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アデのアイランド・イヤーズをボックス化せよ! [アフリカ]

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最近アフリカものを聴いてなかったなってことで、今夜はサニー・アデを。
記事のタイトルはそういえばアデのアイランド・イヤーズは今廃盤なんだよなっと思いまして。確かストリーミングでも聴けなかったような。
アフリカ音楽の名盤中の名盤がなんで気軽に聴けないんでしょうね。まったくわかんない。
ボブ・マーリーはCDでもデラックス・エディションとかあんのに。

アイランド作品3枚の中でも一番評価が低い気がする「AURA」。たぶんスポンテイニアスなノリよりもプログラミングっぽいノリが低評価の理由のような気がするけど、実際僕も本作を入手したのは4-5年前だったりする。

でもさ。最も脂ののった快進撃中のこの時期のアデの作品に駄作なんてあるわけもない。アイランド作品の中では比較的長尺な頭2曲からしてモーカッコいーもんねぇ。
今でもアフリカ音楽に興味のある人にはこの時期のアデを勧めたって別にいいと思うよ。それくらい全く古くなってないしね。

クレジットを見て今更ながらトニー・アレンが参加していることを知る。
そうか。そうか。やっぱストリーミングでクリックしてばっかじゃいかんな。
そんなわけで廃盤なのに中古で見つけると500円くらいだったりする本作。
傑作ですよ。
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ド演歌なバラードバカ一代 [R&B/JAZZ/etc]

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そんなわけで手持ちのCDから今夜はルーサー・ヴァンドロスを。最近のマイ・ブームがルーサーなんですよ。同時代的にはほとんど興味なかったんだけど。ストリーミングで最近のとんがった?音楽とか聴いてると、ド演歌的な歌が無性に聴きたくなって、手を伸ばしたのがルーサーでした。

本作「Your Secret Love」は96年作で、ストリーミングでは聴けなかったんですが、中古で250円で見つけたのでゲット。まぁこういうのほんとやっすいからねー。
特別期待してたわけじゃないんだけど、これが意外に良くって。良く聴いてる。

96年の時点でも特別新しくもない。というかもう80年代から変わらないブラコン路線。一曲目のタイトル曲からバラード。8割くらいバラードで。バラードバカ一代だな。でも歌は上手いし曲は良いし。まぁこいうのが聴きたかったってのもありますけど。
歌手としてとりわけ愛されたのはただ歌が上手いってだけじゃない非凡さなんだろう。そこんとこ僕はまだよくわかってないけど。

バラードばっかりのところ、ラップいりのミディアム・グルーヴ「I Can't Wait No Longer (Let's Do This)」が良し。結局こういうとこに一番反応しちゃうのはどうなんだと我ながら思う。
スティーヴィーの「Knocks Me off My Feet」も特別変わったアレンジでもないのに自然と自分の土俵に引き入れているのがやっぱ歌の度量が大きいってことなんだろうか。
力のある人が丁寧に作ればこれくらい当たり前かな。秀作です。
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アップルミュージックを一旦解約 [ひとりごと]

今年初めから再びはじめたアップルミュージックを一旦解約しました。
なんか毎日あれこれ聞き漁ってるのに疲れちゃった。音楽バカなので聴いたことのない旧譜から聴きたい新譜までいっぱいあるからさぁ。キリがない。

あれこれ聴いてるうちに、なんかノルマをこなしてる?みたいな気分になっちゃって。でもやめられないのが音楽バカなわけで。ついでに検索してクリックすれば聴けるってのは楽なんですよね。人間楽な方に流れて行ってしまうもんです。

一杯聴いてる割には全然人生が毎日が豊かになってる気がしないな。
CD棚みたら、俺良いCDいっぱい持ってるじゃん。もっとこれ聴かないと!
ってなわけでとりあえず解約。

まぁスポティファイはフリーだけど少し聴けるから新譜で聴きたいのがあればそっちでチェックして。しばらくは手持ちのCDを聴こう。

でもストリーミングってのももう少しドメスティックと英米の音楽以外のプレゼン機能を強化してくれないかな。
例えばアフリカの音楽に興味があったって、欧米で有名なサリフ・ケイタやユッスー・ンドゥールとかしか知らなければ、関連アーティストを辿ってもパウロ・フローレスにはどうやったって辿り着けない。というかほんと欧米で有名な人達しか辿れないんだよな。なかなか知らないけどこれは良いってのには巡り会えないんだな。

