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サブスクでクラシックを聴くには [ひとりごと]

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先日、ひさしぶりにクルト・ザンデルリンクの引退コンサートのライブを聴いたんですけど、これってサブスクにあるかなぁと探そうと知ったんですけど、クラシックってサブスクだと探しにくいですよね。前から思ってたけど、あらためて思いましたよ。

そもそもクラシック・ファンはどうやってサブスクで聴いてるのかなと。
ポピュラー音楽であれば、歌手や演奏者、作品名で探せばいいですけど、クラシックだとベートーヴェンの第九で探せば、もう膨大な数の録音が出てきちゃう。実際どれだけスクロールしても終わりがないくらいですよね。
CDショップでは作曲家で分かれていて、その中で交響曲、協奏曲、ピアノ曲など演奏形態で分かれています。その中で演奏者、オーケストラで分かれているものを探すわけですが、ショップであれば置かれているものは物理的に限りがあるからいいですけど、サブスクだともう数限りないわけで。ひとつのアルバムの中に複数の作曲家の曲が含まれていたりもするし。

調べてみたら、アップル・ミュージックがクラシックに特化した「Apple Music Classical」というのを始めたようで、「作曲者」「時代」「ジャンル」「指揮者」「オーケストラ」「ソリスト」「アンサンブル」「合唱団」などで検索できるそうです。これは便利ですね。

ただ録音年のデータが欠けているのが難らしく、クラシックって同じ指揮者・演奏者・オーケストラが何度も同じ曲を録音してますから、こういったデータが不可欠なんですよね。

ひさしぶりにアップルミュージック始めてみようかなと思う春の宵。
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フォート・アパッチのユナイテッド [ひとりごと]

最近あがったジェリー・ゴンザレス&ざ・フォート・アパッチ・バンドの2010年のライブ。
演奏するのはウェイン。ショーターの「ユナイテッド」。
ドラムがダフニス・プリエト、ピアノがサッカイ・カーティスといつもと違う布陣ですが、カッコいいですねぇ。これなんですよねぇ。僕が魅せられてやまないラテン・ジャズは。これなんですよ。

それぞれのソロもスリリングで、ほんと発掘ライブとか出してくれないかなぁ。

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Apple Music Playlist 2024.04.01 [Astral's AM Playlist]

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ÀVUÀ:Percorrer Em Nós
先日聴いたジョタ・ぺーとブルーナ・ブラッキのデュオでのデビュー作。アクースティックとエレクトロニックが並列に同居していて、ハイブリッドなリズム・アレンジがカッコいい。優雅なメロディ・ラインにブラジル音楽の伝統を感じます。たまにはこういうのもいい。
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Apple Music Playlist 2024.03.31 [Astral's AM Playlist]

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Average White Band & Ben E. King:Benny And Us
へ―こんな作品があったのか。77年作。AWBは充実した作品を出してる頃だし、ベン・E・キングはどうだったか知りませんが、とっても良いアルバムです。一曲目がネッド・ドヒニーの「Get It Up For Love」だということもあるかも知れませんけど、ブルー・アイド・ソウル的な味わいですね。「Someday We'll All Be Free」「Imagine」も素晴らしくソウルフルで、ベン・E・キングって良いシンガーなんだなぁ。今更だけど、そもそも「スタンヅ・バイ・ミー」しか聴いたことなかったもんで。隠れた名盤じゃないかな。
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そうだけど、何か? [ポップ/ロック]

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アリアナ・グランデの「thank u, next」を聴きまくってたのは、もう5年も前か。2019年のベストにも選んだんだけど、あのどよーんとしたトラップR&Bをよくあれだけ聴いたもんだなと今になれば不思議にも思う。いや今でも好きなんだけど、けして明るいポップスじゃないもんね。
あのアルバムは同シングルが特大ヒットになったので、前作「Sweetener」から半年ででたアルバムだった。あのツアーのライブは配信リリースだけだったけど、ネットフリックスで映像も見れたし、諸々印象深い。

でも2021年の前作「Positions」は、あんまり聴かなかったせいか全然覚えてない。
それでこの新作「eternal sunshine」ですよ。
トラップなところはもうなくなって、当たり前か。「スゥイートナー」あたりのポップさが戻ってきた。先行シングル「yes, and?」がキャッチーでラジオでも良く流れていて、アリアナ戻ってきたなと。確か映画かなんかやってたんだっけ。タイトルも「thank u, next」みたいな話し言葉でね。

いつもどおりマックス・マーティンをソングライティング・パートナーに、フックの効いた曲が揃っていて、トレンドに目配りしつつ、普遍的なポップスにもなっていて、テイラー・スウィフトが巨大なポップ・スターになってしまいましたが、僕はアリアナ派です。
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Apple Music Playlist 2024.02.29 [Astral's AM Playlist]

