抜きにすれば普通にカッコいいロック・アルバムですけどね。
そういえば2010年作「ティン・キャン・トラスト」、あのアルバムよく聴いたんだよね。次はあれ聴こう。