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Apple Music Playlist 2023.11.20 [Astral's AM Playlist]

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John Scofield:Blue Matter
90年代以降の作品なら少しは聞いたことあるけど、何しろ80年代フュージョンなんて毛ほども興味なかったからこれも初めて聴く。いやぁカッコいいねぇ。ウネウネとしたこの人のギターはそれほど好みじゃないけど、こういうファンキー・ジャズは抗えません。シンセが時代を感じさせるけど、リズムの躍動感がすんごい。ちょっとここら辺掘ってみようかな。
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ハードボイルドなピアノ・トリオ [R&B/JAZZ/etc]

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ジャズにおいてピアノ・トリオというのは一番人気があるようなんですが、僕はあまり。
単純に管楽器の方が好きってだけなんですが。それに静かできれいな音楽よりは賑やかな音楽の方が好きってこともあります。

なので、タイショーン・ソーリー・トリオの新作「Continuing」は、ものすごくひさしぶりに気に入ったピアノ・トリオ作。タイショーン・ソーリーはヴィジェイ・アイヤーなどとの活動でよく知られていますけど、本人のリーダー作はかなり敷居の高い作品なんですよね。

ジャズというより、現代音楽って感じ。ドラマーとうより作曲家の作品って感じですね。
僕のその印象は2007年作「That/Not」により決定づけられているんですが、あのアルバムに収められていた「Permutations for Solo Piano」という曲は、ひたすらピアノの和音がポローン、ポローンと40分にわたって鳴り響くだけのなんとも恐ろしい?曲でした。

そんなわけで、ドラマーとしては好きなんだけど、リーダー作にはあまり興味なかったというか敷居が高すぎたタイショーン・ソーリー。
でも本作は1曲目のウェイン・ショーター作「Reincarnation Blues」を聴いただけでビビッときましたね。なんともハードボイルドでピアノ・トリオにありがちな情緒的なところがないのが僕好み。

音数の少ないピアノを披露するアーロン・ディールには今後注目したいし、リーダーと共に野太く深いベースを響かせるマット・ブリューワーにも痺れます。
昨年も同編成で一枚出してるんですが、それは有名なスタンダードなども演奏してましたが、本作はショーターやA・ジャマルなどどれも10分を超える長尺4曲を収録。スロー~ミディアム~アップと深くグルーヴするトリオ演奏に魅了される。

甘さの微塵もない演奏からは温もりや心地よさよりも、現実に立ち向かう激しさや厳しさを感じ取るべきでしょうか。それにしてもこれ聴いてると、自分が音楽を全体のノリとかグルーヴで聴いてるってことがあらためてよーく分かりましたよ。
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ブラジル音楽の美点溢れる [ブラジル]

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ブラジル音楽の美点というのは優雅さだと思うんですよね。
ハーモニーもリズムもすごく複雑なんだけど、なんかアーティスティックな気取りや高尚なところが感じられない気安さが漂っているところが。

そんな事をひしひしと感じさせてくれるのが、このウィルソン・バチスタの「EU SOU ASSIM」。
直訳すると「それが私」。ここに収められた曲が私ですよってことなのかな。

この人のことは全く知らず、いやどこかで名前を聞いたことあったかなくらいで、最初サブスクで聴いた時は、たぶん昔の人なんだろうけど、これは本人が歌ってるのかな?どういうことなのかよくわからなかったんですが、本人の過去の歌声にバックの演奏を新しい演奏に差し替えたものでした。それと最近の歌手が彼の代表曲を歌った、トリビュート作ですね。

どの曲も洒落たアレンジがなされていて、うっとりしてしまう。
音楽が流れている時間が、なんともふくよかで贅沢な彩られていくようです。
曲は優雅でお洒落なのに、ウィルソン・バチスタの歌声は素朴な素人っぽさが漂ってるところもまた良し。他の歌手はそんなことないですが、どれも楽曲を慈しんでるようでほんと贅沢な時間なんですよ。

本作の装丁はブック形式でしっかりとデザインされていて、表裏表紙の裏にCDを収納し、ライナーノートと全曲の歌詞と演奏者名、それぞれの曲の詳細な解説も完備していて、トリビュート作の鑑。もちろんポルトガル語なので、解説は読めないですが、2曲目などシロ・モンテイロの名前があるので彼が56年にヒットさせた曲なんだなと分かります。
CDで持ってると嬉しくなるアルバムですね。
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安室ちゃんのライブ盤 [ひとりごと]

