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姉妹/姉弟の絆 [映画]

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15年の刑期を終えたジュリエットは妹レアの家庭に身を寄せる。義姉への不信感を抱くレアの夫リュックはぎこちないが、彼の老父や2人の養女は屈託なくジュリエットを迎え入れるのだった。2週間に1度警察に出頭しながら就職先を探すジュリエットの心は深く閉ざされたままだ。愛する息子を自ら手に掛けた理由を裁判でも決して語ることはなかった姉。その心に近づきたい一心でレアは誠心誠意向き合おうとする。(gooより抜粋)

「ずっとあなたを愛してる」。監督のフィリップ・クローデルは小説家で、この作品がデビュー作。
この映画の肝はなぜ息子を殺めたのか?そこんとこなわけで、それは最後に明かされる。よってこの作品は一種のミステリー的に進むのだが、その理由は、まぁありがち。最後まで引っ張った割には凡庸に感じられてしまう。
子供を殺めてしまった母親の再生物語としてストレートに描いたほうがよかったと思う。
監督が元々小説家なだけに物語の進め方が小説的。丁寧ではあるが、映画としてはちょっと散漫に感じられた。でも、大仰なところのない抑えた演出は好感が持てたし、デビュー作としては及第点でしょう。
主人公を演じたクリスティン・スコット・トーマスの演技は素晴らしかったと思う。

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早くに夫を亡くした吟子は、東京の私鉄沿線の一角で、小さな薬局を女手一つで切り盛りしながら娘の小春を育て、義母の絹代と3人で暮らしていた。小春とエリート医師の結婚が決まり、一家は幸せの絶頂にあった。そして結婚式当日。和やかに始まった披露宴に、にわかに暗雲が―吟子の夫の13回忌で大暴れしたのを最後に、音信不通になっていた吟子の弟・鉄郎が紋付き袴で現れたのだ。(gooより抜粋)

山田洋次監督作品「おとうと」。ストーリー展開、、演出、ギャグ、泣かせどころ全てがベタだけど、それを言うのは野暮というもの。「寅さん」同様、素直に笑って泣けばよろしい。
笑福亭鶴甁はお笑い芸人として面白いと思ったことはないけど、昨年の「ディア・ドクター」といいこの作品といい、役者としてはすごくいいんじゃないですか。
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