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好みの歌手ではないけれど [R&B/JAZZ/etc]

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今年よく聴いたアルバムにアレサ・フランクリンの2枚「Jump to It」と「GET IT RIGHT」があります。
アレサは苦手だったんですが、一般的に有名な名盤よりも僕はこっちの方が断然好きですね。もっと早く聴けてたらよかったんですけど。

アレサ同様に苦手だったのが、パティ・ラベル。
要はゴスペル的にウワァ~~ってのがちょっと苦手なんですよ僕は。
とはいえ僕が知るパティ・ラベルというのはボビー・ウーマックとデュエットした「Love Has Finally Come At Last」。あれはすごいんですが、すごすぎてちょっと引いちゃうくらいで。
それで長年、彼女のアルバムにはまったく手を出さなかったんですね。

でもジャム&ルイスが絡んでるってことで、ちょっと前に中古で買った97年作「Flame」を最近よく聴いてます。そのジャム&ルイスがプロデュースの1曲目「Someone Like You」が良いんですよ。冒頭アカペラではじまるゴスペルな歌声に引きそうになりつつ、リズムがはいってくればジャム&ルイスなグルーヴに気持ちよく揺れる。
続くはジェラルド・リヴァートによる王道90’s R&B「I Like The Way It Feels 」。3曲目はデヴィッド・フォスターによるコンテンポラリー・バラード「You Are My Solid Ground」。包み込まれる包容力ある歌声が素晴らしい。アルバム・タイトル曲はアリフ・マーディンが手掛け作曲はブレンダ・ラッセルだ。

基本この4者が制作を担当している。
曲も粒ぞろいで、脂ののりきったパティの歌声が堪能できる傑作だと思います。
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