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安室ちゃんの作品がサブスクから消えてちょっとした騒ぎになってますね。
よくあることなので別に驚きもしないんですが、普通にJ-POP聴いてる人達にとってはびっくりすることなんでしょうね。そりゃまぁ昨日まで聴けたのに、急に丸ごと全部消えちゃったらねぇ。

安室ちゃんは毎回ツアーをすると、必ずDVDを出してました。
彼女の場合やっぱりダンスが大きな要素だから映像作品の方が良かったですからね。
でもDVDの発売と当時に音だけのCDもレンタルのみで出してたんですよね。僕もレンタルしてPCに取り込んでたんですが、ちゃんと外付けのHDに保存してなかったせいで、PCが壊れた時にほとんど消えてしまいした。

かろうじて残ってたのが、最初にライブを見に行った2013年の「FEEL TOUR 2013」。
今日はこれを聴きます。この頃の彼女のライブはもうライブ演奏ではなかったけど、歌声や大会場に響く音の広がり、歓声など音だけでもライブならではの臨場感を味わえます。
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Apple Music Playlist 2023.11.16 [Astral's AM Playlist]

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V.A.:RED HOT & RA : SOLAR
このシリーズまだやってるんだ。今回はサン・ラ×ブラジル。ジャズメイア・ホーン、ミシェル・ンデゲオチェロ、シェニア・フランサなんかが参加。元ネタをあまり知らないので、カッコいいアフロ・ブラジリアン・ジャズとしかいいようないんですけど。まぁカッコいいんだけど、ブラジルらしい優雅さとかがもっとあると良かったかな。ブラジル音楽のブラックな要素に寄りすぎなのがな。ネタが寝ただけに仕方ないのかもしれないけど。
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Today's choice 2023.11.15 [Astral's AM Playlist]

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Illinois Jacquet:Groovin' with Jacquet
Youtubeで見つけたイリノイ・ジャケーの53年作。サブスクだとジャケが変わっちゃってますけど、このデイヴィッド・ストーン・マーチンのイラストが良いですよね。こういうのはレコードで持っていたい気分になります。表現のためにせかせかしてないというか余裕のある感じにほっとします。
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Today's choice 2023.11.14 [Today's choice]

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先日フェリックス・キャバリエの久しぶりのソロ作を聴いたので、今夜はラスカルズを。
70年作「See」は2枚組の大作「Freedom Suite」の次にでたこちらも充実作です。
それにしてもラスカルズって、60-70年代のバンドの中でもあんまり話題になりませんね。まぁギターがガーンというわかりやすいロックじゃないし、こういうブルー・アイド・ソウルって流行らないんですかね。

ラスカルズは初期の中期~後期のアルバムがなかなかCD化されず、レコードでもあまり見かけず聴くのに苦労しました。僕もってるこのレコードはカット盤なんですよね。
初期のストレートなブルー・アイド・ソウルから多様な音楽性を獲得した中期の傑作のひとつだと思います。
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Today's choice 2023.11.12 [Astral's AM Playlist]

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さぶ。いきなり冬のような寒さです。
まぁもう11月も中旬ですもんね。
今夜は歌をじっくり聴いてぬくぬくしたい気分。

取り出したのはジョニー・ギルの「Let's Get the Mood Right」。
改めて完璧なR&Bアルバムだと思いますよ。スロー~ミディアムの曲ばかりながら、飽きさせない。僕はだいたいバラードばかりだと飽きちゃうほうなんですけど。
歌にたっぷり浸れるフェイバリット作です。
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Today's choice 2023.11.11 [Today's choice]

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夕方に友人の訃報を受け、追悼の意味を込めてキャロル・キングの「Love Makes The World」を聴く。
自分の親くらいの年のひとではあったけど、楽しい時間をいっぱい過ごせたことに感謝。
これが出た頃よく聴いてて、話したら聴きたいから買ってきてと言われて。
もう20年以上前か。
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Spanish Stepsについて [ひとりごと]

先週末からずっと11月らしからなう夏日でしたが、今日はようやく秋らしい一日でした。
そんなわけで、ヴァン・モリソンの「Autumn Song」が聴きたくなったなと思って、Youtubeを見てたら、「Spanish Steps」を見つけた。この曲好きなんですよね。ジャジーで。
87年作「Poetic Champions Compose」のアルバム冒頭をかざるインスト曲で、途中からステディな4ビートになって、ニール・ドリンクウォーターのクラシカルなピアノが良いんですよ。

アルバム聴くかな。

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