テキサス・テナーでパーティタイム! [R&B/JAZZ/etc]
ここ数年、ジャズやR&B/Soulの旧譜がよく1000円とかでよく再発になってる。
聴きたいのはたくさんあるけど、なかなか手が回らない。今回プレスティッジ・レーベルの再発シリーズから一枚購入。
テキサス・テナーの雄アーネット・コブの59年作「パーティタイム」。
最近、以前はB級というか軽く見ていたジャイブ系やイリノイ・ジャケーとかテキサス・テナー系をよく聞いているので、コブの代表作である本作が再発になるのを知って心待ちにしてたんです。
ビリビリと鼓膜を震わせるテナーの音がいいなぁ。
「サックスってのはこうやって鳴らすもんだろ!」「はい!その通りでっす!」
鷹揚なタイム感にのせて鳴りきったテナーがこの上なく気分よく流れていく。どこをどう切っても聴こえてくる黒いうねりが塵芥を飲み込んでいく。
ピアノのレイ・ブライアントもブルージーにコブを盛り立てる。今更ながらこういう音楽にこそ米黒人音楽の本当の醍醐味=グルーヴがあると心から思います。
イリノイ・ジャケーでも有名なテキサス・テナーの代名詞「フライン・ホーム」。
これ聴いて燃えない人はもうあっち行っててください。
2014-05-11 21:12
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