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2019年良く聴いた曲 その1 [ひとりごと]

アルバムのベスト10だけだと、今年よく聴いた曲がかなり漏れてしまうので、曲単位のベストという記事も作ろうと思ったんだけど、時間がないので、とりあえずポロポロと記事にしておきたい。

まずジェネイ・アイコです。
彼女の「Triggered (freestyle)」。


副題のフリースタイルってのは多分ラップのフリースタイルと同じような意味なのかな。ラップにメロディがついたような、鼻歌というか話し言葉が自然と歌になったような曲で、今年聴いた歌の中で、最も「今の歌」だなぁと感じた曲、今年一番静かに胸を震わせたというか、キュウっと胸を締め付けてくれた歌でしたね。深く感動したというのとはちょっと違う。

タイトルはムカつくって意味で、別れた彼氏に八つ当たりしてるみたいな、まだ気持ちが残っていて、でももう終わっちゃったというのが、歌のスタイルも含めてすごくリアリティをもって表現されていることに僕は「今の歌」だなと感じたわけです。
後半の溢れるようなエモーションに静かに胸を震わされちゃったんですよ。

まぁ普段歌詞なんて気にしないのに、なんか歌詞が気になる曲だったんで、調べてみたらこんなサイトが見つかりました。
http://www.nextenglish.net/triggered-freestyle-jhene-aiko
ここでMVと歌詞を見ながら聴くと面白さがよくわかります。

声量もないし、ソウルフルに歌い上げるわけでもない歌は、多分かつての自分なら、興味の対象外だったと思うんですけど、今年はラップ的な歌をよく聴いたこともあって、なんか感覚が変わってしまいました。こういうのを普段聴かない人はどう思うんでしょう。所謂サザン・ソウル的な濃い歌を基準とすると鼻にもかけられないような歌かもしれません。

ライブではアレンジを変えてるわけでもないのに、なんだかジャズのスタンダードみたいな趣があって面白い。客席の女の子達がみんな大合唱なところも今の歌なんだなと感じます。


軽く紹介するつもりがなんだか熱っぽい記事になってしまった。
最近リリースされたばかりの姉妹曲のような「None of Your Concern」もよく聴いてます。こっちもなんか語りたいことがある気がする。
過去作はまだほとんど聴いてないけど、今一番アルバムが待ち遠しい人です。
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