おおかみこどもの雨と雪／鍵泥棒のメソッド

“おおかみおとこ”に恋した大学生の花が、結婚・出産・子育てを通し成長する姿と、その子どもたちが、自分の生きる道を見つけるまでの13年に渡る物語。高木正勝の躍動感溢れる音楽と共に雪山を駆けるシーンをはじめ、アニメーションの可能性を追求し続ける細田監督の新たな傑作。

細田守監督「おおかみこどもの雨と雪」。
前作「サマー・ウォーズ」はいまひとつ波長が合いませんでしたが、本作はよかった。
演出が巧みで感心したし、俳優を声優として起用するのは好きじゃないけど、本作の宮崎葵はよかった。
今、子育てに忙しい人は見る暇がないだろうから、これから母親になる人におすすめしたい良作です。



銭湯で転倒し記憶を失った羽振りのいい男。そこへ居合わせた売れない役者は出来心からロッカーの鍵をすり替え彼になりすますも、男はなんと伝説の殺し屋だった！人生が入れ替わった二人の男に、わけあって婚活中の女も加わり繰り広げる軽妙な喜劇。　

内田けんじ監督「鍵泥棒のメソッド」 。
現在もっとも期待できる監督の一人なだけに楽しみにしてた。
相変わらず観客を楽しませる術に長けていてウマイ！
前２作のようなだましてくれる作品ではないけど気持ちよく楽しめた。
これも良作。お勧めします。

ちょっと気が早いですが、お正月のつまらないTVに飽きたらこの内田けんじ監督の前２作「アフター・スクール」、「運命じゃない人」を見るのはいかがでしょう。両方とも気持ちよくだましてくれる質のいいエンターテイメント作ですよ。