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ヤバイ空気満ちるライブ [R&B/JAZZ/etc]

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最近一番のヘビロテはボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの「キャッチ・ア・ファイアー」の50周年記念盤に収められた、DISC2「パレス・シアター・ライブ」(1973年5月24日)です。

サブスクではこの2枚目だけ聴けないんですよね。今どきこういうのもうやめた方が良いと思うけど。
ウィークエンド・サンシャインでかかってたのを聴いて、全部聴きたくて買いました。
ボブ・マーリー、ピーター・トッシュ、バーニー・ウェイラーの3人が揃った公式のライブはこれだけなんですよ。

このライブはBBCのラジオ用のライブで曲間に司会の曲紹介とか入るんですけど、それでももうこの時期らならではの、なんというかヤバイ空気に満ちていてカッコいい。
僕はレゲエには長いことあまり惹かれなかったこともあって、「キャッチ・ア・ファイアー」もそんなに聴きまくったってこともないし、ジャマイカ・ヴァージョンが出た時もそれほど興味を惹かれなかったんだけど、ライブ盤好きなので、今回は飛びついてしまった。

こうしてあらためてじっくり聴くと、マーリーの声高に叫ぶでもない歌声の訴求力ったらない。それに被さるトッシュとバーニーのコーラスも普通に高度で洗練されてもいてお洒落です。

レゲエってギターはンッチャカンッチャカとリズムを刻むだけで、ベースがメロディ楽器のようにドラムとともにグルーヴを引っ張ってくんだなと今頃気づいたり。
アストン・バレットのベースって良いなぁと思ってたら、今日になって訃報が届いてびっくりした。

とにかく素晴らしいライブで、ひさしぶりに僕が初めて買ったマーリー盤「ライブ!」も聴き返したくなった。「キャッチ・ア・ファイアー」の収録曲のほとんどが入っているし、たぶんこれからはマーリーを聴きたくなったらこのライブ盤に一番に手が伸びることになるでしょう。
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