誰よりも狙われた男 [映画]
スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの同名小説を映画化。ドイツで極秘テロ対策チームを率いる男は、密入国した青年を利用しテロリストに資金提供している大物を検挙しようとするが、非情な神経戦へと追い込まれていく―。
アントン・コービン監督「誰よりも狙われた男 」。
写真家としては知ってたけど映画もとっているとは知りませんでした。
ジョン・ル・カレの原作が優れているとはいえ、けして簡単ではない問題をわかりやすくもせず、かといって映画として無理な起伏を持たせるでもなく。地味ともいえるストーリーを最後まで緊張感を途切れさせず見させるのは、演者たちの確かな演技と卓越した演出力による。
昨年亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマン、いい役者でした。
今見るべき傑作。
2015-03-21 20:06
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