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海辺の映画館−キネマの玉手箱 [映画]

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尾道の"瀬戸内キネマ"が閉館する前日、「日本の戦争映画大特集」を観ていた3人の若者は、突如劇場を襲った稲妻で映画の中にタイムリープし…。今年4月に他界した名匠大林監督の遺作。

大林宣彦監督:海辺の映画館−キネマの玉手箱
昨年は映画を気にしてるどころじゃなかったせいか、この映画のことは全く知りませんでした。戊辰戦争から太平洋戦争まで続く日本の戦争とそれを題材にした映画の歴史が渾然一体のイメージとなってスクリーンから迸りでる。映画って何でもありなオリジナリティーと独創性の塊のような大作。これだけは伝えたいという平和への熱すぎる思いに溢れた3時間。長すぎるし、賛否はあるだろうけど、それも監督はわかったうえ。比類なき傑作と言うべきかな。
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