ひさしぶりにレコードを売る [ひとりごと]
4月に大量にCDを売り払いましたが、その時、レコードもと思ってたんですが、今日からディスクユニオンが買い取りアップキャンペーンを始めたので、さっそく34枚ほど売ってきました。
ちょっと少ないですけど、手で持っていくにはこれが限界で。まぁ実際もういいかなと思うのはこれくらいだったんですけど。
僕が熱心にレコードを買ってたのって、80年代~90年代前半あたりまで、まぁその後も90年代はちょこちょこと買ってた気がしますけど。以前は2年に一度くらいは部屋に溢れたCDやレコードを処分してたんですけど、レコードはこの20年くらいはほとんど増えないので、そのままになってたんですよ。とはいえほとんど聴かないものも多くなっていて、でも持っていくのにはレコードはかさばるのでね。
既に厳選されたものになってたんですけど、これでより一層厳選したものになりましたね。
最近またレコードが人気だってのは知ってましたけど、実際どれくらいの値が付くのかわからなかったですけど、意外に高値で売れました。7割がたがロックで、取り立ててレアなものがあるわけでなしせいぜい平均100円、10%アップで4,000円くらいになればいいかなんて思ってたんですけど。ふたを開けてみれば14,000円ほどになりました。わーい。
20円なんてのもありましたけど、ニール・ヤングの「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」が1,100円、「ハーベスト」も1,300円、両方とも邦盤で、「ハーベスト」は自分でも気づいてませんでしたが、70年代に最初に日本でリリースされた時の盤だったんですね。どうも邦盤のオリジナル盤みたいなのが高値が付くみたいです。ちゃんと帯付きでね。あと、ロバート・ワイアットの「1982-1984」というシングルのコンピレーション盤も1,000円くらい。これは結構レアかなと自分でも思ってたんですけど。
さすがに万単位で売れたのはないんですけどね。
菊地雅章の「ダンシング・ミスト」も1000円でした。これは10数年前に日本のジャズをよく聴いてる時に、ヤフオクで落札したんでした。当時はここらの日本のジャズって全然CD化されてなかったんですよね。
でも一番高く売れたのが、意外にもデトロイト・テクノのURの12インチ「The Final Frontier」でした。URは他にも数枚持ってったんですが、他は250円くらいなのに、これは2,100円。最近はクラブ・ミュージックの中でもテクノは全然人気ないので、どれも10円くらいかもと思ったので、びっくりしました。査定紙を見るとこれは「Detroit Cosmic Acid, UR初期傑作!!」とのこと。まぁそうだったかな。
でもロックでもだいたい300円くらいで売れたので、今はCDよりもレコードの方が高値が付くんだなぁと妙に納得しました。
これが2100円です。僕の好きなURはもう少しフュージョンちっくなやつなんですよ。
ちょっと少ないですけど、手で持っていくにはこれが限界で。まぁ実際もういいかなと思うのはこれくらいだったんですけど。
僕が熱心にレコードを買ってたのって、80年代~90年代前半あたりまで、まぁその後も90年代はちょこちょこと買ってた気がしますけど。以前は2年に一度くらいは部屋に溢れたCDやレコードを処分してたんですけど、レコードはこの20年くらいはほとんど増えないので、そのままになってたんですよ。とはいえほとんど聴かないものも多くなっていて、でも持っていくのにはレコードはかさばるのでね。
既に厳選されたものになってたんですけど、これでより一層厳選したものになりましたね。
最近またレコードが人気だってのは知ってましたけど、実際どれくらいの値が付くのかわからなかったですけど、意外に高値で売れました。7割がたがロックで、取り立ててレアなものがあるわけでなしせいぜい平均100円、10%アップで4,000円くらいになればいいかなんて思ってたんですけど。ふたを開けてみれば14,000円ほどになりました。わーい。
20円なんてのもありましたけど、ニール・ヤングの「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」が1,100円、「ハーベスト」も1,300円、両方とも邦盤で、「ハーベスト」は自分でも気づいてませんでしたが、70年代に最初に日本でリリースされた時の盤だったんですね。どうも邦盤のオリジナル盤みたいなのが高値が付くみたいです。ちゃんと帯付きでね。あと、ロバート・ワイアットの「1982-1984」というシングルのコンピレーション盤も1,000円くらい。これは結構レアかなと自分でも思ってたんですけど。
さすがに万単位で売れたのはないんですけどね。
菊地雅章の「ダンシング・ミスト」も1000円でした。これは10数年前に日本のジャズをよく聴いてる時に、ヤフオクで落札したんでした。当時はここらの日本のジャズって全然CD化されてなかったんですよね。
でも一番高く売れたのが、意外にもデトロイト・テクノのURの12インチ「The Final Frontier」でした。URは他にも数枚持ってったんですが、他は250円くらいなのに、これは2,100円。最近はクラブ・ミュージックの中でもテクノは全然人気ないので、どれも10円くらいかもと思ったので、びっくりしました。査定紙を見るとこれは「Detroit Cosmic Acid, UR初期傑作!!」とのこと。まぁそうだったかな。
