SSブログ

フィービ・スノウと再会 [ポップ/ロック]

SecondChildhood.jpg

今年よく聴いた旧譜にフィービ・スノウの「Second Childhood」があります。。
なぜ今頃フィービ・スノウかっていうと、ちょうど昨年の今頃、愛聴盤のひとつである「New York Rock & Soul Revue」を聴いたんですよ。ドナル・フェイゲンが音頭を取ったライブ盤ですけど。
あれにフィービも参加していて、あらためてフィービ・スノウいいなと思って。

フィービ・スノウは音楽を熱心に聴き始めた頃に70年代の作品はひととおり聴いていて、ひさしぶりにでた89年の「Something Real」は新譜で買ったと思う。でもそんなにハマらなかった。当時の僕の趣味からするとたぶん洗練されすぎてたのかな。もっと田舎っぽいもの素朴な感じのもののほうが好きだったから。

それで30年ぶりくらいにまた興味をもって。サブスクで色々聴いて、一番気に入ったのがこの76年の2nd「セカンド・チャイルドフッド」でCDも買った。一曲目のサックスがデヴィッド・サンボーンで、当時の東海岸ファースト・コール・ミュージシャンを擁したフィル・ラモーンのプロデュースが丁寧で素晴らしいんですよ。
大都会の音楽って感じでよく聴きました。ヴィブラートの聴いた歌声が大都会ニューヨークの夜のしじまに溶けていくようで、夜灯りを落として聴くと良いんですよねコレが。

特にお気に入りは「Sweet Disposition」。ハワード・ジョンソン編曲のチューバ・クインテットがカッコよくって。彼らはタジ・マハールのライブ盤にも参加してましたよね。
シュープリームスのカバー「Going Down For The Third Time」もファンキー&ブルージー独自に染め上げ、ラストはガーシュイン「There's a Boat That's Leavin' Soon for New York」。これもまったくのオリジナルな響きですごい人だな。

ジャケも素敵なのでレコードで欲しいなとマジで思ってます。
nice!(0)  コメント(0)