安定のFlower 12thシングル

Flowerの12枚目のシングル「優しで溢れるように」。
毎日何回も飽きることなく聴いてます。

タイトル曲はJUJUの名曲のカバーだそうで、JUJUには興味がないのであえてオリジナルに言及はしません。前シングル「瞳の奥の銀河」同様、切ないメロディーがFlower映えするミディアム・ナンバーで安定の楽曲ですね。鷲尾玲奈の訴求力を増した歌に安心して身を任せられる。いい歌手になりました。

それよりも個人的にツボなのはカップリングの「紫陽花カレイドスコープ」のほう。
この曲のサウンド・コンセプトはずばりヒップホップソウル。続けてTLCの「WaterFalls」を聴きたくなる。2ndアルバム以来、作詞を担当する小竹正人がここでも色彩感豊かな歌詞を提供してます。タイトル通りこれからの季節なぴったりの清々しい楽曲。Bメロの主旋律に絡む、無理のないバックコーラスのメロディなど聴くとこういうR&B的な楽曲自体が日本のポップスとしても成熟してきたなぁと思います。

パフォーマーがいるグループだけにMVがいつも力の入った出来なのがうれしい。
今回も楽曲のスケールをダンスとファンタジックなCGを駆使して表現。メンバーの美しい立ち姿も含め素敵な仕上がりになってます。
歌っているのは鷲尾玲奈ひとりなんですが、やっぱりグループなんですよね。
これはとってもとっても重要なことで。

2nd以降もう「Blue Sky Blue」「瞳の奥の銀河」とこのシングルでカップリングも含め8曲もリリースしてます。3rdアルバムはこの冬あたりだろうか。期待いっぱいで楽しみ。

ほーんと今一番素直にいい曲だなぁ、いい歌だなぁと聴いていられる日本のポップスなんですよね。
その事も含めて色々記しておこうと思ったんだけど。
それはまた後日。