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フロスト警部シリーズについて [本]

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今日は今年読んだ本で一番ハマったフロスト警部シリーズについて。
R.D ウィングフィールドという作家のミステリーで、その筋では結構有名なシリーズ作品みたいなんですが、夏ごろに知って、滅法面白くていやぁハマりましたね。

主人公のフロスト警部がもう魅力的で、しょうもないギャグやセクハラまがいのダジャレ満載。だらしくなくツキまかせでカンで行動する割にはあまり当たらず、それでいてしつこい仕事中毒。だけれど熱い正義感を持ち、ヘロヘロになりながら、事件を解決していく。こんな魅力的な主人公はなかなかいない。イギリスらしい皮肉っぽいユーモアがまたいいんですよね。

読みながら思わず声を出して笑ってしまう本なんてざらにあるもんじゃない。
全部で6作かな。どれもかなりのページ数で、後半3作くらいは前後編1000頁近い大作ですが、面白すぎて頁を繰る手が止まらない。
残念ながら作者はもう亡くなってしまっているので、最後の「フロスト始末」は正月休みにとっておいたのに、結局我慢できずに読んでしまった。これからこのシリーズを読む人がうらやましい。

年末年始の休暇にどうぞ。激おすすめしたい。
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