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タイ・ポップスをもっとり知りたい [ひとりごと]

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すっかりタイ音楽に目覚めてしまったわけですが、日本でタイ音楽について書かれた数少ない書籍のひとつ、前川健一著「まとわりつくタイの音楽」を読んでます。
アマゾンでみつけたんだけど古本なのに2500円もするから高いなぁと思って、試しに調布図書館で探したらありました。やるな調布図書館。

94年出版ですから、20年以上前の本ですけど、タイ音楽の基礎知識を得るには願ってもない本ですね。パオちゃんがカバーしている歌手もたくさん載っているんでしょう。
でもCDにはタイ語しかないからいったい誰のなんて曲をカバーしているのかもわからなくてオリジナルが誰かさがすのが大変なんですよね。

この本表紙にはプムプアン・ドゥアンチャンが写ってますが、彼女のことを僕はほんと全く知らなかったんですよね。理由は僕がアジア歌謡にそれほど興味を持ってこなかったからというのが、ほぼ9割くらいを占めると思うんですが。

でもねぇ例えばエルフィ・スカエシとかワルジーナとかサローマとかヘティ・クース・エンダンとか。そういった他のアジア歌謡の歌手の名前は20年以上前から知ってましたよ。実際にその音を耳にするのはずっと後年ですけど。でもプムプアンの名前は全く知らなかった。
なんでだろう?とちょっと不思議なんですよね。
例えば上にあげた人たちのCDは日本でもリリースされていたと思うんですけど、プムプアンは?というかタイの音楽のCDってマレーシアやインドネシアの歌手と比べると邦盤リリースは極端に少ないような気がする。

都度都度話題にしてますが、「中村とうようが選ぶ大衆音楽100選」にはタイというとロック・バンドのカトンくらい。だからカトンの名前は昔から知ってた。
あの100選がのっているミュージック・マガジンは89年だからプムプアンの人気は絶頂期なんですよね。かなり体調が悪くなった頃みたいだけど。とうようさんはプムプアンをあまり評価してなかったのかな。それは構わないんですけど、とうようさんがプムプアンやルークトゥンについて語っているのを読んだ覚えがあまりないんですよね。

この本には先日パオちゃんがタイフェスで歌ったバラード曲の歌詞が載っています。
曲名は「ナックローン・バーンノーク(田舎者の歌手)」。
プムプアンの曲というだけでなくルークトゥンの象徴的な歌なんだそうです。

陽は傾き、夕暮れて
有名歌手になれたら私も帰ろう
生活は苦しく貧しく食べるものがなくても
じっと耐える

この田舎者の歌手が皆様方のために歌います


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