でもロックでもだいたい300円くらいで売れたので、今はCDよりもレコードの方が高値が付くんだなぁと妙に納得しました。
これが2100円です。僕の好きなURはもう少しフュージョンちっくなやつなんですよ。
Hot Like Fireについて [ひとりごと]
これまで聴けなかったアリーヤのブラックグランドからの2nd「One in a Million」がストリーミングで聴けるようになったそう。彼女のアルバムではこれが僕は一番好き。
最後の曲が僕も持ってるCDと違うなぁと思ったら、僕のは邦盤のボーナストラックで、ストリーミングの方はまた違うボートラの「Hot Like Fire" (Timbaland's Groove Mix)」。
うーんナイス・グルーヴです。
最後の曲が僕も持ってるCDと違うなぁと思ったら、僕のは邦盤のボーナストラックで、ストリーミングの方はまた違うボートラの「Hot Like Fire" (Timbaland's Groove Mix)」。
うーんナイス・グルーヴです。
Apple Music Playlist 2021.08.18 [Astral's AM Playlist]
Apple Music Playlist 2021.08.17 [Astral's AM Playlist]
B.B. King:To Know You Is to Love You
僕はBBの全盛期と言われる録音をほとんど聴いたことがないんですよね。たぶんブルースにおけるギターというものにそれほど興味がないからなんだと思うけど。唯一持ってるというかちゃんと聴いてる晩年の「One KindFavor」が好きなのも全体のサウンドが好きなんですよね。本作は1973年のフィラデルフィア録音。タイトル曲はスティーヴィー作。「Respect Yourself」とかやってて、モダン・ブルーズン・ソウルなアルバムで、大層好みなわけです。もっと早く知ってたかった。こういうレジェンドの王道から外れた作品はほとんど取り上げられないからなぁ。
Apple Music Playlist 2021.08.16 [Astral's AM Playlist]
4人のピアニストと仲間たち [イベント]
お盆休みに入った途端、雨ばっかりですね。
そんな雨の中、今日は機会があり、コンサートに行ってきました。めずらしくクラシックです。題して「4人のピアニストと仲間たち Summer Concert ~煌めくピアノアンサンブルの響き~」という、ピアノ2台使った室内楽です。
演奏者を記しておきましょう。
ピアノ 稲吉宏佳 関和花奈 藤澤康子 高須久子
フルート 高須洋美
ヴァイオリン 城所洋子
パーカッション 石川智映子
稲吉宏佳さんは今春、音大を卒業したばかりだそうで、立ち居振る舞いからして初々しいしかった。普段クラシックは熱心に聞いてるわけでも無いので、演奏に関してあれこれいうことはできないですが、こういうのもたまには良いなぁと思いました。
演奏された曲も「くるみ割り人形」「ボレロ」など、わかりやすくって。チケットも1500円で、特別有名な演奏家でないと活動していくのも大変なんだろうな。
ともあれちょっと贅沢な時間を過ごせて良かったです。
Apple Music Playlist 2021.08.13 [Astral's AM Playlist]
Apple Music Playlist 2021.08.11 [Astral's AM Playlist]
Apple Music Playlist 2021.08.10 [Astral's AM Playlist]
ダブ・テクノをジャズの手法で変異 [R&B/JAZZ/etc]
テクノをはじめとするクラブ・ミュージックにハマったのはもう20年近くに前になるが、その頃もちろんベーシック・チャンネルも耳にした。僕が好きだったデトロイト・テクノとは違った、真っ暗闇の中で、得体のしれないものが静かに蠢いてるような音楽は、当時の僕にはよくわからないものだった。URみたいなわかりやすいダンサブルさもなかったし。
よくわからいというか上手く反応できなかったと言った方が良いか。音楽自体にほとんど変化がないものだったしね。あのダビーなグルーヴというのはやはりクラブで聴いてこそかなとも。
そのベーシック・チャンネルの首謀者であるモーリッツ・フォン・オズワルド・トリオの新作「DISSENT」にここ数日惹きつけられるように耳を傾けている。
トリオ名義で数作リリースしているようだけど、メンツは違うようで、本作ではジャズ・ドラマーとアメリカのエレクトロ・アーティストとのコラボ。
ジャム・セッションにより作り上げられた作品で、まるでエレクトリック・マイルズをダブ・テクノ・リミックスしたような音楽は覚醒と鎮静作用を同時に施されるよう。
ジャズ的な手法を大きく取り入れた作品だと言えるけど、たぶんジャズ・ファンからすると退屈してしまうかも。楽器のソロがあるわけじゃなし、基本的にずっと同じだから。
とはいえこのハインリヒ・ケベルリングの淡々としていながらニュアンス豊かなグルーヴの中で、少しずつ背景の色やグラデーションが変化していく。それはかすかな星の光しか見えない夜空を見つめるようで、時間を忘れて聴き入ってしまう。音像を楽しむためにヘッドフォンで聴きたくもなる音楽です。
ベーシック・チャンネル時代からのダブ・テクノをジャズの手法で変異させたのか、逆にジャズを変異させたのか。ともあれ、ひとつの到達点のように思える。