エレガントなラテン・ジャズ・ピアノ [ラテン・ジャズ]
パキート・エチャヴァリア2009年作「Frankly」。
オルケスタ・リヴェルサイド、コンフント・カシーノで活動してきたピアニスト。
両者ともトゥンバオのキューバン・クラシックスにあった気がするけど未聴。
これは74歳の彼が発表したフランク・シナトラの愛唱曲をラテン・ジャズ・カバーした作品。
アンディ・ゴンサーレス(bass)、ダフニス・プリエト(Drums)、ペドロ・マルティネス(percussion)をバックに、曲によって、ブライアン・リンチ(Trumpet)、フィル・ウッズ(Alto sax)が加わる。完璧です。
とにかく、主役のピアノが軽やかでエレガント。
昨年、アラン・トゥーサンがジョー・ヘンリー・プロデュースで出したアルバムがあちこちで高く評価され、ニューオーリンズ・エレガンスなどと言われたけど、僕にとってはあれはかなり??な作品で、こっちの方がずっとエレガントだと思うんだけどなぁ。
エレガントだけれど、気取った感じは全然なくてピアノ弾きながら時々舌を出して笑ってそう。
お茶目なじいさんの笑顔が思い浮かぶような素敵なCDです。
2010-08-04 22:06
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0