オーダーとは違うサンバ盤だけど [ラテン]
ネットで中古盤を見つけたロベルト・シルヴァ。
全然知らない人だったんだけど、この人はオルランド・シルヴァやシロ・モンテイロのフォロワーで、サブスクで聴いたら良かったので、ポチッと。それで届いたのが上のジャケのCD。
あれぇ?オーダーしたのと違うんだけど。
僕がオーダーしたのは30~40年代に先輩たちによって歌われたサンバの名曲を歌った「裏山を下りながら 第1集&第2集」の2in1CD。第4集まで出てるんだけど、サブスクには第1集と第3集しかないな。
第2集には僕の大好きなオルランド・シルヴァの「Aos Pés Da Cruz」が入ってるんですよ。
でも届いたのは68年作「さあ、サンバの時間だ」と69年作「サンバの処方箋」の2in1CD。これ邦盤で、田中勝則さんの解説がついてる。2000年にサンビーニャから出たんですね。
たぶんショップの登録が間違ってたんだろうけど、オーダーしたのは多分ないだろうから、とりあえずこれはこれで返品はしない。実際聴いてみると、これも良いんですよ。
60年代後半だけに、同時代のマルチーニョ・ダ・ヴィラやエルトン・メディロスの曲も取り上げています。
バックの演奏もオルガンと女性コーラスの入った当時のコンテンポラリー・サンバ・サウンドって言えばいいんでしょうかね。そこに当時としても古風だったろうロベルト・シルヴァの歌声がのる。
こういう歌声が好きであれば気に入ると思います。
こうなると、やっぱり「裏山を下りながら」シリーズも欲しくなっちゃうな。まぁ気長に探しましょう。
Apple Music Playlist 2023.03.10 [Astral's AM Playlist]
Apple Music Playlist 2023.03.09 [Astral's AM Playlist]
How Does It Feelについて [ひとりごと]
今年に入って出たR&Bではクロイ&ハリーのクロイとクリス・ブラウンのデュエット曲「How Does It Feel」が気にってる。
クリス・ブラウンって全然興味なかったけど、初めて良いシンガーと思いましたよ。
クリス・ブラウンって全然興味なかったけど、初めて良いシンガーと思いましたよ。
Apple Music Playlist 2023.03.07 [Astral's AM Playlist]
Today's choice 2023.03.06 [Today's choice]
ウェイン・ショーターが亡くなったので、彼のサックスを聴こうと思ったけど、ソロ作は一枚もないんですよね。以前は持ってたんですけど。
ショーターのサックスを最初に聴いたのはジョニ・ミッチェルとかスティーリー・ダンとかだったので、そのあたりをと思ったけど、あぁ60年代マイルズもあるかと、あれこれ思案して、あぁそうだこれがあったと取り出したのが、ウェザー・リポートの「Mysterious Traveller」です。
ウェザー・リポートの作品は数えるほどしか聴いてないけど、これが好き。
ジャコパスもはいってからのかっちりとまとまった(印象がある)作品よりも本作のようなジャズ的にバラけた?感じの方が好きです。というか単にアルフォンソ・ジョンソンのベースが好きなだけかもしれないけど、ジャケのイメージ通りのスペイシーな雰囲気も好き。そしてタイトルに準ずるようなショーターのサックスのミステリアスな響きも良し。
Apple Music Playlist 2023.03.05 [Astral's AM Playlist]
Apple Music Playlist 2023.03.04 [Astral's AM Playlist]
De La Soul:Buhloone Mindstate
昨日からDe La Soulのアルバムがストリーミング解禁されたので、順番に聴いています。「3 Feet High And Rising」は当時とても注目されていたのでよく覚えていますが、僕はまだまだ普通のロック・ファンだったので、ヒップホップに対する興味はまったくありませんでしたね。聴いても全然わからなかったでしょう。その後あれこれ聴いてきて、ようやくこういう音楽も楽しめるようになったわけです。彼らの作品は夥しい量のサンプリングを使っているので、配信に関しても権利関係が大変だったようです。この頃のヒップホップは改めてサンプリング・アートだなぁと本作を聴いても思う。加えて本作にはMaceo Parker、Fred Wesley、Pee Wee Ellisが参加。当然のことグルーヴィで楽しいなぁと思ってたら、突然日本語ラップが聴こえてきて高木完とスチャダラパーも参加してました。
スティール・パルスを再発見 [R&B/JAZZ/etc]
UKレゲエというとアスワドくらいしか聴いたことなかった。
なんかジャマイカ産が本場で、UK産は亜流みたいなイメージを持っていたこともある。
最近再発見したのが、スティール・パルス。
2003年に出たアイランド・レゲエ・クラシックスの一枚。初期3枚からセレクトした日本編集盤。
1stから6曲、2ndから4曲、 3rdから6曲、アルバム未収録シングル曲が1曲なんですけど、これは素晴らしいコンピです。
初期3枚「Handsworth Revolution」「Tribute to the Martyrs」「Caught You」はどれも名盤と呼ぶにふさわしい出来なので、そこから厳選した16曲+1だから強力なわけです。そのうちバラでそろえるかもしれないけど、ちょうどこれが安く売ってたので。
ジャマイカ産とは違うシャープで洗練された歌とグルーヴに浸っています。妙に洒落たテンション・コードとか使ってたりして、洒落たところも耳新しい。
最近は新譜よりも旧譜を再発見することが多いな。