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年末に買った2枚 [R&B/JAZZ/etc]

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今年は昨年末に買った2枚のCDのことから始めましょうか。
一枚はジェームス・マクミランの「アップ・オール・デイ.アップ・オール・ナイト」。95年の作品なんですけど、誰も知らないかな。

僕のオール・タイム・フェイバリットであるブライアン・ケネディの99年作「Now That I Know What I Want」をプロデュースしたのが、このジェームス・マクミランなんですが、どういう人なのか当時はよくわからなかった。ケネディは90年代はヴァン・モリソンのバンドにいて、ヴァンの95年作「Days Like This」のトランペット奏者に同じ名前の人がいるんですけど、トランペット奏者とR&B的な音作りをするプロデューサーというのが上手く結びつかなくて同一人物なのかなぁ。多分そうだと思うけど・・・って感じだったんですね。

その後ネットの情報も豊富になって、同一人物で、トランペット奏者~プロデューサー~作曲家という人なんだと分かりました。リミックス仕事も結構やってます。それで昨年、ソロ・アルバムも2枚ほど残していることも知りました。
ブライアン・ケネディの「Now That I Know What I Want」がとにかく大好きなので、そのプロデューサーの作品としてちょっと気になってんたんですよ。

でもサブスクどころかYoutubeにさえ音源がない。どうも日本のテレビドラマの音楽なんかもやってたみたいで、その関係で2枚のソロ作は日本制作なんですね。そのせいもあってネット上には音がみつからないんでしょう。

今回入手したのは2枚目のソロ作です。
事前の情報からインコグニートのメンバーなんかが参加していると知ってたので、90年代のアシッド・ジャズ~クラブ・ジャズ的な作品だろうとは想像していました。
で実際聴いてみると、その想像どおり。

リズムは打ち込みでそのリズム・トラックの上を本人によるトランペット+フリューゲル・ホーンはじめギターやローズ・ピアノ、ヴォーカルが乗っかるという作り。ヒップホップ的なグルーヴは現行ジャズと地続きなので、違和感なく聴けます。「If I were a bell」を取り上げて、なかなか洒落たアレンジで聴かせてくれたり、最後はスティーヴィー・ワンダーのカバー「Make sure you're sure」。この曲だけアクースティック編成で当時のヴァン・モリソンのバンドのメンバーも交えて演奏しています。

カフェやバー、洋服屋さんとかで流れてたら良い雰囲気を作ってくれそうな作品ですね。まぁわざわざ探して聴くほどのこともないけど、ブラン・ニュー・ヘヴィーズやインコグニートなどこの手の音楽が好きなら気に入ると思いますよ。90年代クラブ・ジャズの佳作です。考えてみるとこういうの持ってなかったので、気持ちよくて何回も聴いてます。


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もう一枚はルーサー・ヴァンドロスの「i know」。
これはですね。昨年サブスクで聴いた時、思いだしたことがあって。
このアルバムの邦盤にボーナス・トラックとして収録されていたという「Bad Company」という曲。以前ラジオで聴いて、これがすごくカッコいい曲で。でもそのボートラはサブスクにはないんですよ。Youtubeにはあるんですけどね。

それでまぁアルバムそのものも良い作品だし、そのボートラも気軽に聴けるようにCDをゲットした次第。まぁサブスクも万能ではないということで、今年もCDはそこそこ買うことになるでしょう。


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