90年代もっとも歌える男の魂の咆哮 [R&B/JAZZ/etc]
朝起きたら予想通り真っ白の銀世界。
さすがに終日家で過ごす。ほんとは市役所に行く予定だったんだけど平日に行っといてよかったぁ。
でも雪降るとちょっとうれしいのは子供のころから変わらず。成長してないなぁ。
深々と降る雪の中、メロウな音楽を聴いた。
LSGの三人のうちジェラルド・リヴァートとキース・スウェットはソロ作も聴いたのに、ひとり後回しになってたジョニー・ギル。96年の「Let's Get The Mood Right」をようやく聴く。
いやぁいい!
90年代一番歌える男と言われてたのも伊達じゃない。渾身の一枚だな。今頃何言ってんだですが。
冒頭のアルバム・タイトル曲から最後までスロー~ミッド曲で占められた本作、バラードばっかりだとすぐ飽きちゃうタチなんですが、これは飽きない。
やっぱ歌の力ですかね。歌に腰があるというか。歌が流れていかない。グッと聴き手の胸の内に歌をしっかり届けてくれる。歌の描くスケールがでかい。時に歌いすぎちゃうとこもあるけど、ほんとは60~70年代に生まれたかったんじゃないかと思わせる時代遅れなソウル漲る歌にシ・ビ・レ・ル。本作の後LSGをはさんで、ソロ作は15年も出せない不遇を囲ってしまうのもわかるような気がする不器用な男の魂の咆哮。
タイトル曲はベイビーフェイス、他もジャム&ルイス、R・ケリー、ジャーメイン・デュプリ、トロイ・テイラー、トニー・リッチ。ついでにゲストにスティーヴィーにロジャー・トラウトマンときたら悪いわけない!
ほんといまさらですが名盤ですね。
トニー・リッチ作のポップなミッド・ナンバーをどうぞ。
しっかし昨日の夜から降り続けるこの雪。まだ降ってるから明日の朝まで降り続くのかな。明日の朝はどうなってんだろう。
2014-02-08 20:31
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