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Jota.pê:Se o Meu Peito Fosse o Mundo
日本でもてはやされる意識高い系MPBにはあまり興味が持てないのだけど、これは気にった。シェニア・フランサが参加した曲もちょっとダブも施したレゲエ・ナンバーだったり、ジルベルト・ジルを思い出します。とんがったり気取ったところもなく、いかにもブラジルらしい親しみやすいメロディに洒落たアレンジも気安く楽しめる。ジェントルな歌声も良し。女声シンガーとのデュオÀVUÀで活動もしているようで、そちらも聴いてみよう。
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Apple Music Playlist 2024.03.28 [Astral's AM Playlist]

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Shay Hazan:Wusul
グナーワ・ロックとかって正直いままで良いと思ったことあんまりないんですよね。たぶんロックの部分がカッコよく思えないせいだと思うんですけど。いつの時代のロックだよっていう。あぁでもグナーワ×ジャズ・フュージョンなアジス・サフマウィとかは結構好きだったか。それでこのイスラエルのゲンブリ奏者のグナーワ・フュージョンはというと。これがカッコいい。プログラミング主体のリズムやジャジーなホーン・ラインがイマドキのジャズ~ヒップホップのグルーヴを醸していて。グナーワの部分がちょっと薄味なのが物足りないけど、新世代グナーワ・ジャズ・フュージョンで今後を期待させます。
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メロウな夜について [ひとりごと]

毎週月曜の楽しみだったラジオ番組「松尾潔のメロウな夜」が終わってしまいました。
R&Bの案内役・情報源として活用していたので、残念。ほんと良い番組でした。

キース・スウェットの新曲はまさに「変わり続けるかわらないもの」ですね。

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今夜の一曲 [ひとりごと]

かつていっぱい聴いたシンガーソングライター作品の中で、今も聴くのはほんの数枚しかないんだけど、ジュールス・シアーの作品も、その中に入る。
特に「The Great Puzzle」はぼくにってはとても大切な作品なので、ちゃんと記事にしたいと思いつつ月日は流れて・・・

まぁそのうち。
とりあえず今夜は奥方パル・シェイザ―とのデュエット曲「Dreams Dissolve In Tears」をどうぞ。

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吐く息の白さに [ポップ/ロック]

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シンガーソングライター系の音楽はかつていっぱい聴いたので、もう一杯・充分って感じだったんだけど、サラ・ジャローズの新作「Polaroid Lovers」はなぜかとても気にってCDも買ってしまった。

この手のアルバムを何度も聴くなんてもう10数年ぶりだと思うんだけど。どこに惹かれたのか自分でもよくわからないので、こうして聴きながらあれこれ記していけばわかるだろうか。

冒頭電子音に導かれるように始まるコンテンポラリーなフォーク・ロック「Jealous Moon」。疾走感があってオープニングに相応しい。
最初聴いた時、都会的なフォークの伝統をひいてるような感じでスザンヌ・ヴェガとか思い出した。
続く「When The Lights Go Out」は出だしのメロディにコール&レスポンスのようにたたみかけるようなところが、フォーキー・ソウルでこれも良い。
3曲目「Runaway Train」もフックが効いていてキャッチーで良い。本作はプローデューサーでもあるダニエル・タシアンなど全曲共作していて、それが良い方に作用しているんでしょう。

彼女の過去作は全く聴いたことがなく、マンドリンの名手でブルーグラス系の人という印象しかない。実際本作は過去作とは打って変わってと言う感じの作品のようで、これまでの作品が好きな人には評価がわかるのかもしれない。

本作発表後のニューヨークでのライブ映像がYoutubeにあって、それを見ると彼女はアコースティック・ギターを弾いて歌ってると思ったら、オクターブ・マンドリンだった。本作でも印象的なソロを取っていて、彼女の個性にもなってる。
彼女はもう移ってしまったようだけど、以前、ニューヨークにようで、ひんやりとした都会の空気が伝わるような「Columbus & 89th」も良いなぁ。全体的に都会の雑踏に木霊しているような音像も心地よいんですよね。

コロナを経て人との繋がりに飢えていたようで、共作を含め外向的な作品なところが、個人的になりがちなシンガーソングライター作品に飽いていた僕にも響くものがあったのかもしれない。それに自作に拘らないトラディショナルなところから出てきた人だからというのもあるだろう。

冬に聴いているからか、吐く息の白さに人のぬくもりを感じるような印象を受ける作品だ。
不思議と良く手が伸びることに自分で驚きながら何度も聴いてます。

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