CD買うってのはやっぱり相当聴いてみたいという気持ちがなければ買わない。ストリーミングの時代って多分そこらへんの敷居が低くなるわけだから、買わなくても聴けるんだから。
欧米の有名盤ばっかりプッシュしてこないで欲しいよ。
たぶん新譜として画面にポンっと出てくるかどうかがこれからは重要なんじゃないかな。笹川美和なんて、でてきたから聴いてみたんだもの。日本人でさえそうなんだもの。

ブラジルもアラブもアジアも新譜にもっと気軽に触れられるようんなってほしい。検索して辿って辿ってもさっぱり見つからない。
これを聴いてる人はこれも聴いてるみたいな。個々の音楽家の名前を知らないければたどり着けないんじゃ、いくら目の前にたくさんあってもさ。

長くなってきたので今夜はこのあたりで。
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Apple Music Playlist 2018.09.27 [Astral's AM Playlist]

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Mike Mainieri:Love Play
名前は知ってるジャケも知ってるけど興味持ったことなかったな。ヴィブラフォン奏者だったのか。この人の参加したアルバムは聴いてるんだろうけど。思い当たらない。77年当時のフュージョンの顔役的なメンツによる演奏は無駄なく艶やか。オリジナル曲も良く、いまひとつ地味なのはこの味わいに欠けるマイケル・フランクスみたいな歌のせいかもなぁ。
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Apple Music Playlist 2018.09.26 [Astral's AM Playlist]

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Dizzy Gillespie:Gene Norman Presents Dizzy Gillespie and His Orchestra
チャノ・ポソを加えたリズムが一曲目からドッタンバッタンうるさいねー。でもサイコーです。48年のライブ盤。特別ラテンっぽいというわけでもなく普通にビバップなわけですが、吹き上げるような音の熱気がすんごい。トランペットも景気よく鳴り響いてスカッとするぜ。
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Apple Music Playlist 2018.09.25 [Astral's AM Playlist]

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Change:Love 4 Love
もうすぐシックの新作も出るってことでディスコがきてるらしい。このイタリア産ディスコ・グループも復活。昔取った杵柄よろしくナイス・グルーヴが気持ち良い。特別アップデートせずとも今な感じ。適度にメロウな曲も完成度高い。楽しい。
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Apple Music Playlist 2018.09.24 [Astral's AM Playlist]

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TAMIA:Passion Like Fire
前作も良かったタミアの新作。一時期シーンから消えていたのを取り戻すように最近は好調を維持。先行シングル「Leave It Smokin’」は結構なヒットになってるみたいですが、アルバムの方も今年度屈指の力作になってます。美しさも目を引くジャケとタイトル通り燃え上がるようなパッションに溢れた歌いっぷりに胸がすく。曲の粒が揃ってるね。思わず続けて2回聴いちゃう。アルバム未収録のこのシングル・リミックスも良いなぁ。

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Apple Music Playlist 2018.09.23 [Astral's AM Playlist]

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Jules & The Polar Bears:Fenêtîks
ジュールスを熱心に聴いていた90年代、70年代後半から80年代にかけて組んでいたこのバンドの音はベスト盤で数曲聴けただけだった。2枚アルバムを残して、お蔵入りした3枚目が90年代後半に突然CD化されたっけ。本作は2枚目かな。調べるつもりもない。今更聴いてどうということもないんだけど。思いっきりニューウェイブなB級ロック・バンドだなぁ。でもジュールスのソングライティングにはキラリと光るポップ・センスが垣間見える。オーセンティックを辿らないメロディがこの人らしい。がだから売れなかったとも言える。そもそもこのジャケじゃ売れないよな。
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暗殺のオペラ [映画]

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20世紀を代表するイタリア映画界の巨匠ベルトルッチが29歳の若さで作り上げた奇跡の傑作!北イタリアの町で、ファシストの手によって殺された父。その死の真相を探る息子の姿を描く。

ベルナルド・ベルトルッチ監督:暗殺のオペラ
無理だろうなぁと思いながら見に行ったけど、やっぱり無理でした。こういうヨーロッパの芸術映画はどうも私には敷居が高い。途中気を失いそうになりました。すべてが唐突すぎて何の説明もなく多分監督の脳内イメージを映像化してるんだろうけど、絵的に美しいシーンがあるのはわかる。でも物語を語るための絵でなくて、観念に追従してくようで感動できませんでしたね。
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Apple Music Playlist 2018.09.21 [Astral's AM Playlist]

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MIME:Capricious
ほんとネット時代と言うのは海外の音楽との時差がまったくないな。サウンドの一部のように癖のないなめらかな歌声がまさにイマドキな日本のネオ・ソウル・バンドの初作。曲もキャッチーだし、上手くいけばサチモスの対抗馬?になれるかも。ナイス!
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